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サムティ---3Q減収なるも、4Qでは賃貸マンション及びオフィスビル41物件を売却見込み

2020/10/1 10:27 FISCO
*10:27JST サムティ---3Q減収なるも、4Qでは賃貸マンション及びオフィスビル41物件を売却見込み サムティ<3244>は9月30日、2020年11月期第3四半期(19年12月-20年8月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比34.0%減の473.94億円、営業利益が同54.6%減の67.37億円、経常利益が同60.8%減の51.59億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同62.2%減の34.89億円となった。 同社グループは、6月30日に自社開発物件である「メルキュール京都ステーション(京都市下京区)」を当初計画通りの売買価格にて売却引渡をした。また8月には、サムティ・レジデンシャル投資法人<3459>へ賃貸マンション10物件の売却引渡をした。同社グループが保有・運営しているホテルについては、自粛要請、移動制限等、コロナウイルス感染拡大の影響を受け、稼働率が低下、3施設で臨時休業を余儀なくされたが、6月以降は営業を再開し、各都道府県によるキャンペーン及びGo Toトラベルキャンペーンもあり、足下での稼働率は回復基調にある。9月のシルバーウイークには、90%超の稼働率となったホテルもあった。同社グループでは、2021年秋頃には、各国で開発中の当該感染症に対するワクチンや治療薬の実用化により事態が収束し、社会経済活動は正常化するものと考えている。 当第3四半期累計期間の業績について、売上高は減収となり利益面も減益となった。稼働状況が大きく落ち込んだホテルの固定費が当第3四半期累計期間で約8.50億円発生しており、そのうち臨時休業を実施したホテルの固定費1.01億円を特別損失に計上している。足下の状況については、第4四半期において、賃貸マンション及びオフィスビルを41物件、約445.00億円(うち、17物件、約300.00億円については、売買契約締結済み)を売却見込みとなっている。 不動産事業の売上高は前年同期比38.1%減の395.83億円、営業利益は同48.0%減の83.44億円となった。自社ブランド「S-RESIDENCE」シリーズ等の企画開発・販売及び収益不動産等の企画開発、再生・販売を行っている。 不動産賃貸事業の売上高は前年同期比22.5%増の60.76億円、営業利益は同47.1%増の27.21億円となった。マンション、オフィスビル、商業施設、ホテル等の賃貸及び管理を行っている。 その他の事業の売上高は前年同期比40.9%減の17.34億円、営業損失は6.02億円(前年同期は0.16億円の利益)となった。 2020年11月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比11.6%増~22.7%増(前回予想比8.5%増~0.0%)の955.00~1,050.00億円、営業利益が同0.6%減~9.8%増(同4.8%増~0.0%)の153.00~169.00億円、経常利益が同0.7%減~10.7%増(同7.4%増~0.0%)の131.00~146.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.6%減~3.7%増(同7.1%増~0.0%)の91.00~101.00億円としている。 《ST》
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自社賃貸マンションの開発や販売、販売用不動産の取得、再生、販売、不動産賃貸を行う。関西地盤。66物件の販売用不動産の販売で不動産開発事業は売上堅調。23.11期通期は大幅増収。24.11期は営業増益計画。 記:2024/01/27