マーケット
10/10 15:15
39,380.89
+102.93
42,512.00
+431.63
暗号資産
FISCO BTC Index
10/10 23:23:59
9,038,353
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後の底堅さが意識されるかを見極めたいところ~

2022/4/12 8:28 FISCO
*08:28JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後の底堅さが意識されるかを見極めたいところ~ 12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:売り一巡後の底堅さが意識されるかを見極めたいところ ■高島屋、22/2営業利益 黒字転換41億円、23/2予想 325.7%増 175億円 ■前場の注目材料:コマツ、水素燃料電池1000kW級、実験施設、超大型ダンプ搭載視野 ■売り一巡後の底堅さが意識されるかを見極めたいところ 12日の日本株市場は、やや売り先行で始まった後は、引き続きこう着の強い相場展開になりそうだ。11日の米国市場はNYダウが413ドル安だった。3月の米消費者物価指数(CPI)の発表や金融決算を控え、警戒感から売り先行の展開。中国で新型コロナ感染拡大による都市封鎖が継続していることなどがさらなる景気やインフレ懸念に繋がり終日軟調推移となった。金利高でハイテクも売られ、引けにかけて主要株式指数は下げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円安の26730円。円相場は1ドル125円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まろう。昨日の日経平均は25日線水準での下げ渋る動きを見せていたものの、ナスダックはマドを空けて25日線を明確に下回ってきており、米ハイテク株の弱い値動きの影響もあって指数インパクトの大きい値がさ株などへは売り仕掛け的な商いも入りやすい。ただし、米CPI待ちのなかで積極的なリバウンド狙いの買いは入りづらいものの、売り方も仕掛けづらい状況と見られ、早い段階でショートカバーも意識されやすい。売り一巡後の底堅さが意識されるかを見極めたいところだ。 また、昨日はアジア市場の下落の影響を受けて、前場半ば辺りから弱含む展開だった。昨日はハンセン指数の下落率が3%を超えたほか、上海指数の下落率は2.6%だった。中国の上海市ではロックダウンが続いていることもあり、中国景気への懸念やサプライヤー問題などへの影響も警戒されていることからも、アジア市場の動向には引き続き注視する必要があるだろう。 物色としてはインデックスに絡んだ商いから指数インパクトの大きい値がさ株には仕掛け的な商いが入りやすいほか、米国では金融決算を控えていることもあり、長期金利の上昇なども手掛かりに銀行株は思惑的な動きを見せそうだ。また、決算発表が徐々に増えてきており、個別では決算を手掛かりとした物色も見込まれる。もっとも、昨日の安川電<6506>が買い先行で始まったものの、結局は3%を超える下落で終えていたこともあり、短期的な値幅取り狙いの動きにとどまろう。 なお、昨日の引け後の決算ではローツェ<6323>、ヒトコムHD<4433>、技研製作所<6289>、三和油化工業<4125>、プロパスト<3236>、アークランド<9842>辺りが注目される。そのほか、マザーズ指数は75日線を割り込み、25日線水準まで下げてきた。同線が支持線として底堅さを見せられないと、グロース銘柄の需給懸念に繋がりやすく、利益確定の動きに向わせやすいだろう。 ■高島屋、22/2営業利益 黒字転換41億円、23/2予想 325.7%増 175億円 高島屋<8233>が発表した2022年2月期業績は営業損益は41.1億円(前期は134.96億円の赤字)の黒字に転換した。23年2月期は、営業収益が前期比43%減の4315億円、営業利益は同4.3倍の175億円を見込んでいる。新型コロナウイルス禍からの個人消費の回復を見込んでいる。 ■前場の注目材料 ・1ドル=125.40-50円 ・米国景気の拡大 ・コロナ流行下の経済活動正常化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・コマツ<6301>水素燃料電池1000kW級、実験施設、超大型ダンプ搭載視野 ・旭化成<3407>3年で1兆円超投資、新中計、水素関連など成長けん引 ・旭化成<3407>半導体新工場の整備も、社長が可能性示唆 ・日立<6501>週休3日勤務可能、年度内めど新制度 ・フォスター電機<6794>NTT系と提携、音響製品開発 ・ホンダ<7267>中古車サブスク全国展開、対象車両数800台に拡大 ・富士通<6702>帝国データと「日本版eシール」実証、デジタル文書の真正性証明 ・三井化学<4183>ESG推進、バイオマス・再生材で新ブランド ・積水化<4204>住化とゴミ原料からポリオレフィン、岩手・千葉に実証設備 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 3月国内企業物価指数(前年比予想:+9.2%、2月:+9.3%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 16件
