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日経平均は続落、新型コロナ第2波や地政学リスクが重しに

2020/6/18 16:45 FISCO
*16:45JST 日経平均は続落、新型コロナ第2波や地政学リスクが重しに 日経平均は続落した。ダウ平均が下落した米国株式相場を受けた東京株式市場は、売りが先行。新型コロナウイルス感染再拡大懸念や、朝鮮半島の地政学リスクの高まりなどの警戒材料に加え、リスクオンムードの後退で、朝方に一時1ドル=106円70銭台と、為替が昨日の安値から円高・ドル安に振れたことも株式市場の買い手控え要因となった。前場中頃からは日経平均は一段安となり、一時330円安まで下げ幅を広げる場面があった。米国で昨日、中国の少数民族ウイグル族への弾圧に関与した中国当局者への制裁が可能となるウイグル人権法が成立し、米中対立がさらに激化するのではとの警戒感を指摘する向きもあった。ただ、後場は日銀によるETF(上場投資信託)買いへの思惑や、米中外交トップによるハワイ会談が行われたことでやや安心感が広がり、下げ幅を縮小していった。 大引けの日経平均は前日比100.30円安の22355.46円となった。東証1部の売買高は11億1122万株、売買代金は2兆0090億円だった。セクター別では、空運業、鉱業、石油・石炭製品、不動産業、ゴム製品、輸送用機器などが下落率上位。一方、海運業、その他製品、情報・通信業、パルプ・紙などが上昇率上位となった。東証1部の値上がり銘柄は全体の41%、対して値下がり銘柄は53%であった。 個別では、「抗ウイルス・抗菌剤CA1100」の小分けタイプを販売開始したキャンディル<1446>がストップ高となり、東証2部から東証1部銘柄へ指定されることとなったと発表した都築電気<8157>も一時ストップ高となった。また、米国で実施しているCBP501フェーズ1b試験拡大相のうち膵臓癌患者組入れが完了したと発表したキャンバス<4575>や、21年3月通期の連結経常利益を0.00億円に上方修正した(前回予想:100.00億円の赤字から400.00億円の赤字)商船三井<9104>なども堅調だった。その他では、「ポケモン」関連の新ゲームを複数発表し「別の大プロジェクト」について24日に発表することも明らかにしたと報じられた任天堂<7974>も堅調となった。一方、昨日に20年3月期業績予想の大幅な下方修正を発表したNTN<6472>のほか、外資系証券がレーティングを引き下げたヤクルト<2267>や JR西日本<9021>などが下落した。 《YN》
関連銘柄 8件
1446 東証スタンダード
555
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時価総額 5,957百万円
建材、家具等のキズ補修サービスを手掛ける。住宅引き渡し前の竣工検査、アフターメンテナンス、店舗・オフィス内装工事等も行う。サカイ引越センターと資本業務提携。自社技術者の採用、協力業者網の拡充に注力。 記:2024/08/09
2267 東証プライム
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-98(%)
時価総額 1,143,610百万円
「Newヤクルト」シリーズなどを展開する乳酸菌飲料メーカー。1935年創業。栄養ドリンクや化粧品、医薬品の製造・販売等も行う。米国など海外にも進出。ヤクルトレディの採用活動推進で宅配組織の強化図る。 記:2024/08/02
4575 東証グロース
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時価総額 16,607百万円
抗がん剤の研究開発に特化した創薬バイオベンチャー。静岡県沼津市に本社。免疫着火剤「CBP501」が先行パイプライン。基礎研究、臨床開発の連携サイクルが強み。CBP501は次相臨床試験の準備を進める。 記:2024/08/13
6472 東証プライム
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10/8 15:00
-9.1(%)
時価総額 136,896百万円
大手ベアリングメーカー。1918年創業。ハブベアリング、ドライブシャフトで世界シェアトップクラス。ロボット用モジュール等も手掛ける。27.3期売上高8300億円目標。アフターマーケットビジネスの拡大図る。 記:2024/06/29
7974 東証プライム
8,038
10/8 15:00
-49(%)
時価総額 10,438,870百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8157 東証プライム
2,281
10/8 15:00
+2(%)
時価総額 46,026百万円
情報ネットワークソリューションサービス事業を展開。1932年創業。情報・通信機器の販売、システム開発、クラウドサービスの提供等を行う。配当性向40%目安。セキュリティ、クラウドサービス等が成長領域。 記:2024/08/30
9021 東証プライム
2,797
10/8 15:00
-23(%)
時価総額 1,364,944百万円
大手鉄道会社。近畿、北陸、中国、九州北部が鉄道営業エリア。山陽新幹線、北陸新幹線などを運行。流通業、不動産業、旅行・地域ソリューション業も展開。高付加価値の不動産アセット拡充など不動産事業の拡大図る。 記:2024/08/01
9104 東証プライム
4,735
10/8 15:00
-92(%)
時価総額 1,714,122百万円
海運国内2位。1884年創業。三井グループ。ドライバルク事業、エネルギー事業、製品輸送事業が柱。LNG船の所有・管理・運航で世界シェアトップクラス。配当性向30%目安。非海運事業のアセット積み増し図る。 記:2024/07/29