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マザーズ先物概況:反落、時間外米株安受けて急速に失速

2020/3/18 15:54 FISCO
*15:54JST マザーズ先物概況:反落、時間外米株安受けて急速に失速 18日のマザーズ先物は前日比17.0pt安の556.0ptとなった。なお、高値は593.0pt、安値は555.0pt、取引高は8797枚。本日のマザーズ先物は、朝方こそ経済政策への期待から反発した米株高などの流れを受けて高く始まったが、取引終了にかけて急速に失速し、大幅反落となった。前日の米国株式市場では、連銀が短期社債(CP)の買取プログラムを再開し、短期流動性を供給する処置を取ったことや、米国政府が1兆ドル規模の追加支援策を検討しているとの報道が好感されて、大きく反発した。この流れを受けて、マザーズ先物も高くスタートしたが、新型コロナウイルス拡大による世界景気減速に対する個人投資家の不安心理は根強く、その後は上値の重い展開に。また、午後に入ってからは、時間外の米株価指数先物が大幅安となり、取引を一時中断する「サーキット・ブレーカー」の措置がとられたことが不安心理を増幅させ、取引終了間際にかけて急速に下げ幅を拡げていく格好となった。上述の流れから、マザーズ先物は結局、大幅に反落となった。指数インパクトの大きい時価総額上位銘柄では、そーせい<4565>やサンバイオ<4592>が下落したほか、ミクシィ<2121>が7%安と大きく下げた。一方、Sansan<4443>は大幅に続伸し、ラクス<3923>も大幅高を演じた。 《YN》
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