マーケット
11/28 15:15
38,349.06
+214.09
44,722.06
-138.25
暗号資産
FISCO BTC Index
11/29 11:43:41
14,557,964
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~新政権に対する期待感から引き続き押し目買い意欲は強い

2020/9/17 8:49 FISCO
*08:49JST 前場に注目すべき3つのポイント~新政権に対する期待感から引き続き押し目買い意欲は強い 17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:新政権に対する期待感から引き続き押し目買い意欲は強い ■JR東日本、21/3業績予想 営業損失▲5000億円 ■前場の注目材料:トヨタ、電通Gと新会社、デジタルマーケティング・DX ■新政権に対する期待感から引き続き押し目買い意欲は強い 17日の日本株市場は、こう着ながらも底堅い相場展開が続きそうである。16日の米国市場ではNYダウが36ドル高となる一方でナスダックは下落。連邦公開市場委員会(FOMC)でのハト派姿勢を期待して、寄り付きから堅調に推移した。予想通り大規模緩和策を据え置き、スタッフ予測で市場予想よりも長い2023年末までゼロ金利を予想していることが明らかになると上げ幅を拡大。 しかし、パウエルFRB議長が会見で現行の資産購入規模が適切であるとし、「現行のガイダンスは極めて強力」との考えを示すと追加緩和期待が後退し、引けにかけては上げ幅を縮小した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比変わらずの23300円。円相場は1ドル104円90銭台と円高に振れて推移している。 米国市場の流れを受けてやや利食い優勢の展開となりそうだが、FOMC通過によるアク抜けのほか、新政権に対する期待感から引き続き押し目買い意欲は強いとみられる。また、米国ではハイテク株は利食いに押される一方でバリュー株への物色がみられている。NY原油先物相場の上昇を背景としたエネルギー株への物色がみられており、セクターローションの中で日本株へはバリュー株へのシフトにより底堅さが意識されそうだ。 また、日経平均は小動きではあるが5日線が支持線として機能しており、レンジ上限レベルでの煮詰まり感も意識されてきている。4連休前であることから上値追いは慎重になりやすいだろうが、新政権への期待から押し目買い意欲は強いと考えられる。また、大型株がこう着となるものの、中小型株へは個人主体の良好な需給による物色が続いている。調整が強まる局面においても調整一巡後の切り返しも早く、一気に需給が崩れる兆候はみられていない。そのため、全般こう着のなかにおいて、引き続き中小型株へ関心が集まりやすいだろう。 本日は日銀が金融政策決定会合後に政策運営方針を発表する。金融政策は現状維持を決める公算が大きいほか、菅政権との協調態勢などが注目点となりそうであり、より政策期待が高まりやすく、下値の堅さを意識させることになりそうである。 ■JR東日本、21/3業績予想 営業損失▲5000億円 JR東日本<9020>は新型コロナウイルスの影響により、収入動向等が極めて不透明であることから未定としていた2021年3月期の業績予想を発表。売上高は前期比34.5%減の1兆9300億円、営業損益は5000億円の赤字に転落する。コンセンサス(2550億円程度の赤字)を下回る。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(23475.53、+20.64) ・シカゴ日経225先物は変わらず(23300、大阪比+0) ・NYダウは上昇(28032.38、+36.78) ・原油先物は上昇(40.16、+1.88) ・日銀のETF購入 ・米経済対策効果への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・トヨタ<7203>電通Gと新会社、デジタルマーケティング・DX ・任天堂<7974>スイッチ有料会員2600万人、「将来に向けて重要な基盤」 ・ソニー<6758>ブラジル工場閉鎖、テレビ・音響・デジカメ撤退 ・ブリヂストン<5108>仏タイヤ工場閉鎖、来年以降計画 ・日立<6501>英原発撤退を発表、投資環境厳しく ・丸紅<8002>車タイヤ販売網拡充、ASEAN軸に店舗増 ・クボタ<6326>微小流量の粉粒体制御、材料供給装置、高機能プラ製造工程向け ・JDI<6740>画面どこでも指紋認識、スマホ用センサー、タッチパネル兼用 ・KDDI<9433>KDDIなど、医薬品・料理をドローン配送、都内で実証 ・ナノキャリア<4571>PMDAと遺伝子治療薬で事前相談、年内にも第3相臨床 ・第一三共<4568>ADCがん治療薬の第2相臨床開始、日米欧80人対象 ・日本触媒<4114>ファンケルと化粧品素材を開発、抗ウイルス効果 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(最終日) <海外> ・10:30 豪・8月失業率(予想:7.7%、7月:7.5%) ・10:30 豪・8月雇用者数増減(予想:-3.5万人、7月:+11.47万人) 《ST》
関連銘柄 13件
4114 東証プライム
1,833.5
11/28 15:30
-6.5(%)
時価総額 286,026百万円
アクリル酸等の基礎化学品、高吸水性樹脂等の機能性化学品を手掛ける化学メーカー。高吸水性樹脂で世界トップシェア。自動車触媒、電池材料等も。エネルギー事業、エレクトロニクス事業等の成長事業にリソース投入。 記:2024/10/09
4568 東証プライム
4,717
11/28 15:30
+75(%)
時価総額 9,184,159百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
4571 東証グロース
167
11/28 15:30
-1(%)
時価総額 11,794百万円
mRAN医薬に特化したバイオベンチャー。旧社名はナノキャリア。組織再生領域、ワクチン領域などでパイプラインの研究開発を行う。花王と包括共同研究契約を締結。アクセリードグループ等との連携強化を図る。 記:2024/10/11
5108 東証プライム
5,360
11/28 15:30
+64(%)
時価総額 3,825,421百万円
世界的なタイヤメーカー。1931年創業。生産拠点数は国内外で100超。化工品事業、スポーツ・サイクル事業等も手掛ける。海外売上比率は7割超。乗用車用プレミアムタイヤの拡販などで販売ミックスの改善図る。 記:2024/08/10
6326 東証プライム
1,914.5
11/28 15:30
+7(%)
時価総額 2,252,729百万円
世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27
6501 東証プライム
3,789
11/28 15:30
+54(%)
時価総額 17,567,960百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6740 東証プライム
19
11/28 15:30
±0(%)
時価総額 73,727百万円
ディスプレイデバイスメーカー。自動車用ディスプレイの車載向けが主力。スマートウォッチやVR機器等の民生機器用ディスプレイ、医療用モニター等も。eLEAP、HMO、メタバースなどを成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/20
6758 東証プライム
3,058
11/28 15:30
+40(%)
時価総額 19,091,394百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
7203 東証プライム
2,607
11/28 15:30
+36(%)
時価総額 41,177,531百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
8,785
11/28 15:30
+258(%)
時価総額 11,408,992百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8002 東証プライム
2,276
11/28 15:30
+4.5(%)
時価総額 3,815,439百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
9020 東証プライム
2,920
11/28 15:30
+80(%)
時価総額 3,312,483百万円
国内最大、世界でも最大級の鉄道会社。関東、甲信越、東北までの1都16県が営業エリア。流通・サービス事業、不動産・ホテル事業等も。ホテル、ショッピングセンターは売上順調。28.3期営業利益4100億円目標。 記:2024/06/04
9433 東証プライム
4,981
11/28 15:30
+66(%)
時価総額 10,917,585百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04