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【注目銘柄ダイジェスト】:ローツェが急伸、コスモス薬品が大幅続落

2022/4/12 16:21 FISCO
*16:21JST 【注目銘柄ダイジェスト】:ローツェが急伸、コスモス薬品が大幅続落 <9104> 商船三井 2816 -182 大幅反落。本日は海運セクターが業種別値下がり率のトップになっている。3月のアジア発米国向け海上コンテナ輸送量は前年同月比0.4%増となったもようだが、出発地で6割近いシェアを占める中国発が同2%減と、22カ月ぶりに前年水準を下回ったと報じられている。コンテナ船需要の先行き不透明感につながり、今後の市況ピークアウトなども意識される形になっているようだ。 <3349> コスモス薬品 12840 -840 大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は219億円で前年同期比15.8%減となっている。12-2月期は69億円で、市場予想を15億円程度下振れたとみられ、ネガティブな反応が先行している。期待ほど、粗利率の上昇や販管費の減少が進んでいないもよう。同時に3月の月次動向を発表、既存店売上高は前年同月比2.6%増と3カ月連続プラス成長になっているが、下支えにはつながっていない。 <8233> 高島屋 1196 +47 大幅続伸。前日に22年2月期の決算を発表、営業利益は先に下方修正した通り41.1億円となっている。一方、23年2月期は175億円で同4.3倍の水準を見込んでいる。コロナの影響縮小によって、国内百貨店のほか、国内外子会社群の収益改善も想定している。ほぼコンセンサス水準とはみられるが、直近での業績修正直後であり、インフレへの警戒感もあったと見られるなか、買い安心感が優勢になってきているようだ。 <6323> ローツェ 12320 +1350 急伸。前日に22年2月期の決算を発表、営業利益は158億円で前期比69.7%増益となり、従来計画の144億円を上回る着地に。また、23年2月期は247億円で同56.4%増益の見通しとしている。旺盛な設備投資需要に支えられて、半導体・FPD関連事業が引き続き拡大すると見込んでいるもよう。材料調達難や原材料費上昇の影響も警戒された中、想定以上の大幅増益見通しをポジティブ視する動きが優勢に。 <4443> Sansan 1318 +100 急伸。前日に第3四半期の決算を発表。累計営業利益は2.3億円で前年同期比71.5%減益となっているが、12-2月期は3.7億円で同2.7倍の水準となっている。クラウド名刺管理サービス「Sansan」のストック収入が順調に拡大している。本日は米ナスダック安など中小型グロースには逆風の相場環境だが、上半期までの状況から決算への警戒感が強まっていただけに、決算を受けての買い安心感が先行する形に。 <1419> タマホーム 2304 -182 急落。前日に第3四半期決算を発表。累計営業利益は73.5億円で前年同期比21.2%増益となり、期末配当金の115円から120円への引き上げも発表。堅調な住宅着工件数を背景とした住宅事業の拡大がけん引役に。ただ、12-2月期は13.3億円にとどまり、前年同期比27.1%の減益に転じている。業績の失速感も意識され、大幅な上振れへの期待は後退する方向にあるようだ。 <9842> アークランド 1701 +140 急伸。前日に22年2月期決算を発表。営業利益は209億円で、従来予想の223億円を下回る着地になった。12カ月8日の変則決算ではあるが、前期比では29.8%の増益となった。23年2月期は256億円の見通しで、同様に決算日数の違いを考慮しないベースでは前期比22.6%の増益となる。買収子会社の寄与分が減少する中での大幅増益見通しにポジティブなインパクトが先行している。 <2462> ライク 1924 -208 急落。前日に第3四半期決算を発表。累計経常利益は24.6億円で前年同期比7.9%減益、12-2月期も8.1億円で同15.4%減益となった。認可保育園の期中開園がなかったことで、設備補助金収入など営業外収益が減少した。増収幅や営業増益幅は拡大しているものの、前日にかけて一段高の展開にもなっていたことで、利益確定売りも出やすい状況にあるようだ。 <2159> FS 449 +80 ストップ高比例配分。親会社のフリービット<3843>が完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表。同社ではTOBへの応募を推奨としており、TOB価格551円に完全サヤ寄せを目指す動きとなっている。TOB価格は前日終値比で49.3%のアップ率となる。なお、TOB期間は4月12日から5月30日までで、TOB成立後は上場廃止となる予定。 <9278> ブックオフGHD 1011 -217 急落。200万株の自己株式処分、30万株のオーバーアロットメントによる売出を実施すると発表している。トータルでは、自己株式を除いた発行済み株式数の13.2%に当たる水準となる。株式価値の希薄化や当面の需給悪化につながるとの見方が優勢に。資金使途はグループの設備投資資金に充当するもよう。業績上方修正を受けて足元で株価が一段高となっていた反動も強まる形に。
