マーケット
5/15 15:15
38,385.73
+29.67
39,908.00
+349.89
暗号資産
FISCO BTC Index
5/16 9:03:14
10,235,005
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGが利食いをこなすならセンチメントを明るくさせる

2020/2/13 8:49 FISCO
*08:49JST 前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGが利食いをこなすならセンチメントを明るくさせる 13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ソフトバンクGが利食いをこなすならセンチメントを明るくさせる ■前場の注目材料:ソフトバンクG、10−12月期営業損益は25.9億円の黒字に転換 ■みらかHD、新型肺炎/検査を受託 ■ソフトバンクGが利食いをこなすならセンチメントを明るくさせる 13日の日本株市場は、米株高の流れを受けた買い先行の展開となろう。12日の米国市場は、NYダウが275ドル高となった。米大統領選の民主党候補者指名に向けたニューハンプシャー州予備選ではバーニー・サンダース上院議員が勝利したものの、他候補との差は僅かであり指名争いが難航するとの見方から、トランプ大統領が有利であるとして終日堅調推移となった。 また、新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向にあると伝わったことも、買い安心感につながっている。この流れからシカゴ日経225先物清算値は大阪比75円高の23945円。円相場は1ドル110円00銭台で推移している。 新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向にあると伝わったことに関しては、クルーズ船における感染者の拡大を背景に、楽観視は出来ないところであろう。とはいえ、米国市場はテクノロジー株を中心に強い値動きをみせており、この流れを引き継ぐことになりそうだ。もっとも、日経平均の24000円を明確に上放れてくる可能性は低そうであり、買い一巡後はこう着感が強まりやすく、先物主導のインデックス売買に振らされそうである。 昨日、日経平均を押し上げたソフトバンクG<9984>については、大幅上昇に対する反動は想定内であろう。利食いをこなしつつ、底堅い値動きをみせてくるようだと、センチメントを明るくさせてきそうである。なお、決算については2019年7-9月期の大幅営業赤字の原因になったファンド運用について、投資先の業績改善などを背景に「反転した」と説明し、10-12月期では営業黒字(25.9億円)に転換したことを強調した。 また、説明会で「ソフトバンクGは事業会社ではない。投資会社だ。売り上げや営業利益は忘れていい数字だ」と述べ、ソフトバンクGの業績は「会計上の営業利益ではなく、株主価値がどれくらい増えたのか減ったのか」だとの考えを述べている。 その他、米国ではマイクロン・テクノロジーが3%を超える上昇となっている。UBSが12日付で投資判断を「中立」から「買い」に格上げし、目標株価を引き上げたことが材料視されている。前日に上昇が目立っていたエヌビディアも引き続き堅調であり、半導体関連への支援材料になるだろう。 ■ソフトバンクG、10−12月期営業損益は25.9億円の黒字に転換 ソフトバンクG<9984>は、2019年7-9月期の大幅営業赤字の原因になったファンド運用について、投資先の業績改善などを背景に「反転した」と説明し、10-12月期では営業黒字(25.9億円)に転換したことを強調した。また、説明会で「ソフトバンクGは事業会社ではない。投資会社だ。売り上げや営業利益は忘れていい数字だ」と述べ、ソフトバンクGの業績は「会計上の営業利益ではなく、株主価値がどれくらい増えたのか減ったのか」だとの考えを述べている。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(23861.21、+175.23) ・NYダウは上昇(29551.42、+275.08) ・ナスダック総合指数は上昇(9725.96、87.02) ・シカゴ日経225先物は上昇(23945、大阪比+75) ・1ドル110円10-20銭 ・SOX指数は上昇(1958.82、+27.74) ・VIX指数は低下(13.74、-1.44) ・米原油先物は上昇(51.17、+1.23) ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買い ・来期の業績回復期待 ・日産自<7201>新型肺炎/生産休止を拡大、「車体九州」も15、22日に ・マツダ<7261>新型肺炎/南京の完成車工場再稼働を延期、17日以降 ・JAL<9201>住商・米ベルと“空飛ぶクルマ”で協業 ・みらかHD<4544>新型肺炎/検査を受託 ・NEC<6701>インドで予防医療協力、5000人のデータ収集 ・三菱ケミHD<4188>長期ビジョン、30年に売上高6兆円 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 1月企業物価指数(前年比予想:+1.5%、12月:+0.9%) <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 7件
4188 東証プライム
845.6
5/16 0:00
±0(%)
時価総額 1,273,717百万円
国内最大の総合化学メーカー。アクリル樹脂原料や炭素繊維、光学用フィルムに強み。24.3期3Q累計は石化製品の需要が振るわず。だが産業ガスや医薬品が好調。減損損失減少も利益に効く。通期最終増益・増配を計画。 記:2024/02/14
2,552
5/16 0:00
±0(%)
時価総額 146,661百万円
受託臨床検査事業で国内2強の一角。臨床検査薬やヘルスケア関連のサービスも手掛け、免疫領域に強み。インドAgappeと、免疫検査領域での提携を通じ臨床検査薬事業を強化。新型コロナ関連の一巡で3Q累計は一服。 記:2024/02/10
6701 東証プライム
10,955
5/16 0:00
±0(%)
時価総額 2,989,072百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
7201 東証プライム
568
5/16 0:00
±0(%)
時価総額 2,397,366百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7261 東証プライム
1,636
5/16 0:00
±0(%)
時価総額 1,033,631百万円
自動車メーカー。世界初の圧縮着火ガソリンエンジン「スカイアクティブx」など独自技術を保有。デザイン力にも定評。車載用円筒形リチウムイオン電池の供給でパナソニックエナジーと連携強化。3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/31
9201 東証プライム
2,705
5/16 0:00
±0(%)
時価総額 1,182,475百万円
大手航空会社。国内線や国際線、LCC、貨物輸送の航空運送、旅客サービス、空港内地上サービス等を提供する。今期3Q累計は国際旅客収入が増加した。国内旅客収入は単価が上振れ。航空燃油費等の増加を吸収した。 記:2024/04/03
9984 東証プライム
8,359
5/16 0:00
±0(%)
時価総額 14,402,172百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10