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本格化する決算を見極めたいムード【クロージング】

2020/7/28 16:19 FISCO
*16:19JST 本格化する決算を見極めたいムード【クロージング】 28日の日経平均は続落。58.47円安の22657.38円(出来高概算10億8800万株)で取引を終えた。小動きで始まった日経平均は、米ハイテク株の上昇を受けたナスダックの反発や上海指数、ハンセン指数などアジア市場の強い値動き、さらに米上院共和党は1兆ドル(約105兆円)規模の経済対策案を公表したと伝わったこと等を手掛かりに、前場半ばには一時22842.19円まで上げ幅を広げる場面もみられた。しかし、後場はこう着感が強まる中で次第に調整ムードとなり、都内の新型コロナウイルス感染者数が200人を超えたと伝わったこともポジション圧縮に向かわせた。本格化する決算を見極めたいムードもあり、日経平均は本日の安値圏で取引を終えた。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは空運、電力ガス、不動産、陸運、輸送用機器、鉱業、機械、繊維が軟調。半面、医薬品、精密機器、情報通信、非鉄金属、パルプ紙がしっかり。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、ファーストリテ<9983>、日立建<6305>が軟調。一方で、第一三共<4568>、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、富士フイルム<4901>がしっかり。 日経平均は後場に入り弱含みとなったが、売買代金が2兆円を下回る薄商いであり、前場半ばにかけての上昇に対する短期筋の反動といったところであろう。また、決算評価も見極めづらく、ザラ場に決算を発表したHOYA<7741>が買われる一方で、前日の大引け後に決算を発表した中外薬<4519>は朝方こそ買いが集中するものの、寄り付き直後に下げに転じてしまうなど、手掛けづらさが窺える。米国についても主要企業の決算発表が本格化するため、積極的なポジションは取りづらいところである。 東エレク<8035>は決算を発表するが、コンセンサスを上回ったとしても利益確定の流れに向かうようだと、指数インパクトの大きい値がさ株であるため、グロース株への利益確定といった流れも意識されやすいところである。また、マザーズ指数も3営業日続落となり、25日線が上値抵抗として意識されてきているほか、1000Ptが心理的な抵抗として見られてきている。短期資金が一部の銘柄に集中する流れはみられているが、柱的な銘柄が定まらず、短期的な値幅取り狙いが中心になりそうである。 《CN》
関連銘柄 11件
4519 東証プライム
4,852
4/26 15:00
-8(%)
時価総額 8,146,789百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
4568 東証プライム
5,010
4/26 15:00
+244(%)
時価総額 9,754,640百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
3,328
4/26 15:00
+5(%)
時価総額 4,139,623百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
6305 東証プライム
4,365
4/26 15:00
-29(%)
時価総額 938,977百万円
総合建設機械メーカー。油圧ショベルなどの建設機械で国内2位。世界でも上位。鉱山機械も。米州事業の拡大等に取り組む。中国は販売伸び悩むが、米州やアジア・大洋州等は販売堅調。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/16
6367 東証プライム
21,160
4/26 15:00
+760(%)
時価総額 6,202,292百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6762 東証プライム
7,312
4/26 15:00
+96(%)
時価総額 2,842,701百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6954 東証プライム
4,528
4/26 15:00
+73(%)
時価総額 4,571,229百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7741 東証プライム
18,340
4/26 15:00
+35(%)
時価総額 6,622,134百万円
半導体ブランクスやHDDガラス基板で世界首位。眼鏡レンズやコンタクトレンズ、内視鏡、眼内レンズ、人工骨などのライフケア事業でも実績。光学技術に定評。ライフケア、情報通信とも好調で、3Q累計は増収確保。 記:2024/03/31
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,390
4/26 15:00
-150(%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,782
4/26 15:00
+179(%)
時価総額 13,408,028百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10