マーケット
11/26 15:15
38,442.00
-338.14
44,860.31
+123.74
暗号資産
FISCO BTC Index
11/28 3:33:46
14,533,007
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

新興市場見通し:マザーズひとまず反発も警戒感続く、IPO厳しい出足に

2020/3/7 15:49 FISCO
*15:49JST 新興市場見通し:マザーズひとまず反発も警戒感続く、IPO厳しい出足に 先週の新興市場では、日経平均が下落する一方、マザーズ指数と日経ジャスダック平均は4週ぶりに上昇した。世界的に新型コロナウイルスの感染拡大が続き、株式相場も不安定な展開を強いられた。ただ、マザーズ指数は前の週に一時700ptを割り込むまで急ピッチの調整を見せていたため、成長期待の高い銘柄を中心に押し目買いが入り、材料株での値幅取りを狙った物色も見られた。なお、週間の騰落率は、日経平均が-1.9%であったのに対して、マザーズ指数は+2.2%、日経ジャスダック平均は+0.5%だった。 個別では、フリー<4478>が週間で4.3%高、ラクス<3923>が同5.2%高となったものの、メルカリ<4385>が同5.8%安、Sansan<4443>が同5.7%安となるなどマザーズ時価総額上位は高安まちまち。売買代金上位ではイグニス<3689>がVR(仮想現実)ライブ展開への期待などから買われ、大阪大学と新型コロナのワクチン開発に着手したアンジェス<4563>は週間のマザーズ上昇率トップとなった。反面、Amazia<4424>は買いが一巡すると売りに押され、前の週に上場したAHCグループ<7083>などが下落率上位に顔を出した。ジャスダック主力では2月既存店売上が比較的良好だった日本マクドナルドHD<2702>が同7.6%高、ワークマン<7564>が同5.3%高、セリア<2782>が同7.2%高と堅調。ただ、外部環境の悪化からハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>は同8.7%安となった。売買代金上位では第一商品<8746>などが大きく上昇し、太洋工業<6663>が週間のジャスダック上昇率トップだった。反面、出前館<2484>は利益確定売り優勢で、fonfun<2323>などが下落率上位に顔を出した。なお、先週から3月のIPOラッシュが始まり、4社が新規上場した。Kids Smile HD<7084>は公開価格を2割ほど上回る初値を付けたが、2社は公開価格割れ、1社は同値にとどまった。 今週の新興市場では、マザーズ指数が引き続き安値圏で推移しそうだ。日足チャートを見ると、4年ぶり安値水準である700ptがひとまず下値支持線として機能したが、積極的に戻りを試す機運も乏しい。国内外での新型コロナの影響拡大、さらに急ピッチの円高進行などから日経平均の2万円割れを予想する向きも増えてきている。実際に大台割れとなると、新興市場でもリスク回避の動きが一層強まる可能性がある。 サーバーワークス<4434>など比較的強い値動きの銘柄に加え、見直し機運の出てきたセリアやオイシックス・ラ・大地<3182>にも注目したい。なお、今週は3月11日にステムリム<4599>、12日にバルニバービ<3418>、GA technologies<3491>、プロレド・パートナーズ<7034>、13日にスマレジ<4431>、スリー・ディー・マトリックス<7777>などが決算発表を予定している。GA TECHやスマレジは業績の伸びが続くか注目されそうだ。 IPO関連では、6社の新規上場が予定されている。悪地合いのなか、引き続き公開規模の大きな案件を中心に軟調スタートとなる銘柄が出てくるだろう。3月17日などは3社同時上場となるため、初値買いの分散も需給面の懸念材料となる。なお、先週は松屋アールアンドディ<7317>(4月6日、マザーズ)など6社の新規上場が発表され、4月上旬もIPOラッシュが続きそうだ。 《HK》
関連銘柄 25件
2323 東証スタンダード
833
11/27 15:30
-11(%)
時価総額 2,956百万円
SMS配信サービス「バンソウSMS」、Webメールサービス「リモートメール」などのクラウドソリューション事業が主力。DXソリューション事業も展開。SaaS事業のサービスを強化。26.3期売上20億円目標。 記:2024/09/01
