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前場に注目すべき3つのポイント~値動きの軽い材料株等へ個人主体の資金がシフトしやすい

2020/7/28 8:54 FISCO
*08:54JST 前場に注目すべき3つのポイント~値動きの軽い材料株等へ個人主体の資金がシフトしやすい 28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:値動きの軽い材料株等へ個人主体の資金がシフトしやすい ■三菱自、 1Q営業損益 赤字転換▲533億円、概ね想定内 ■前場の注目材料:三菱電、協働ロボ攻勢、国内外拠点にデモ機数十台 ■値動きの軽い材料株等へ個人主体の資金がシフトしやすい 28日の日本株市場は底堅さが意識されるものの、積極的な売買は手控えられそうである。27日の米国市場では、ダウ、ナスダックともに上昇。アリゾナやフロリダ州でのウイルス感染ペースが鈍化したほか、製薬会社モデルナが最終段階の治験を開始することを明らかにし、期待感から上昇して寄り付いた。政府の追加財政策への期待やハイテク株も今週の決算を控えて買いが広がり、終日堅調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円安の22665円。円相場は1ドル105円30銭台と円高に振れて推移している。 米ハイテク株の上昇は安心感につながりそうだが、本格化する決算を前にこう着感が強まりやすいところである。昨日の日経平均は連休中の米国市場の下落影響から大幅に下げるとみられていたが、売り一巡後はじりじりと下げ幅を縮めていたこともあり、ある程度は週明けの米国市場の上昇は織り込まれているだろう。ただし、25日線が支持線として機能していることもあり、売り込みづらくさせそうでもある。 また、商品市況の上昇を背景にCTAに絡んだ資金流入も意識されやすく、全体としては底堅さが意識されやすいところ。とはいえ、決算を前に機関投資家などは動きづらく、次第に値動きの軽い材料株等へ個人主体の資金がシフトしやすい。昨日の引け後に決算を発表したところでは、マクニカ富士<3132>、日東電<6988>、コーエーテクモ<3635>などに短期筋の資金が向かいやすそうである。そのほか、引き続き新型コロナウイルス感染症の影響から関連する銘柄へは循環的な物色が意識されやすい。 また、直近IPOは足元で調整が続いていることもあり、そろそろ値ごろ感からの自律反発狙いの動きも出てきそうである。なお、JPX<8697>は本日、ソニーFH<8729>に替わり日経平均採用による需給イベントが発生する。変更自体こそサプライズ感はなかったが、JPXには改めて買い需要を意識した値動きが材料視されやすいだろう。日経平均がこう着ながらも底堅さが意識されることにより、物色意欲は後退せず、材料株での値幅取りが活発になろう。 ■三菱自、 1Q営業損益 赤字転換▲533億円、概ね想定内 三菱自<7211>が発表した第1四半期業績は、売上高が前年同期比57.2%減の2295.45億円、営業損益は533.41億円の赤字(前年同期は38.57億円の黒字)だった。今期の売上高は前期比35%減の1兆4800億円、営業損益は1400億円の赤字(前期は127億円の黒字)の見込み。世界販売は25%減の84万5千台となる計画。新型コロナの影響で主力の東南アジアや北米、欧州などで軒並み販売が落ち込む。コンセンサスを下回るが概ね想定内であろう。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(26584.77、+114.88) ・ナスダック総合指数は上昇(10536.27、+173.09) ・SOX指数は上昇(2104.62、+65.91) ・VIX指数は低下(24.74、-1.10) ・米原油先物は上昇(41.60、+0.31) ・日銀のETF購入 ・米景気刺激策への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・三菱電<6503>協働ロボ攻勢、国内外拠点にデモ機数十台 ・第一三共<4568>アストラゼネカとADC抗がん剤で提携 ・OSG<6136>エフ・ピー・ツール買収、精密工具の提案力向上 ・ミネベアミツミ<6479>欧・北米にベッドセンサー投入、介護施設用 ・NEC<6701>ロボ自動ティーチング、AIで作業手順最適化 ・NTTデータ<9613>OCRとRPA連携、自治体業務を自動化 ・フジクラ<5803>冷却部品が「富岳」に採用 ・AGC<5201>フォトマスクブランクス生産能力倍増、EUV露光用 ・帝人<3401>日立と新素材で協業、開発スピード向上 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 15件
6,400
5/17 15:00
-89(%)
時価総額 403,398百万円
大手エレクトロニクス商社。マクニカを中核に、集積回路や電子デバイス、ネットワーク機器、セキュリティ製品等を提供する。今期3Q累計は半導体が堅調に推移した。ネットワーク事業は国内外で好調が持続した。 記:2024/04/08
