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カルナバイオサイエンス---19年12月期通期業績予想の上方修正、営業利益で前回予想比209.4%増

2020/1/10 16:11 FISCO
*16:11JST カルナバイオサイエンス---19年12月期通期業績予想の上方修正、営業利益で前回予想比209.4%増 カルナバイオサイエンス<4572>は9日、2019年12月期通期(2019年1月-12月)の連結業績の予想修正を発表。 創薬支援事業の米国および中国における販売が好調であったことから、2019年12月期の連結売上高予想を前回公表比5.5%増の32.06億円に上方修正。事業別には、創薬支援事業の売上高同14.9%増の10.78億円に、創薬事業の売上高を同1.3%増の21.28億円に修正。創薬支援事業においては、米国および中国を中心に、キナーゼタンパク質およびアッセイキットの販売やプロファイリングサ ービスの受託が計画を上回って推移した。また、創薬事業の売上高の修正は前回公表予想作成時の前提為替レートと実績レートの差異によるもの。 連結営業利益の予想については、前回公表比209.4%増の9.68億円に上方修正。創薬支援事業では、キナーゼタンパク質、アッセイキットおよびプロファイリングサービスなど利益率の高い自社製品の売上が計画を上回ったことにより、営業利益予想を4.03億円に修正。創薬事業では、主に前臨床試験に係る外注費用などの効率化を実施したこと、また、AS-0871のCTA申請(欧州における臨床試験許認可申請)に社内リソースを集中させたことから、AS-1763の前臨床試験費用の発生が一部来期にずれこむ見通しとなったため、同事業の営業利益の予想を5.64億円に修正。連結ベースの研究開発費は前回公表予想の18.08億円から12.96億円になる見込み。 以上の売上高および営業利益の予想に営業外損益の影響を考慮し、経常利益は同240.9%増の9.51億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同268.9%増の7.91億円となる見込みとした。 《SF》
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キナーゼ阻害薬等の研究開発を行うバイオベンチャー。がん、免疫炎症疾患が重点領域。キナーゼタンパク質の販売、受託サービス等を手掛ける創薬支援事業も。次世代非共有結合型BTK阻害剤AS-1763に注力。 記:2024/08/06