マーケット
10/7 15:15
39,332.74
+697.12
41,954.24
-398.51
暗号資産
FISCO BTC Index
10/8 7:22:35
9,373,769
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~物色の流れとしては個人主体の材料株などにシフト~

2021/3/24 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~物色の流れとしては個人主体の材料株などにシフト~ 24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:物色の流れとしては個人主体の材料株などにシフト ■久光薬、21/2下方修正 営業利益106億円←129億円 ■前場の注目材料:船井電機、秀和システム、240億円で船井電機買収 ■物色の流れとしては個人主体の材料株などにシフト 24日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。23日の米国市場はNYダウが308ドル安だった。欧州で新型コロナウイルスが収束せずドイツがロックダウンを延長するなど、世界経済の回復に不透明感が広がった。長期金利の低下にもかかわらず四半期末にかけたリバランスなども影響しハイテク株も下落。引けにかけて、原油価格の下落、北朝鮮が短距離ミサイルを先週末に発射したとの報道を受けた地政学的リスク上昇への警戒感も強まり、下げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円安の28680円。円相場は1ドル108円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から売り先行の展開から始まることになろう。ドイツのロックダウン延長に原油価格の下落、北朝鮮の地政学リスクが重なった格好であり、朝方はインデックスに絡んだ売りが集中しやすい。また、長期金利は低下しているものの、ハイテク株への反応がみられなかったこともあり、より方向感を掴みづらくさせそうである。ただし、外部要因の影響は早い段階で織り込まれると考えられ、基本的には年度末接近によって大きくポジションを傾けてくる流れにはなりづらいところである。大きく調整する場面においては、短期的なカバーを想定した押し目狙いのスタンスといったところ。 また、先週末から日経平均型からTOPIX型へのリバランスの流れが強まってきているが、目先的にはこの流れが一段と強まるかを見極めるところであろう。日銀のETF買い入れ対象の変更がきっかけとはなったものの、足元では過剰に反応している面もあるため、NTショートの巻き戻しも徐々に意識されてくる可能性はあるとみておきたい。とはいえ、長期金利の低下にハイテク株の反応がみられなかったこともあり、積極的な上値追いの流れは期待しづらいところである。 そのため、物色の流れとしては個人主体の材料株などにシフトしやすく、北朝鮮のミサイル発射報道を受けた防衛関連など、テーマ株などへは短期的な値幅取り狙いの資金が向かいやすそうである。 ■久光薬、21/2下方修正 営業利益106億円←129億円 久光薬<4530>は2021年2月期業績予想の修正を発表。売上高は1270億円から1150億円、営業利益を129億円から106億円に下方修正している。20年7月に公表した業績予想においては、新型コロナ拡大が今期末にかけて緩やかに収束する前提で見通していた。しかし、第4四半期には緊急事態宣言の影響を受け、計画値を下回る見込みとなった。また、想定以上の売上高減少に伴い、結果として売上原価率が上昇した。 ■前場の注目材料 ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・船井電機<6839>秀和システム、240億円で船井電機買収 ・大日印<7912>仮想空間で顧客開拓、企業向け支援 ・住友商事<8053>物流倉庫に最適な人員配置、6月めどツール実用化 ・日産自<7201>EVの使用済み電池回収を本格化 ・日本精工<6471>電動車駆動モーター用玉軸受、高速回転で小型化 ・トヨタ<7203>足踏み式消毒スタンド好調、「カイゼン」で磨き ・スズキ<7269>印で乗用車値上げ、原価高響く ・不二家<2211>チョコ工場にロボ導入、個包装向けフィルム運搬 ・エスペック<6859>ワクチンの小口保管庫、超低温域に対応 ・日立建機<6305>商品戦略部を新設、市場別の開発迅速に ・日本ガイシ<5333>日揮グローバルとモンゴルで太陽光発電設備受注、NAS電池活用 ・任天堂<7974>米社とアプリで提携、スマホ向け開発 ・荒川化学<4968>5カ年中計、売上高25年度900億円、ロジン誘導体伸ばす ・神戸製鋼所<5406>溶接材料を10%超値上げ、5月納入分 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 日銀政金融政策決定会合議事要旨(1月20-21日分) <海外> ・06:45 NZ・2月貿易収支(予想:+1.81億NZドル、1月:-6.26億NZドル) 《ST》
