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サムティ Research Memo(5):ホテルリートの設立は延期となる一方、全国各地のレジデンス中心に投資計画は順調

2020/9/4 15:05 FISCO
*15:05JST サムティ Research Memo(5):ホテルリートの設立は延期となる一方、全国各地のレジデンス中心に投資計画は順調 ■サムティ<3244>の活動実績 1. 新型コロナウイルス感染拡大防止の措置 同社グループは、従業員及びその家族や取引先関係者の健康と安全を最優先に確保するため、1)在宅勤務、オンライン会議、オンラインコミュニケーションツールの導入、2)時差出勤、自動車・自転車通勤の推奨、3)不要不急の出張の自粛、4)不織布マスク及び除菌用品の配布などを実施している。特に、いち早くテレワークの導入を実現し、安全で働きやすい環境づくりに取り組んできた。今後も「ウィズコロナ」「アフターコロナ」の時代に沿った新しい働き方を追求していく方針である。 2. 投資実績 既述のとおり、開発用地33物件(取得金額125億円)、収益不動産39物件(同246億円)を取得した。さらに、決済予定物件を含めると、開発用地は64物件(同249億円)、収益不動産は54物件(同431億円)を確保済みである。開発用地64物件(すべてレジデンス)については、北海道6件、首都圏16件、中部19件、関西9件、中国11件、九州3件で構成。一方、収益不動産54物件(レジデンス52件、ホテル・オフィス1件、その他1件)についても、北海道5件、東北1件、首都圏11件、甲信越1件、中部8件、関西13件、中国2件、九州13件と全国展開しており、中期経営計画に掲げる地方都市圏への投資でも実績を残すことができた。また、3年間(2019年11月期から2021年11月期)で総額約3,000億円(建築費を含む)の投資を計画しているが、折り返しの2020年5月末時点の実績は2,141億円(進捗率71.4%)に上り、順調に進捗している。 3. ホテル・オフィス開発事業の進展 ホテル開発については、2020年開業分が2件、2021年開業分が4件、2022年開業分が1件、合計7件が開発中である。また、全国の主要都市を中心にオフィス開発にも取り組んでおり、現在2件が開発中となっている。ただ、今後の投資については、現在の市況等を勘案して、景気動向や新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けにくいレジデンス開発や収益不動産を中心に行っていく方針である。 4. ホテルリートの設立に向けた動き 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、2020年中に予定していたホテルリートの設立は、2021年11月期以降に延期された。ただ、設立時組入予定物件(約550億円)を既に確保しているほか、将来組入予定物件(約550億円)の用地も取得済である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫) 《YM》
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総合不動産会社。不動産開発事業、収益不動産等の取得・再生・販売を行う不動産ソリューション事業、ホテル賃貸・運営事業等を展開。保有・運営ホテルの稼働率は回復傾向。25.11期営業利益350億円以上目標。 記:2024/05/08