3236 東証スタンダード
179
10/10 15:00
+2(%)
時価総額 6,291百万円
分譲開発事業、賃貸開発事業、バリューアップ事業を展開する総合不動産ディベロッパー。首都圏マンション市場で事業展開。仕入力、交渉力等が強み。自社物件ではガレリアドゥエル神田岩本町の全戸引き渡しが完了。 記:2024/05/10
3407 東証プライム
1,093
10/10 15:00
+17(%)
時価総額 1,523,568百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
4125 東証スタンダード
2,170
10/10 15:00
+1(%)
時価総額 9,370百万円
産業廃棄物の再資源化、高純度溶剤等の化学品事業、潤滑油・加工油等の自動車事業、エンジニアリング事業を展開。愛知県刈谷市に本社。有機溶剤廃液収集量で国内トップ。希少金属等のマテリアルリサイクルを推進。 記:2024/08/29
4183 東証プライム
3,681
10/10 15:00
-40(%)
時価総額 753,736百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4204 東証プライム
2,259
10/10 15:00
+8(%)
時価総額 1,047,062百万円
新築住宅事業やリフォーム事業等の住宅部門、液晶用微粒子や半導体材料等の高機能プラスチックス部門が柱。塩化ビニル管、メディカル事業等も。リフォーム事業は断熱リフォームなど改装の拡販、営業人員の拡充図る。 記:2024/08/02
853
10/10 15:00
-10(%)
時価総額 15,268百万円
販売・営業に特化したアウトソーシング事業が主力。人材派遣事業やEC・TC支援事業、ホールセール事業も。空港グラハン事業は海外航空会社等からの問い合わせが増加。中計では28.8期売上高939億円目標。 記:2024/06/07
6289 東証プライム
1,950
10/10 15:00
+14(%)
時価総額 54,980百万円
油圧式杭圧入引抜機「サイレントパイラー」の製造・販売等を行う建設機械事業が主力。油圧式杭圧入引抜機は世界トップシェア。圧入工事事業も。硬質地盤対応機「サイレントパイラーF112」など一般機は販売順調。 記:2024/06/11
6301 東証プライム
4,080
10/10 15:00
+49(%)
時価総額 3,970,436百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6323 東証プライム
1,969
10/10 15:00
-28(%)
時価総額 347,332百万円
世界シェアトップクラスの半導体ウエハ搬送装置メーカー。広島県福山市に本社。サムスングループなどが主要取引先。細胞培養装置等の製造・販売も。半導体・FPD関連装置事業では生産システムの強化等に取り組む。 記:2024/08/09
6501 東証プライム
3,935
10/10 15:00
-36(%)
時価総額 18,244,899百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6506 東証プライム
4,649
10/10 15:00
-21(%)
時価総額 1,239,842百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6702 東証プライム
3,156
10/10 15:00
+4(%)
時価総額 6,536,417百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
6794 東証プライム
1,835
10/10 15:00
-23(%)
時価総額 45,875百万円
音響機器メーカー。オーディオやテレビ、車載用スピーカやスピーカシステムに加え、イヤホンドライバ等も。空輸費用のはく落等により、スピーカ事業は収益伸長。特別利益を計上。24.3期3Q累計は最終黒字転換。 記:2024/04/16
7267 東証プライム
1,574
10/10 15:00
+21(%)
時価総額 8,553,565百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
8233 東証プライム
1,216.5
10/10 15:00
+6(%)
時価総額 398,592百万円
大手百貨店。日本橋、新宿、大阪、京都などに大型店を有す。海外はシンガポール、ベトナム、タイなどで店舗展開。商業開発業や建装業、金融業等も。27.2期営業利益575億円目標。人的資本への投資を加速。 記:2024/05/06
9842 東証プライム
1,685
10/10 15:00
-3(%)
時価総額 109,075百万円
新潟地盤のホームセンター。「ムサシ」、「ビバホーム」を展開。とんかつ専門店「かつや」等の運営、フィットネス事業、不動産事業等も手掛ける。ペット部門やリフォームサービスは順調。外食事業では積極出店図る。 記:2024/05/16