3401 東証プライム
1,411
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-25.5(%)
時価総額 279,313百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
1,412
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時価総額 474,569百万円
大手ゲームソフト制作会社。コーエーとテクモが2009年経営統合。スマホや家庭用ゲーム、オンラインゲームを開発、販売する。海外展開を強化。今期3Q累計は既存タイトルが好調だった。オンラインゲームも伸長した。 記:2024/02/02
4568 東証プライム
5,531
5/17 15:00
+49(%)
時価総額 10,769,045百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
5201 東証プライム
5,497
5/17 15:00
-49(%)
時価総額 1,250,243百万円
世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
5803 東証プライム
2,846.5
5/17 15:00
-12(%)
時価総額 842,174百万円
大手電線メーカー。電力や通信、光のケーブル、光通信部品に加え、電子ワイヤやHDD部品などを手掛ける。24.3期3Qは自動車事業部門が黒字転換。北米での新車種立ち上げなどが寄与。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/04
6136 東証プライム
2,020
5/17 15:00
+5(%)
時価総額 200,350百万円
世界有数の切削工具メーカー。ねじ切り工具は世界トップシェア。エンドミルやドリル、転造工具も展開。大手ユーザー開拓図る。米州や欧州・アフリカは堅調。23.11期通期は増収。24.11期は増収増益計画。 記:2024/02/02
6479 東証プライム
3,262
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+63(%)
時価総額 1,393,138百万円
極小ベアリングに強み。モータや液晶用バックライト、アナログ半導体等も手掛ける。プレシジョンテクノロジーズ事業は増収。航空機関連の需要増でロッドエンドベアリングは売上増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/03/05
6503 東証プライム
2,819.5
5/17 15:00
-3(%)
時価総額 6,054,036百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6701 東証プライム
10,965
5/17 15:00
-40(%)
時価総額 2,991,800百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6988 東証プライム
12,220
5/17 15:00
-110(%)
時価総額 1,830,043百万円
包装材料・半導体関連材料・光学フィルム等を製造。液晶用光学フィルム、自動車用表面保護フィルム等で世界首位。24.3期3Qはインダストリアルテープの収益が堅調。ハイエンドスマホ向け組み立て用部材は需要増。 記:2024/04/07
7211 東証プライム
440.2
5/17 15:00
+3.6(%)
時価総額 656,022百万円
自動車メーカー。日産やルノーらと提携し、世界的な協業を進める。SUVやミニバン、軽自動車、商用車等を製造、販売。中国事業の構造改革進める。中南米・中東他、北米などは販売台数増。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/10
8697 東証プライム
3,635
5/17 15:00
-4(%)
時価総額 1,921,381百万円
金融取引所グループ会社。東京証券取引所や大阪取引所、東京商品取引所、証券保管振替機構等を傘下に持つ。取引所金融商品市場を開設、運営する。今期3Q累計は日本株市場の活況を追い風に、取引関係収益等が伸長した。 記:2024/03/01
2,597
8/28 15:00
-1(%)
時価総額 1,130,014百万円
ソニー子会社。生保中心に、損保、銀行、介護施設等を展開。ネット銀行預金残高3位。米ドル建て終身保険に実績。親会社のソニーが1株2600円でTOBを実施へ。20.3期純利益はコンセンサスを55億円上振れ。 記:2020/06/02
9613 東証プライム
2,283.5
5/17 15:00
-0.5(%)
時価総額 3,202,609百万円
NTT傘下のSI大手。金融分野や公共・社会基盤分野向けに強み。24.3期3Q累計は親会社との海外通信事業統合会社がフル連結化。公共、金融案件の獲得も順調。営業外の金融費用増。通期営業最高益・増配を見込む。 記:2024/03/07