2484 東証スタンダード
253
11/27 15:30
-1(%)
時価総額 33,503百万円
国内最大級のフードデリバリーサービス「出前館」を手掛ける。対応エリアの広さ、認知度の高さが強み。アクティブユーザー数は540万人超。加盟店舗数は10万店舗超。配達原価の適正化、リテール事業の拡大図る。 記:2024/10/26
6,130
11/27 15:30
-10(%)
時価総額 815,045百万円
国内最大のハンバーガーチェーン。1971年創業。2900店舗超。米マクドナルド・コーポレーションとライセンス契約を締結。時間帯に合わせたメニューラインアップを強化。デリバリーサービスの提供店舗拡大図る。 記:2024/07/29
2782 東証スタンダード
2,743
11/27 15:30
-24(%)
時価総額 208,029百万円
100円ショップ業界2位。主力は日本製グッズ。独自の企画商品や流通システムに強み。女性視点の品揃えにも定評。店舗数は2000店舗超。客数堅調。商品は100円均一を維持。関東の出店増やす。人件費増が重し。 記:2024/10/11
3182 東証プライム
1,638
11/27 15:30
+9(%)
時価総額 62,290百万円
食品宅配会社。青果物や加工食品、ミールキットなどの高付加価値食品、日用品、雑貨等の宅配を行う。連結子会社にシダックス、移動スーパーのとくし丸など。ORD厚木冷凍ステーションでは作業効率化が順調に進む。 記:2024/10/03
3418 東証グロース
1,103
11/27 15:30
-8(%)
時価総額 9,953百万円
レストランやカフェ等の運営などを行うレストラン事業が柱。エリア開発を行うエステートビルドアップ事業も。バッドロケーション戦略が特徴。29.7期営業利益15億円目標。レストラン事業はエリア厳選で新規出店へ。 記:2024/10/24
1,242
11/27 15:30
+4(%)
時価総額 45,475百万円
ネット不動産投資サービス「RENOSY」を展開。不動産投資の検討、購入、管理、売却までカバー。賃貸管理DX等も。RENOSY会員数は48万人超。サブスク契約件数は3.1万戸超。24年10月に台湾へ進出。 記:2024/10/24
3689 マザーズ
2,995
6/29 15:00
+1(%)
時価総額 46,950百万円
恋愛・婚活マッチングサービス「with」のマッチング事業が主力。バーチャルライブプラットフォームの運営等も展開。withは口コミによる新規流入数が増加傾向。21.9期2Qはマッチング事業が2桁増収。 記:2021/06/07
3923 東証プライム
2,045
11/27 15:30
-16(%)
時価総額 370,587百万円
経費精算システム「楽楽精算」が主力。電子請求書発行システム「楽楽明細」やクラウド型販売管理システム「楽楽販売」などのほか、IT人材事業も展開。楽楽精算は累計導入社数が1.7万社超。成長投資を継続。 記:2024/08/23
4385 東証プライム
1,920
11/27 15:30
+8.5(%)
時価総額 314,936百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4424 東証グロース
356
11/27 15:30
-14(%)
時価総額 2,406百万円
国内最大級のマンガアプリ「マンガBANG!」を運営。女性向けマンガアプリ「マンガトート」、オリジナルマンガレーベル「マンガBANGコミックス」等も。オリジナル作品の制作強化、新規事業の創出等に注力。 記:2024/08/06
4431 東証グロース
3,050
11/27 15:30
-70(%)
時価総額 59,881百万円
クラウド型POSレジ「スマレジ」の提供を行うクラウドサービス事業を展開。サブスク売上比率は6割超。有料店舗数は3.7万店超。解約率は低水準。テレビCMなどの広告宣伝施策により、有料店舗数は順調に増加。 記:2024/10/11
4434 東証スタンダード
2,288
11/27 15:30
-27(%)
時価総額 17,968百万円
クラウド専業インテグレーター。米アマゾン社が提供するクラウド基盤「AWS」の請求代行サービスが主力。丸紅など大手企業を中心とする豊富な導入実績が強み。富士フイルムビジネスイノベーションと合弁会社設立。 記:2024/06/07