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時価総額 108,693百万円
注文住宅の建築請負が主力。木造ローコスト住宅に強み。リフォームや戸建分譲、マンション販売、オフィス区分所有権販売、エネルギー事業等も。注文住宅のシェア拡大が成長戦略の軸。既存営業エリアの深耕を図る。 記:2024/08/09
2159 東証スタンダード
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フリービット傘下のネット広告会社。DX、動画、AIへの展開に注力。インターネットマーケティング事業は収益堅調。特損減少。22.4期通期は最終増益。フリービットによるTOBは成立、同社株式は上場廃止予定。 記:2022/07/30
2462 東証プライム
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九州地盤のドラッグストア大手。小商圏型メガドラッグストアを展開。ローコスト経営で実現の価格競争力に強み。店舗数は1450店舗超。新規出店は自社競合を厭わず。新商勢圏の関東や中部、関西への出店拡大を図る。 記:2024/06/03
3843 東証プライム
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時価総額 33,061百万円
ISP向け事業支援サービスや個人向けモバイル通信関連サービス、インターネットマーケティング等を手掛ける。特許取得技術など独自技術が強み。アルプスアルパインと資本業務提携。27.4期営業利益80億円目標。 記:2024/08/23
4443 東証プライム
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11/26 15:30
+18(%)
時価総額 255,877百万円
営業DXサービス「Sansan」、インボイス管理サービス「Bill One」等を手掛ける。Sansanは契約件数が9400件超。Bill Oneの有料契約件数は2600件超。Bill Oneは高成長続く。 記:2024/06/07
6323 東証プライム
1,697.5
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時価総額 299,439百万円
世界シェアトップクラスの半導体ウエハ搬送装置メーカー。広島県福山市に本社。サムスングループなどが主要取引先。細胞培養装置等の製造・販売も。半導体・FPD関連装置事業では生産システムの強化等に取り組む。 記:2024/08/09
8233 東証プライム
1,205.5
11/26 15:30
+6(%)
時価総額 394,988百万円
大手百貨店。日本橋、新宿、大阪、京都などに大型店を有す。海外はシンガポール、ベトナム、タイなどで店舗展開。商業開発業や建装業、金融業等も。27.2期営業利益600億円目標。事業ポートフォリオの最適化図る。 記:2024/10/24
9104 東証プライム
5,342
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時価総額 1,936,763百万円
海運国内2位。1884年創業。三井グループ。ドライバルク事業、エネルギー事業、製品輸送事業が柱。LNG船の所有・管理・運航で世界シェアトップクラス。配当性向30%目安。非海運事業のアセット積み増し図る。 記:2024/07/29
1,482
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時価総額 30,451百万円
リユースチェーン大手。主力の「ブックオフ」に加え、百貨店内の買取専門店「ハグオール」などを展開。アメリカなど海外にも進出。直営既存店ではトレーディングカード等の販売が順調。28.5期売上1300億円目標。 記:2024/06/03
9842 東証プライム
1,696
11/26 15:30
+6(%)
時価総額 109,787百万円
新潟地盤のホームセンター。ムサシ、ビバホームを展開。とんかつ専門店「かつや」等の運営、不動産事業、フィットネス事業等も手掛ける。ホームセンター店舗数は140店舗超。日用消耗品、家庭用品は売上順調。 記:2024/10/29