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オーケストラ Research Memo(3):コロナ禍でも各事業で高い成長を継続し、売上・利益ともに過去最高値を更新

2020/12/23 15:13 FISCO
*15:13JST オーケストラ Research Memo(3):コロナ禍でも各事業で高い成長を継続し、売上・利益ともに過去最高値を更新 ■業績動向 1. 2020年12月期第3四半期累計の業績概要 Orchestra Holdings<6533>の2020年12月期第3四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比26.4%増の8,494百万円、営業利益が同26.0%増の466百万円、経常利益が同22.7%増の462百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同31.9%増の277百万円となり、売上高・利益ともに過去最高値を更新した。コロナ禍の中でも各事業が高成長を継続したことで、人材投資やオフィス増床等による費用増加を吸収した。なお、オフィス増床関連費用を除くベースの営業利益は同44.8%増の535百万円となった。 セグメント別の動向は以下のとおり。 (1)デジタルトランスフォーメーション(DX)事業 デジタルトランスフォーメーション(DX)事業の売上高は前年同期比37.8%増の2,452百万円、営業利益は同13.8%増の317百万円となった。拡大するIT・DX需要を取り込んだことでクラウドインテグレーションが大幅に伸長し、体制強化に向けた人材投資による人件費増加を吸収した。なお、2019年12月期第3四半期に利益率の高い受託開発案件を計上した反動で、営業利益の成長率が売上高成長率に比べて緩やかとなったものの、高成長を継続している。 (2)デジタルマーケティング事業 デジタルマーケティング事業の売上高は前年同期比21.1%増の5,692百万円、営業利益は同30.7%増の836百万円となった。緊急事態宣言発令により一時的に広告出稿需要が落ち込んだものの、5月に底打ちして回復基調となり、運用型広告を中心に既存取引先からの受注増額や新規取引先の開拓が進展した。 (3)その他 その他の売上高は前年同期比29.4%増の361百万円、営業利益は同129.3%増の27百万円となった。新規事業は費用先行のため損失を計上したものの、「ウラーラ」の利益でカバーした。 2. 財務状況と経営指標 2020年12月期第3四半期末の資産合計は前期末比471百万円増の4,234百万円、負債合計は同118百万円増の2,532百万円となった。資産では現金及び預金、受取手形及び売掛金、投資有価証券が増加、負債では借入金が増加した。純資産合計は利益剰余金の積み上げで同353百万円増の1,702百万円、自己資本比率は同4.4ポイント上昇して40.3%となった。以上のことから、成長投資を継続しつつ、財務健全性を維持していると言えよう。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) 《YM》
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デジタルトランスフォーメーション事業、運用型広告中心のデジタルマーケティング事業が柱。Sharing Innovations等を傘下に収める。スキルナビのSaaS事業も。DX事業はサービス領域の拡充図る。 記:2024/08/10