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前場に注目すべき3つのポイント~新型肺炎の効果的治療薬発見との報道を受けたリスクオンに

2020/2/6 8:45 FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~新型肺炎の効果的治療薬発見との報道を受けたリスクオンに 6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:新型肺炎の効果的治療薬発見との報道を受けたリスクオンに ■前場の注目材料:ZHD、3Q営業利益3.2%増、ZOZO子会社化が寄与 ■日本郵政、郵政株売却期限、5年延長の方針、政府 ■新型肺炎の効果的治療薬発見との報道を受けたリスクオンに 6日の日本株市場は、欧米株式市場の上昇の流れを受けて、買い先行の展開になろう。5日の米国市場は、NYダウが483ドル高と大幅に続伸し、29000ドルを回復。中国・浙江大学の研究チームが新型肺炎の効果的治療薬発見との中国テレビ報道が材料視された。 また、1月ADP雇用統計が15年5月以来の大きな伸びとなったほか、ISM非製造業指数も予想を上回る堅調な内容となったことが材料視された。この流れからシカゴ日経225先物清算値は大阪比330円高の23690円と強い値動きをみせたほか、円相場は1ドル109円80銭台と円安に振れて推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップスタートとなろうが、これにより日経平均は急落後のもち合いレンジを上放れてくることが期待され、テクニカル面では25日線レベルを捉えてくることになる。マドを空けて上昇することにより、下にアイランドリバーサル形状を残す格好となるようだと、テクニカル的にはボトム形成が意識されてくる。一目均衡表では23660円近辺に雲上限が位置しているため、これを捉えてくるようだと、シグナル好転から、マド埋めを意識しつつ、節目の24000円へのトレンド形成も期待されてくる。 需給面では足元でロングポジションは減少していたとみられるため、ややリスクオン状態に向かうことになりそうだ。ただ、決算が本格化していることから商いは膨らみづらいこともあり、先物主導によるインデックス売買に押し上げられた後は、次第にこう着感が強まりやすいところでもあり、次第に決算を手掛かりとした個別物色にシフトする流れも想定しておきたいところ。 また、新型肺炎の効果的治療薬発見との報道が材料視されているため、医薬品などバイオ関連には関心が集まりやすい。また、新型肺炎の封じ込めが意識されてくるようだと、グローバル経済への影響が和らぐ中で、下落基調が続いていた原油相場の底打ちも意識されやすく、エネルギー関連の見直しもありそうだ。 そのほか、中国経済の回復を意識する流れから、ファーストリテ<9983>など小売セクターや機械など中国関連への押し目拾いの動きも、次第に広がりをみせてくることも考えられよう。 ■ZHD、3Q営業利益3.2%増、ZOZO子会社化が寄与 ZHD<4689>が発表した第3四半期決算は、営業利益が前年同期比3.2%増の1235.42億円だった。10-12月いずれもコンセンサスを上回っている。衣料品通販サイト「ゾゾタウン」を運営するZOZO<3092>を19年11月に子会社化した効果が出たほか、広告収入も伸びた。通期計画に対する3Q進捗率は82.3%となる。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(23319.56、+234.97) ・NYダウは上昇(29290.85、+483.22) ・ナスダック総合指数は上昇(9508.68、+40.71) ・シカゴ日経225先物は上昇(23690、大阪比+330) ・1ドル109円70-80銭 ・SOX指数は上昇(1909.52、+40.87) ・VIX指数は低下(15.15、-0.90) ・米原油先物は上昇(50.75、+1.14) ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買い ・来期の業績回復期待 ・日本郵政<6178>郵政株売却期限、5年延長の方針、政府 ・トヨタ自<7203>踏み間違い加速抑制をデータで進化、障害物なしで作動 ・DeNA<2432>日本交通HDとタクシー配車で4月事業統合 ・ダイダン<1980>バイオベンチャーに出資、がん治療用製剤開発 ・日立<6501>AIで生産計画立案、ニチレイフーズに納入 ・みらかHD<4544>新潟県健康管理協の受託臨床検査事業取得 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:30 政井日銀審議委員あいさつ(奈良市) <海外> ・09:30 豪・12月貿易収支(予想:+55.5億豪ドル、11月:+58.0億豪ドル) ・09:30 豪・12月小売売上高(前月比予想:-0.2%、11月:+0.9%) 《SF》
関連銘柄 9件
1980 東証プライム
2,999
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時価総額 137,846百万円
空調設備や給排水衛生設備、電気設備を手掛ける総合設備工事会社。1903年創業。日本武道館などで施工実績。チャンギ国際空港など海外でも実績。27.3期売上高2600億円目標。国内基幹事業の強靭化図る。 記:2024/06/24
2432 東証プライム
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ゲームの自社開発・運営、協業タイトル等を手掛けるゲーム事業、「Pococha」等のライブストリーミング事業が柱。横浜DeNAベイスターズを傘下に持つ。ライブストリーミング、スポーツ事業等で成長投資行う。 記:2024/08/02
3092 東証プライム
4,895
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時価総額 1,525,497百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
2,670.5
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時価総額 153,471百万円
遺伝子関連検査等を行う検査・関連サービス事業が主力。染色体検査で国内トップシェア。特殊検査に強み。臨床検査薬事業、滅菌関連事業等も。臨床検査薬事業ではCDMO・原材料供給事業中心にベース事業が順調。 記:2024/06/15
4689 東証プライム
409.4
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時価総額 3,124,197百万円
ヤフー、LINEなどの再編で2023年に誕生。グループ会社にアスクル、出前館、PayPay、ZOZOなど。LYPプレミアムは有料会員の拡大図る。「LINE Pay」は25年4月末に国内サービスを終了予定。 記:2024/06/28
6178 東証プライム
1,424
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時価総額 5,365,447百万円
日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命を傘下に有するグループ会社。約2万4千の郵便ネットワークを持つ。郵便・物流事業は売上伸び悩むが、郵便局窓口事業や銀行業が売上下支え。24.3期3Q累計は小幅増収。 記:2024/04/09
6501 東証プライム
3,672
9/20 15:00
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時価総額 17,025,481百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
7203 東証プライム
2,634
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時価総額 42,973,676百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
9983 東証プライム
47,810
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+1,910(%)
時価総額 15,214,146百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10