4443 東証プライム
2,057
11/27 15:30
+28(%)
時価総額 259,408百万円
営業DXサービス「Sansan」、インボイス管理サービス「Bill One」等を手掛ける。Sansanは契約件数が9400件超。Bill Oneの有料契約件数は2600件超。Bill Oneは高成長続く。 記:2024/06/07
4478 東証グロース
2,795
11/27 15:30
+100(%)
時価総額 163,815百万円
中小企業向けに統合型クラウド会計ソフト、人事労務ソフトの提供等を行う。クラウド会計ソフトで国内トップシェア。有料課金ユーザー企業数は53万件超。サブスク売上比率が高い。金融サービスの拡大等を図る。 記:2024/10/24
4563 東証グロース
59
11/27 15:30
-2(%)
時価総額 15,155百万円
大阪大学発の研究開発型バイオベンチャー。遺伝子医薬、DNAワクチンの研究開発などを行う。開発パイプラインにHGF遺伝子治療用製品「コラテジェン」など。早老症治療薬「ゾキンヴィ」を24年5月に発売。 記:2024/08/06
4599 東証グロース
360
11/27 15:30
-5(%)
時価総額 22,148百万円
再生誘導医薬の研究開発等を行う大阪大学発のバイオベンチャー。パイプラインに栄養障害型表皮水疱症治療薬「PJ1-01」、脳梗塞治療薬「PJ1-02」など。レダセムチドは適応拡大に向けた研究開発の進捗見込む。 記:2024/10/11
1,873
11/27 15:30
+12(%)
時価総額 180,398百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
6663 東証スタンダード
276
11/27 14:59
-2(%)
時価総額 1,654百万円
フレキシブルプリント配線板の試作・開発等を行う。和歌山県和歌山市に本社。最終外観検査システム等のテストシステム事業、鏡面研磨機事業等も展開。テストシステム事業では新規市場・販路の開拓などに取り組む。 記:2024/08/10
7034 東証プライム
512
11/27 15:30
-13(%)
時価総額 5,732百万円
コストマネジメントを中心とするコンサルティング事業を展開。新規事業開発支援、経営人材派遣によるハンズオン支援、システム導入支援等も。固定報酬型コンサルサービスではバックオフィス業務のBPR支援等が成長。 記:2024/06/09
7083 東証グロース
1,337
11/27 15:30
+3(%)
時価総額 2,812百万円
児童発達支援事業所「アプリキッズ」や放課後等デイサービス事業所「アプリ」等を展開する福祉事業が主力。デイサービス「クラス」等の運営も。配当性向30%目標。介護事業では質向上による利用回数の増加図る。 記:2024/10/26
795
11/27 9:00
±0(%)
時価総額 2,582百万円
認可保育所を中心に、プレスクール一体型保育園や学童施設などの運営を行う保育事業を展開。児童数は5200人超。認可保育園ではオリジナル教育プログラムを導入。24年10月にグローバルスクールの新規開設を予定。 記:2024/07/04
7564 東証スタンダード
4,070
11/27 15:30
+45(%)
時価総額 333,117百万円
作業服、作業関連用品などの専門店をFC展開。ベイシアグループ。アウトドア・スポーツウエアなども取り扱う。店舗数は1000店舗超。ワークマン女子の店舗網を拡大。PB商品のチェーン全店売上構成比率は6割超。 記:2024/09/03
114
11/27 15:30
-3(%)
時価総額 11,017百万円
自己組織化ペプチド技術を用いた医療製品を開発する。外科領域、組織再生領域、ドラッグ・デリバリー・システム領域で事業展開。消化器内視鏡領域の止血材は欧米で好調。欧州で次世代止血材の製造販売承認申請。疑義注記。 記:2024/09/19
8746 東証スタンダード
338
11/27 15:30
-4(%)
時価総額 3,388百万円
金地金等の販売・買取を行う金地金事業が主力。不動産担保融資などを手掛けるノンバンク事業も。旧社名は第一商品。海外子会社が暗号資産「Kinka」を発行。金地金の販売戦略見直し、新サービス開発を図る。 記:2024/10/25