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前場に注目すべき3つのポイント~23000円固めから次第に政策期待が高まる展開を意識したいところ

2020/9/7 8:42 FISCO
*08:42JST 前場に注目すべき3つのポイント~23000円固めから次第に政策期待が高まる展開を意識したいところ 7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:23000円固めから次第に政策期待が高まる展開を意識したいところ ■ハイレックス、20/10期3Q営業損失 赤字転換▲13.04億円、通期予想99.1%減 ■前場の注目材料:豊田合成、SDGs収益化、商品開発で付加価値向上 ■23000円固めから次第に政策期待が高まる展開を意識したいところ 7日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。4日の米国市場はNYダウが159ドル安となり、ナスダックやS&P500など主要な株価指数は下落した。8月雇用統計が予想を上回り上昇して始まったが、ペンス副大統領がパンデミック救済策の合意なくとも政府機関閉鎖は回避することで、民主党と政府は合意したとすると期待感が後退し下落に転じた。さらに、ハイテク株の下げが続いたことも重石となっている。ただ、引けにかけてはアップルなどは上昇に転じており、急ピッチの下げに対する一巡感はみられていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円高の23175円。円相場は1ドル106円20銭台で推移している。 先物市場では日経平均先物がナイトセッションで一時22820円まで下げる場面がみられたが、終値では23200円と切り返しをみせていることもあり、引き続き23000円辺りを支持線とした底堅さを見極めることになりそうだ。7日の米国市場はレイバーデーの祝日のため休場となるため、海外勢の売買が膨らみづらいほか、市場はレイバーデー明け後の海外勢の動向に対する不透明感から積極的な売買は手控えられそうである。 また、今週は週末に先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えている。足元の乱高下によってヘッジ対応の動きも活発だったとみられ、ロールオーバー中心としながらも引き続き先物主導の売買によって振らされやすい面はありそうだ。まずは23000円処での底堅さを見極めたいところであろう。翌週に自民党総裁選が控えていることもあり、政策期待が売り込みづらくさせそうだ。 次期総裁の本命とされる菅官房長官においてはアベノミクスを継続させる方針である他、支持率上昇ともなれば一部で報じられている10月の解散。総選挙への思惑にもつながる。これによって補正や経済対策への期待感も高まる格好になるため、押し目買い意欲の強さが意識されてくるだろう。ハイテク株の弱い値動きが警戒視されているが、一方で今回のバフェット氏の大手商社株取得に伴うバリューシフトがレイバーデー明け後の海外勢の追随する流れとなれば、相場全体の底上げ期待も高まることになりそうである。 ■ハイレックス、20/10期3Q営業損失 赤字転換▲13.04億円、通期予想99.1%減 ハイレックス<7279>が発表した第3四半期業績は売上高が前年同期比23.3%減の1407.60億円、営業損益は13.04億円の赤字に転落した。日本、北米、欧州では3月から5月にかけて新型コロナウイルス感染症による操業停止が本格化するなど各国での操業停止の影響が大きい。なお、未定としていた2020年10月期については営業利益を前期比99.1%減の6000万円と予想している。 ■前場の注目材料 ・シカゴ日経225先物は上昇(23175、大阪比+5) ・1ドル106円20-30銭 ・VIX指数は低下(30.75、-2.85) ・日銀のETF購入 ・米経済対策効果への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・豊田合成<7282>SDGs収益化、商品開発で付加価値向上 ・菊池製作所<3444>イノフィス、アシストスーツを海外で拡販、中台欧などで5割 ・SOMPO<8630>米農業保険大手を買収、500億円規模 ・三井E&S<7003>生産性向上に重点投資、玉野・大分工場でDXやIoT活用 ・キトー<6409>ホイストの海外生産推進、複数拠点でリスク分散 ・ミスミG<9962>設計迅速化ソフト刷新、CADデータを大幅拡充、利用可能部品450万点 ・NTTデータ<9613>医療ビッグデータ始動、研究者などに提供 ・メルカリ<4385>米事業に道筋、EC拡大で収益確保 ・東エレデバ <2760>サイバー攻撃侵入試験を完全自動化、基盤発売 ・ソフトバンクG<9984>TikTokインド買収へパートナー探し ・三菱マテリアル<5711>サーミスタセンサー開発、応答性7倍・熱測定精度2倍 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・時間未定 中・8月輸出(前年比予想:+7.5%、7月:+7.2%) ・時間未定 中・8月輸入(前年比予想:+0.4%、7月:-1.4%) ・時間未定 中・8月貿易収支 《ST》
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時価総額 113,597百万円
半導体、IT機器の専門商社。半導体ソリューション、ITソリューションを手掛ける。自社ブランド「inrevium」の開発・設計などメーカー機能も持つ。顧客商権の拡大などで車載向け半導体製品は販売順調。 記:2024/09/01
3444 東証スタンダード
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時価総額 3,849百万円
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国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
5711 東証プライム
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非鉄大手。銅精錬から銅加工品、電材、超硬工具まで幅広い。リサイクル技術による廃棄物の再資源化も。半導体関連製品などが販売回復。精錬所の生産トラブルも解消。資源循環事業の強化に向け、欧州統括会社設立へ。 記:2024/07/23
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7003 東証プライム
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国内トップの船用エンジンや港湾クレーンに強み。連結子会社に三井海洋開発。24.3期3Q累計は舶用・建機用エンジンやコンテナクレーンが好調。工事損失引当金の一部戻し入れも寄与して利益急改善。のれん特益計上。 記:2024/04/15
7279 東証スタンダード
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7282 東証プライム
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8630 東証プライム
3,265
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時価総額 3,233,924百万円
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9613 東証プライム
2,564
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時価総額 3,596,010百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10
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2,614.5
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9984 東証プライム
8,696
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時価総額 14,982,808百万円
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