マーケット
1/9 15:15
39,605.09
-375.97
42,635.20
+106.84
暗号資産
FISCO BTC Index
1/9 17:38:14
14,766,245
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

今後の景況感の回復への期待感から値がさ株中心に買いの動き強まる【クロージング】

2021/5/18 16:09 FISCO
*16:09JST 今後の景況感の回復への期待感から値がさ株中心に買いの動き強まる【クロージング】 18日の日経平均は大幅に反発。582.01円高の28406.84円(出来高概算12億3150万株)で取引を終えた。前日の米国株は下落したものの、このところの急激な下落の反動や今後の景況感の回復への期待感から値がさ株中心に買いの動きが強まった。短期筋中心の買い戻しが活発化し、一時28481.17円まで上昇する場面もあった。取引開始前に発表された2021年1~3月期実質国内総生産(GDP)は前期比年率5.1%減となり、市場予想の4.6%減よりも悪かったが、既に相場には織り込み済みだった。一方、4月の工作機械受注が前年同月比2.2倍と6カ月連続の増加となったため、今後のGDPも回復していくとの期待感が広がり、景気敏感株などに値上がりするものが目立った。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1800を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、鉄鋼、保険、非鉄金属、鉱業がいずれも3%超上昇するなど変わらずを含め30業種が値上がり。一方、電気ガス、その他製品、パルプ紙の3業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、KDDI<9433>が堅調。半面、日清粉G<2002>、大和ハウス<1925>、コムシスHD<1721>、横河電<6841>が軟調だった。 トヨタ<7203>が15年3月以来約6年2カ月ぶりに上場来高値を更新したことも投資家心理の好転につながった。関係者からは、業績を改めて評価する動きが出ているとの指摘が聞かれた。加えて、この日は台湾の加権指数が5%超上昇しており、台湾株の上昇に買いで反応しやすかった」(銀行系証券)といい、値がさ半導体株や電子部品株が日経平均を押し上げた。 米国では今夜、住宅投資の先行指標となる4月の住宅着工件数が公表される。市場予想よりも大幅に上振れれば、景気回復への期待が高まる一方、木材価格の高騰などインフレ懸念が連想される可能性もある。また、米国の金融緩和の長期化はドル安要因である一方、金融政策が景気を下支えするとの期待は円安要因ともなる。こうした強弱感が対立している状況では、買い戻しの域を抜け出ることは難しいとの声も聞かれている。 《FA》
関連銘柄 9件
3,208
1/9 15:30
-14(%)
時価総額 426,664百万円
日本コムシス、サンワコムシスエンジニアリング、TOSYS等を傘下に収める持株会社。通信キャリア事業、社会システム関連事業等を手掛ける。通信キャリア事業では周辺ビジネスの強化、営業力強化による新規獲得図る。 記:2024/12/21
1925 東証プライム
4,666
1/9 15:30
-99(%)
時価総額 3,077,129百万円
賃貸住宅事業、商業施設事業、事業施設事業が柱。戸建住宅の注文請負・分譲、マンションの開発・分譲・管理、環境エネルギー事業等も手掛ける。国内住宅事業では分譲事業を強化。米国戸建住宅の供給拡大などに注力。 記:2024/11/12
2002 東証プライム
1,784
1/9 15:30
-14.5(%)
時価総額 542,975百万円
日清製粉、日清製粉ウェルナなどを傘下に持つ持株会社。1900年創業。国内小麦粉販売シェアトップ。家庭用製品でも国内トップシェア商品多数。販売好調で中期経営計画の数値目標を上方修正。配当性向50%目安へ。 記:2024/12/05
11,165
1/9 15:30
-220(%)
時価総額 18,420,486百万円
求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。マッチング&ソリューション事業はSaaSアカウント数の拡大図る。 記:2024/12/08
6841 東証プライム
3,351
1/9 15:30
-21(%)
時価総額 900,162百万円
生産制御システム、流量計、差圧・圧力伝送器等の制御事業が主力。1915年創立。波形測定器、光通信関連測定器等の測定器事業も。分散形制御システムに強み。マテリアル部門は化学、マイニングの顧客基盤拡大図る。 記:2024/10/10
7203 東証プライム
3,005
1/9 15:30
-68(%)
時価総額 47,463,936百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
9433 東証プライム
4,869
1/9 15:30
-12(%)
時価総額 10,672,098百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。5G基地局数は業界最多。au PAYカード会員数は980万人超。スマートフォン稼働数は増加傾向。 記:2024/11/09
9983 東証プライム
52,100
1/9 15:30
+290(%)
時価総額 16,579,314百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
9,329
1/9 15:30
-42(%)
時価総額 13,713,583百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。スマホ契約数は増加。コンシューマ事業はモバイルサービス、ブロードバンドサービス売上等が順調。 記:2024/11/27