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*09:49JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は続伸、インフレ率の鈍化に伴う利下げ期待 【ブラジル】ボベスパ指数　97821.26　+0.63％ 7日のブラジル市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比616.41ポイント高(+0.63％)の97821.26で取引を終えた。97204.85から98325.57まで上昇した。 買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。インフレ率の鈍化に伴う利下げ期待が高まっていることが支援材料。5月の拡大消費者物価指数（IPCA）は前月比で0.13％上昇し、前月の上昇率0.57％と市場予想の0.2％を下回った。また、米株式市場の上昇や米利下げ観測の高まりなども支援材料となった。 【ロシア】MICEX指数　2729.61　+0.05% 7日のロシア株式市場は小幅続伸。主要指標のMOEX指数は前日比1.36ポイント高(+0.05%)の2729.61で取引を終了した。2725.43から2743.11まで上昇した。 おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。堅調な企業業績が好感され、対象銘柄に買いが広がった。また、ブレンド原油価格の上昇も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米中対立の長期化観測など不安定な外部環境が足かせとなった。 【インド】SENSEX指数　39615.90　+0.22％ 7日のインドSENSEX指数は3日ぶり反発。前日比86.18ポイント高(+0.22％)の39615.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同26.90ポイント高(+0.23％)の11870.65で取引を終えた。 買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。利下げの実施が好感された。インド準備銀行（中央銀行）は6日、政策金利を市場予想通り6.00％から5.75％に引き下げた。成長鈍化や投資・消費の縮小が利下げの理由だと説明された。 【中国本土】 休場 《CS》