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個人投資家・有限亭玉介:本格的反発局面に入るか…注目株を公開【FISCOソーシャルレポーター】

2019/6/2 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:本格的反発局面に入るか…注目株を公開【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2019年5月29日14時に執筆 株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 この度は『決算期を経て注目中の銘柄群』というテーマで寄稿させて頂きますよ。 さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。 最初の銘柄は、ファーマフーズ<2929>です。ギャバなどの機能性食品やバイオ分野の開発、通信販売も行っております。3月に発表された決算では19.7期2Q累計の経常損益は2.4億円の赤字ではありましたが、通期では黒字着地の見通しです。骨形成ペプチドや育毛促進剤の特許取得、食品や化粧品に応用できるハラル認証済の美白素材「セレプロン」が東南アジアで売上を伸ばしている事は今後の業績に影響しそうですねぇ。 ここまでチャートは25日線を上抜けて上値抵抗線であった75日線にトライする様子。このまま反発トレンドに乗れるかどうか…次なる決算(6月7日予定)も気になりますねぇ。 2つ目の銘柄は、そーせいグループ<4565>です。あたくしのブログでは1月15日から監視としていましたが、その後株価は2倍近く上昇しております。5月14日の決算では19.12期1Q連結税引前利益9.2億円の黒字…さらに23日に同社がライセンスを許諾しているノバルティス社が喘息治療配合吸入剤の成果を発表、欧州での医薬品販売申請をした事で250万ドルのマイルストンを受け取るなどの材料発表などが、株価上昇に拍車をかけた模様です。先進的なバイオ企業として、今後も難病やがん治療における材料性なども鑑みると期待が募りますな。 3つ目の銘柄は、中小企業の経営課題を「リアル」と「Web」の両面からサポートするアイル<3854>です。同社は独自の「CROSS-OVERシナジー」戦略によって在庫管理・販売管理を行う基幹業務システム「アラジンオフィス」と、複数のネットショップを一元管理できる「CROSS MALL」が好調です。 堅調に利益を上げながらも機密情報の情報セキュリティ強化にも努めているようですな。乱高下が続いたチャートでしたが、週足ベースで保ち合いを上抜けてきた様子。株価のもう一段階上への押し上げに期待したいところですねぇ。 4つ目の銘柄は、日本語音声合成エンジンの研究・製品開発から販売・サポートまで手掛けているエーアイ<4388>です。5月14日の大引け後に決算を発表し、19.3月期経常利益は前期比36.7%増の2.0億円、20.3期は同8.8%増の2.2億円と2期連続で過去最高益更新を見通すと発表しております。前日13日には期末配当を0円予定から8円に増配するとの発表もありました。 音声合成市場は、電話自動応答、カーナビや防災無線、東京オリンピックなど多くの場で期待されておりますが、同社の株価は1月4日の安値1,595円から下値を切り上げている事もあり、今週(5月第5週)の終値で26週線を上抜いてくれば反発の機運も高まるのではと見ています。 5つ目の銘柄は外食産業中心に店舗管理システムやASPサービスを展開するジャストプランニング<4287>です。同社子会社の提供するキャッシュレスシステム「Putmenu」は、中国を中心に8億人以上が利用する「WeChat Pay」での決済に対応し、導入する事で中国人顧客の囲い込みの他、アプリのみの接客要らずで注文から決済までが完了できます。「変なホテル ハウステンボス」の客室備え付けスマートフォンにも導入され、端末上でフロントを通さず土産物の購入も可能です。 業績が伴っていない為、チャートは下向きではありますが、「今後一目均衡表(日足)の雲も薄くなってくる頃合いに、今年の安値461円を下抜けなければ打診的に拾ってみる」との見立てで、狙っております。 最後の銘柄はミドリムシで有名なユーグレナ<2931>です。今年2月20日の大引け後にデンソー<6902>と微細藻類を活用した事業開発で包括的提携を発表した事で急騰…そして5月14日に黒字浮上の決算(19.9期2Q)を発表、上昇トレンドに拍車をかけています。ヘルスケア分野の化粧品や食品が好調で、今週も年初来高値を更新しております。 目先はヘルスケア分野が注目されており、ここ最近はそれにまつわる材料も頻出しています。また、バイオジェット燃料分野では、いすゞ自動車<7202>やデンソーと技術開発等で提携もある事から、燃料プラントのコストは響くものの、そちらの進捗にも期待したいところです。 と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《SF》
関連銘柄 8件
2929 東証プライム
843
10/11 15:00
-11(%)
時価総額 24,510百万円
卵黄由来の機能性素材や化粧品、医薬品、抗体試薬の開発、製造等を行う。販売は通信販売と卸売。子会社にフューチャーラボ、明治薬品など。機能性素材では「ファーマギャバ」の販売が順調。医薬品製造受託は受注安定。 記:2024/05/06
2931 東証プライム
428
10/11 15:00
-9(%)
時価総額 57,638百万円
ミドリムシ等を活用した健康食品、化粧品の開発・製造・販売等を行うヘルスケア事業が主力。バイオ燃料の開発・製造・販売等も。青汁のキューサイを傘下に持つ。次世代エイジングケアブランド「CONC」に積極投資。 記:2024/09/02
3854 東証プライム
3,215
10/11 15:00
+15(%)
時価総額 80,513百万円
基幹業務管理システム「アラジンオフィス」、複数ネットショップ一元管理クラウドサービス「CROSS MALL」等を手掛ける。「CROSS MALL」の後継サービスに先行投資。26.7期営業利益54億円目標。 記:2024/05/10
4287 東証スタンダード
384
10/11 15:00
+1(%)
時価総額 4,891百万円
外食業界のコンピュータシステムの開発や販売、店舗システムや本部システムのコンサルティング、各種消耗品の販売を行う。外食以外の需要掘り起こしに注力。24年1月期はASPや物流ソリューションが堅調に推移した。 記:2024/04/15
4388 東証グロース
587
10/11 15:00
-4(%)
時価総額 3,034百万円
音声合成エンジン、関連ソリューションの提供を行う。独自の音声合成技術に強み。導入実績は2300社。フュートレックと経営統合で基本合意。法人向け製品はオーディオブック向け音声コンテンツの受託案件が順調。 記:2024/06/09
4565 東証プライム
1,176
10/11 15:00
-23(%)
時価総額 96,341百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
6902 東証プライム
2,130.5
10/11 15:00
-10(%)
時価総額 6,714,867百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
7202 東証プライム
1,960
10/11 15:00
-24(%)
時価総額 1,523,786百万円
トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20