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マザーズ先物見通し:米国株安などで利食い売り優勢か
2020/5/13 7:45
FISCO
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*07:45JST マザーズ先物見通し:米国株安などで利食い売り優勢か 本日のマザーズ先物は、前日の米国株安などを受けて、利食い売りが先行し軟調な展開が想定される。前日の米国市場は、新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒感から、主要株価指数は続落した。欧米では、新型コロナの感染拡大を受けた行動制限を解除する動きが継続。感染が深刻な米ニューヨーク州も15日から段階的に解除する計画で、こうした流れを好感して買いが先行して始まった。ただ、国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長が上院委員会で、経済活動の「性急過ぎる再開」がもたらすリスクを警告した。感染拡大の「第2波」への警戒感が強まると、主要株価指数はマイナスに転じ、引けにかけて下げ幅を広げた。シカゴの日経225先物も反落し、日経平均も下落スタートが見込まれ、マザーズ先物にも売りが波及すると予想される。一方、国内では14日、新型コロナの感染拡大に伴い発出された「緊急事態宣言」の行方を左右する専門家会議の開催が予定される。週末には米国や中国で景況感や生産活動に関する4月の経済統計の発表も控える。市場では「宣言解除を受け経済活動の再開への期待感は強いものの、このところの上昇である程度織り込まれてきたため、買い注文が入りにくい」との声も聞かれ、全般は軟調な展開が想定される。上値のメドは810.0pt、下値のメド790.0ptとする。 《FA》
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