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後場に注目すべき3つのポイント~短期筋の買い戻しは一巡か

2020/2/20 12:59 FISCO
*12:59JST 後場に注目すべき3つのポイント~短期筋の買い戻しは一巡か 20日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅続伸、短期筋の買い戻しは一巡か ・ドル・円は底堅い、日本株高で円売り基調継続 ・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はトヨタ自動車<7203> ■日経平均は大幅続伸、短期筋の買い戻しは一巡か 日経平均は大幅続伸。207.07円高の23607.77円(出来高概算5億6168万株)で前場の取引を終えた。前日の米国市場では、中国政府による景気支援策が好感されるなか、前の日に下落が目立ったハイテク株を中心に買い戻しが広がった。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では、多くの連銀高官が現行の金融政策が適切と考えており、金利を維持する方針で一致したことが示された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比215円高の23585円になるなか、為替相場が1ドル=111円台を約9ヶ月ぶりの円安水準を回復したこともあり、本日の東京市場は買い先行のスタートとなった。前場中ごろから開始された中国・上海総合指数をはじめとしたアジア株式市場が、材料出尽くし感により伸び悩んだことから、海外短期筋による買い戻しの動きも一巡したもよう。 セクターでは、鉱業やパルプ・紙が2%超の上昇となったほか、輸送用機器、海運業、保険業、ガラス・土石製品が堅調であった。売買代金上位銘柄では、最大5000億円の借入発表で自社株買い実施に繋がるなど思惑が高まったソフトバンクG<9984>が4%近い上昇になったほか、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>、トヨタ自動車<7203>、任天堂<7974>、SUMCO<3436>、東京エレクトロン<8035>、太陽誘電<6976>、村田製作所<6981>、三菱UFJ<8306>、信越化<4063>が上昇。一方で、大規模配当実施による株式公開買付(TOB)撤回懸念が強まった前田道路<1883>が5%安になったほか、Zホールディングス<4689>、資生堂<4911>はさえない。 足元の先物手口動向では、2月18日の相場下落局面で、クレディスイス証券による225先物の大口売り越しが目立ったことから、海外短期筋が新規のショートポジションを改めて組み立てているとの観測があった。前日19日に日経平均が5営業日ぶりの反発をみせた際に目立った同主体による買い戻しの動きがなかったことからも、本日は朝方から足元で225先物を売り越していた主体によるショートポジションの巻き戻しの動きが幾分か出た可能性がある。 一方で、本日の中国市場では、発表された2月分の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」(事実上の貸出基準金利)の1年物と5年物がともに市場予想通り引き下げられたことが朝方は好感されたが、その後はマイナスに転じる場面もみられている。為替市場では、1ドル=111円台をキープしているものの、材料出尽くし感の意識されたアジア株式市場のさえない推移を受けて、朝方から観測された海外短期筋による買い戻しの動きも概ね一巡しているもよう。 物色としても、空売り比率の高まっていたハイテク株中心に個別の買い戻しがみられているが、上値追いの動きには至っていない銘柄が多く散見されている。年初からの期間でみた価格帯別売買高における商いの集中しているレンジである日経平均23800-23900円レベルでの上値の重さが意識されているようだ。全体の地合いは崩れていないことからも、業績期待の大きい銘柄やバリュエーション面で割安感のある銘柄に対する押し目買いのスタンスは維持しておきたいところである。 ■ドル・円は底堅い、日本株高で円売り基調継続 20日午前の東京市場でドル・円は111円40銭付近で推移。前日の大幅高の反動で利益確定売りに押されたが、日経平均株価の前日比200円超高の堅調地合いを手がかりに円売りが継続し、ドルを押し上げた。また、米景気拡大期待が広がるなか、ドルは対主要通貨で買いが入りやすい地合いのようだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円11銭から111円41銭、ユーロ・円は120円10銭から120円37銭、ユーロ・ドルは1.0791ドルから1.0815ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・ビットワングループ<2338>、大谷工業<5939>など、10銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はトヨタ自動車<7203> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・豪・1月失業率:5.3%(予想:5.2%、12月:5.1%) ・豪・1月雇用者数増減:+1.35万人(予想:+1.0万人、12月:+2.89万人) 【要人発言】 ・G20 財務相・中銀総裁会議(声明草案) 「今年と来年の世界経済成長は控えめに加速」 「回復は緩和的な金融状況の継続や貿易をめぐる対立緩和の兆候に支えられる」(報道) <国内> ・月例経済報告 <海外> 特になし 《HH》
関連銘柄 16件
1883 東証1部
2,099
9/28 15:00
+71(%)
時価総額 187,145百万円
ゼネコン準大手。今年10月に傘下の前田道路、前田製作所と経営統合し、持株会社の社名をインフロニアHDに。中計ではグループ経営の強化などで31年3月期に営業益1000億円以上を目指す。配当性向3割以上目安。 記:2021/09/13
2338 東証スタンダード
459
9/20 15:00
+2(%)
時価総額 20,017百万円
システムソリューション事業、アイラッシュケア事業を手掛ける。NVIDIAチップやGPUサーバーなどGPU関連の販売等を行う。アイラッシュケア事業ではまつ毛美容液の販売が順調。AI等関連事業の推進に注力。 記:2024/05/06
3436 東証プライム
1,496
9/20 15:00
+45(%)
時価総額 523,862百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
4063 東証プライム
5,862
9/20 15:00
+112(%)
時価総額 11,865,409百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4689 東証プライム
409.4
9/20 15:00
+6.5(%)
時価総額 3,124,197百万円
ヤフー、LINEなどの再編で2023年に誕生。グループ会社にアスクル、出前館、PayPay、ZOZOなど。LYPプレミアムは有料会員の拡大図る。「LINE Pay」は25年4月末に国内サービスを終了予定。 記:2024/06/28
4911 東証プライム
3,414
9/20 15:00
+44(%)
時価総額 1,365,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
5939 東証スタンダード
7,270
9/20 15:00
-520(%)
時価総額 5,671百万円
配電線用・通信線用の架線金物や鉄塔・鉄鋼を製造・販売。建築金物も。北陸電力が主顧客。24.3期3Q累計は堅調な送電設備の老朽化工事や電柱の建替工事を受けて配電線用が伸長。建築金物の販売も伸びて増収増益に。 記:2024/04/15
6758 東証プライム
13,365
9/20 15:00
+190(%)
時価総額 16,854,361百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6976 東証プライム
2,913.5
9/20 15:00
+68.5(%)
時価総額 379,390百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
6981 東証プライム
2,749
9/20 15:00
+83.5(%)
時価総額 5,573,441百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7203 東証プライム
2,634
9/20 15:00
+23.5(%)
時価総額 42,973,676百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
7,670
9/20 15:00
-3(%)
時価総額 9,960,952百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
24,245
9/20 15:00
+1,225(%)
時価総額 11,434,742百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
1,482
9/20 15:00
+39(%)
時価総額 19,683,917百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9983 東証プライム
47,810
9/20 15:00
+1,910(%)
時価総額 15,214,146百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,563
9/20 15:00
+158(%)
時価総額 14,753,655百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17