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アクアライン Research Memo(4):水まわり緊急修理業界トップ3の一角に躍進(2)

2019/11/19 15:44 FISCO
*15:44JST アクアライン Research Memo(4):水まわり緊急修理業界トップ3の一角に躍進(2) ■事業概要 3. 広がる業務提携先 アクアライン<6173>は「水道屋本舗」という屋号で自社運営を行う一方で、業務提携先からの受注も増やしてきた。業務提携先は、西部ガス<9536>、大阪ガス<9532>、広島ガス<9535>、ALSOK(綜合警備保障<2331>)、アクアクララ(株)、ジャパンベストレスキューシステム<2453>など、名だたる大企業である。近年は東京ガス<9531>、住友林業<1911>が加わり取引を拡大している。業務提携先が営業・顧客紹介を行い、同社が水まわり緊急修理を行うという役割分担である。現在、自社運営と業務提携先経由の受注比率は半々程度であるが、この比率を維持しながら成長と収益のバランスを取りたい考えだ。 4. ミネラルウォーター事業 同社は2008年にウォーターディスペンサーの取扱いを開始し、ミネラルウォーター販売事業を開始した。2009年にはペットボトル入りのミネラルウォーターの販売を開始。事業は軌道に乗り、現在は全社売上高の10%を超えるまでに成長した。主な成長の要因としては、大学、ホテル、企業などのBtoB販売において、新規顧客を順調に獲得していることが挙げられる。特に同社が強いのはBtoB市場におけるPB(プライベートブランド)商品の企画提案である。大学がオープンキャンパスなどで配布するブランド入りペットボトルに関しては国内シェアNo.1である。また、ホテルのPB商品(ウェルカムドリンクとして主に消費される)でも攻勢をかけており、新規顧客の獲得が続いている。自社ブランド「aqua aqua」は、2019年モンドセレクション最高金賞受賞。「安心して飲める良質の水」を提供するため、厳しい基準を採用。需要の増加に伴い、採水地工場の契約も増やし、現在では北は北海道から南は島根県まで8都道府県に9契約工場を持つ体制になっている。2020年2月期第2四半期の売上高は413百万円(前年同期比31.4%増)、セグメント利益は22百万円(同23.5%増)となった。注文のリピート率が高くストック型の事業特性のため、今後も安定成長が見込まれる。 5. ヘルスケア事業 同社は2016年12月に、パーソナルジムを運営する(株)アーム(本社:東京都渋谷区)の全発行株式を取得して子会社化し、フィットネス業界に参入した。アームは、筋力強化やダイエットなどを求める20代~シニア層を対象に、顧客一人ひとりのニーズに合ったサービスを提供する隠れ家的パーソナルトレーニングスタジオ「スタジオアーム」を運営する。2018年4月には、この会社のノウハウを土台としつつ、同社の集客力やマーケティング力を加えて企画を練り直し、新業態「スタジオフィット」をオープン。ターゲットをビジネスパーソンに絞り、トレーニングのみならずヨガやピラティスも選べるようにした。「スタジオアーム」は会員数が133名(2019年8月末)と安定稼働中。「スタジオフィット」は会員数が49名(同)とまだ少ないが、2018年8月期末の16名から右肩上がり。2020年2月期第2四半期の売上高は27百万円、セグメント損失が10百万円となった。黒字化を目指して会員増に取り組んでいる最中である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) 《SF》
関連銘柄 8件
1911 東証プライム
6,536
10/4 15:00
-304(%)
時価総額 1,315,141百万円
住宅メーカー大手。木造建築に強み。国内外に社有林を有す。木材・建材製造も。海外は米・豪を軸に開拓。木材建材事業は足踏み。資源環境事業は売上堅調。23.12期通期は増収。24.12期は増収増益見通し。 記:2024/04/13
2331 東証プライム
1,024.5
10/4 15:00
+2.5(%)
時価総額 522,700百万円
大手警備サービス会社。機械警備や常駐警備、警備輸送のセキュリティ事業が柱。常駐警備は国内トップシェア。介護事業等も。機械警備ではALSOK-G7の販売を推進。26.3期経常利益650億円程度目指す。 記:2024/06/03
998
3/22 15:00
±0(%)
時価総額 34,059百万円
入居者向け生活トラブル解決サービスを手掛ける。パートナー企業を通じ会員・保険・保証サービスを販売。安心入居サポートは会員数が順調増。保証事業は堅調。23.9期通期は2桁増益。MBOで上場廃止予定。 記:2024/01/09
6173 東証グロース
339
10/4 15:00
-2(%)
時価総額 1,264百万円
水道職人コンサル等の水まわりサービス支援事業、自社製ミネラルウォーターの販売等を行うミネラルウォーター事業が柱。広告メディア事業も展開。ミネラルウォーター事業では備蓄用保存水の営業強化などを図る。 記:2024/05/12
9531 東証プライム
3,377
10/4 15:00
+24(%)
時価総額 1,468,573百万円
国内最大手の都市ガス会社。電力小売、資源開発等の海外事業、新宿パークタワーの賃貸等も。都市ガスの顧客件数は878万件超。不動産は新豊洲で大規模開発に着手。26.3期セグメント利益1500億円目指す。 記:2024/06/09
9532 東証プライム
3,289
10/4 15:00
+38(%)
時価総額 1,370,461百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス販売量は家庭用減少も業務用増加で補う。電力販売量は小売が増加。脱炭素へ投資拡大。 記:2024/07/13
9535 東証プライム
387
10/4 15:00
+2(%)
時価総額 26,460百万円
広島県の主要都市で都市ガスを供給。LPガスの販売やガス器具の販売、ガス設備工事、保安点検などの付随業務も。家庭用の販売量が回復傾向も業務用の販売量低調。配当性向3割以上目標。サハリン2以外の調達先開拓検討。 記:2024/08/01
1,817
10/4 15:00
+7(%)
時価総額 67,571百万円
福岡県地盤の大手都市ガス「西部ガス」を中核とする持株会社。電力小売、不動産事業、食品販売事業等も手掛ける。ガスの顧客戸数は113万件超。ガスエネルギー事業等の競争力強化、不動産事業の拡大等に注力。 記:2024/06/09