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*09:51JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、海外市場の上昇が好感 【ブラジル】ボベスパ指数　91046.38　+2.74％ 3日のブラジル株式市場は4日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1955.76ポイント高(+2.15％)の93002.14で取引を終了した。91048.1から93710.00まで上昇した。 買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。海外市場の上昇が好感され、ブラジル株への買いも広がった。また、米中経済指標の改善も、世界景気の一段悪化懸念をやや緩和させた。このほか、世界的に経済活動の一段再開などが引き続き支援材料となった。 【ロシア】MICEX指数　2831.08　+1.24％ 3日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比34.57ポイント高(+1.24％)の2831.08で取引を終了した。2792.24から2835.06まで上昇した。 中盤はマイナス圏に転落する場面もみられたが、その後は上げ幅をじりじりと拡大さ せた。海外市場の上昇が好感され、ロシア株への買いが継続。また、原油高や世界的 に経済活動の一段再開なども支援材料となった。国内では、経済指標の改善が一段の 景気悪化懸念を緩和させた。5月のマークイットサービス業購買担当者景気指数（PM I）は前月の12.2から35.9まで大幅に改善した。 【インド】SENSEX指数　34109.54　+0.84％ 3日のインドSENSEX指数は6日続伸。前日比284.01ポイント高(+0.84％)の34109.54、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同82.45ポイント高(+0.83％)の10061.55で取引を終えた。 終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。前日の欧米市場の上昇に加え、この日のアジア市場がおおむね堅調な値動きを示していたことを受け、インド市場にも買いが広がった。また、世界的に経済活動の一段再開や新型コロナウイルスのワクチン開発への期待なども支援材料となった。 【中国本土】上海総合指数　2923.37　+0.07％ 3日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比1.97ポイント高（+0.07％）の2923.37ポイントと5日続伸した。 米中貿易問題の過度な警戒感が後退する流れ。米メディアは2日、「米国の輸出業者は中国の国有企業向けに大豆販売した」と伝えている。一部メディアは前日、「中国政府は国営企業に対し、大豆や豚肉など一部農産品の輸入停止を指示した」と報道していた。また、米通商代表部（USTR)は2日、中国から輸入する一部工業製品に課す制裁関税について、適用除外の措置を年末まで延長する方針を明らかにしている。 《CS》