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クロスマーケ Research Memo(4):ビジネスモデルそのものに加えパネルの質と量に強み

2022/3/29 15:24 FISCO
*15:24JST クロスマーケ Research Memo(4):ビジネスモデルそのものに加えパネルの質と量に強み ■事業概要 3. クロス・マーケティンググループ<3675>の強み 同社の強みは、リサーチによる生活者の理解(データマーケティング事業とインサイト事業)とマーケティングの実行支援(デジタルマーケティング事業)を組み合わせることで、顧客の事業推進や成長に直結する高付加価値なサービスを提供する、同社ビジネスモデルそのものにあると言える。さらに、こうしたビジネスモデルを支える、800万人を超えるプロモーションパネルのオンラインネットワーク、5,000社、72,000窓口の顧客基盤、データアナリティクス技術と300名超のアナリスト、ネットリサーチシステムと100名超のエンジニアといった同社の資産・インフラも大きな強みである。このように質・量ともに確固たるリサーチインフラを有しながら、DXを背景に大きく変化する市場環境に対応することで、マーケティングプロセス全体においてソリューションサービスを提供できる数少ない企業であるということも強みと言える。 ところで、マーケティングリサーチで従来から同社のライバルと言われているマクロミル<3978>とインテージホールディングス<4326>も、市場の変化を受けて成長戦略を講じているが、広大な市場ゆえ各社の方向感が微妙に異なり、競合しない分野も増えている印象である。マーケティングプロセスの各場面においては、インターネット広告のOrchestra Holdings<6533>やWebサイト制作やシステム構築のメンバーズ<2130>などリサーチ業界以外からアプローチしてくる企業も多いが、特に大手インターネット広告代理店は現在のところ競争相手というより業界発展のための協業相手といった方が適当かもしれない。こうした企業の動向に関しては同社も常にベンチマークしており、連携できる先もしっかりウオッチしているようである。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《ST》
関連銘柄 5件
2130 東証プライム
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時価総額 15,502百万円
制作・UIUX、デジタルマーケティング、デジタルサービス開発、データ活用支援の領域で事業展開。ソニーグループ、楽天などが主要顧客。デジタルクリエイター数は2800名超。既存顧客との取引は拡大傾向。 記:2024/10/11
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時価総額 13,679百万円
マーケティングメディアの運営等を行うデジタルマーケティング事業、データマーケティング事業、インサイト事業を手掛ける。配当性向15%前後目安。1100万人超のパネルネットワークや幅広い顧客基盤などが強み。 記:2024/07/26
3978 東証プライム
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時価総額 48,618百万円
総合マーケティング支援企業。マーケティングリサーチが主力。オンライン・マーケティング・リサーチ市場で国内トップシェア。顧客数は約4000社。グローバルリサーチ、コンサルなどを戦略投資領域に位置付け。 記:2024/07/08
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時価総額 64,358百万円
マーケティングリサーチ国内最大手のインテージを中核とする持株会社。NTTドコモ傘下。国内最大級の消費者パネルモニター数などが強み。消費財・サービスのマーケティング支援ではドメインの拡張などに注力。 記:2024/08/13
6533 東証プライム
862
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-12(%)
時価総額 8,649百万円
デジタルトランスフォーメーション事業、運用型広告中心のデジタルマーケティング事業が柱。Sharing Innovations等を傘下に収める。スキルナビのSaaS事業も。DX事業はサービス領域の拡充図る。 記:2024/08/10