関連銘柄 15件
2211 東証プライム
2,720
10/7 15:00
-19(%)
時価総額 70,135百万円
大手洋菓子メーカー。「ミルキー」で知名度。ケーキや洋菓子に加え、ビスケットやキャンディ等も。不二家洋菓子店の営業店舗数は939店。洋菓子事業は売上増。23.12期通期は増収。24.12期は大幅増益計画。 記:2024/04/15
4530 東証プライム
4,001
10/7 15:00
-6(%)
時価総額 340,745百万円
経皮鎮痛消炎剤「モーラステープ」等の医療用医薬品、消炎鎮痛剤「サロンパス」等の一般用医薬品を手掛ける。1847年創業。鎮痛消炎貼付剤に強み。重点地域へのリソース集中などサロンパスの海外展開に注力。 記:2024/08/19
4968 東証プライム
1,265
10/7 15:00
+14(%)
時価総額 26,125百万円
1876年創業の中間素材メーカー。ロジン(松やに)が主原料。粘着・接着剤用樹脂、紙力増強剤、光硬化型樹脂、機能部品洗浄剤などを手掛ける。機能性コーティング事業に経営資源投入。事業ポートフォリオ改革図る。 記:2024/08/26
5333 東証プライム
1,924
10/7 15:00
+30(%)
時価総額 610,543百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。自動車関連が堅調。半導体装置関連も回復。NAS電池は独水素製造会社から受注。パワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を大幅に増強へ。 記:2024/07/22
5406 東証プライム
1,733
10/7 15:00
+2.5(%)
時価総額 686,868百万円
1905年創業の鉄鋼大手。鋳鍛鋼製品等の素形材、製鉄プラント等のエンジニアリング、油圧ショベル等の建設機械、電力事業等も手掛ける。等方圧加圧装置で世界トップシェア。鉄鋼部門では引き続き価格転嫁を推進。 記:2024/06/18
6305 東証プライム
3,622
10/7 15:00
+53(%)
時価総額 779,147百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
6471 東証プライム
737
10/7 15:00
+8(%)
時価総額 406,285百万円
独立系ベアリングメーカー。1916年設立。ベアリングで国内トップシェア、世界シェアは3位。産業機械事業、自動車事業が柱。配当性向は30~50%目標。25.3期は産業機械事業における拡販などを見込む。 記:2024/07/26
6839 東証1部
918
8/25 15:00
+1(%)
時価総額 33,168百万円
液晶テレビ・DVDプレイヤーが主力のデジタル家電メーカー。低価格品が主体。主要顧客はウォルマート。出版会社秀和システムのTOBにより株式非上場化が決定。メキシコ向け液晶テレビ好調もあり、1Qは増収確保。 記:2021/08/03
6859 東証プライム
2,649
10/7 15:00
+44(%)
時価総額 62,996百万円
環境試験器で世界トップ。エナジーデバイス装置や半導体関連装置、植物育成装置事業等も手掛ける。環境試験器は国内市場で標準製品、カスタム製品の売上が増加。サービス事業は収益伸長。24.3期3Qは収益好調。 記:2024/04/14
7201 東証プライム
420.9
10/7 15:00
+6.6(%)
時価総額 1,776,499百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
2,645.5
10/7 15:00
+59.5(%)
時価総額 43,161,298百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7269 東証プライム
1,598.5
10/7 15:00
+28(%)
時価総額 3,140,391百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7912 東証プライム
2,734.5
10/7 15:00
+15(%)
時価総額 1,516,228百万円
大手総合印刷企業。1876年創業。出版関連ビジネスのほか、情報セキュア関連製品、ディスプレイ関連製品、電子デバイス等も。リチウムイオン電池用バッテリーパウチ等で世界トップシェア。BPO事業の拡大等に注力。 記:2024/06/17
7974 東証プライム
8,087
10/7 15:00
+344(%)
時価総額 10,502,506百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8053 東証プライム
3,424
10/7 15:00
+38(%)
時価総額 4,285,383百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09