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前場に注目すべき3つのポイント~物色対象は個人主体の材料株にシフトしやすく

2020/1/23 8:59 FISCO
*08:59JST 前場に注目すべき3つのポイント~物色対象は個人主体の材料株にシフトしやすく 23日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:物色対象は個人主体の材料株にシフトしやすく ■前場の注目材料:ISID、19/12期上方修正 営業利益100億円←85.0億円 ■ホンダ<7267>ホンダ系サプライヤー、IoTで生産効率化 ■物色対象は個人主体の材料株にシフトしやすく 23日の日本株市場は、引き続き足元でのレンジ相場が続きそうである。22日の米国市場では、NYダウが小幅に下落する一方で、ナスダックは小幅に上昇するといった、まちまちの展開だった。IBMの決算評価のほか、アップルが廉価版の「iPhone」販売を計画しているとの報道もあって半導体関連は底堅い動きをみせており、下支えとして意識されやすい。一方で、新型コロナウイルスの拡大がリスク回避姿勢につながる可能性がある。シカゴ日経225先物清算値は大阪比180円安の23840円。円相場は1ドル109円80銭台で推移している。 米国市場は小動きではあるが、シカゴ先物の弱い流れにサヤ寄せする格好から、売りが先行することになりそうだ。もっとも、日経平均の24000円処での上値の重さは意識されていたこともあり、前日の上昇に対する反動も想定されていた面もありそうだ。日経平均は24000円処が心理的な抵抗となる一方で、25日線辺りが支持線として意識されており、売り一巡後の底堅さを見極めたいところであろう。 昨日の東証1部の売買高は辛うじて10億株に届いたが、依然として商いの膨らみづらい需給状況が続いている。そのため、薄商いの中を先物主導のインデックス売買に振らされやすい需給状況に変わりはない。物色対象についても個人主体の材料株にシフトしやすく、新型コロナウイルスの感染拡大懸念により、関連銘柄へは短期値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。 そのほか、東証再編に向けて時価総額250億円統一との一部報道も観測されており、新興市場銘柄等では時価総額250億円を意識した思惑的な動きも出やすいところ。その他、足元の物色では高ROE銘柄に資金が向かっているとの報道もあり、セクター内での高ROEへの選別物色も意識されやすいところであろう。 また、本日予定されている日本電産<6594>の決算に市場の関心が集まりやすく、第3四半期決算を受けて、通期の営業増益予想が維持されるかが注目される。一転減益予想ともなれば、今後本格化する3月期企業の決算への不安感が、物色を手控えさせる一因にもなりやすいところである。 ■ISID、19/12期上方修正 営業利益100億円←85.0億円 ISID<4812>は2019年12月期業績予想の修正を発表。営業利益は従来の85億円から100億円に上方修正した。コンセンサス(99億円程度)を若干上回る水準に修正した格好。官公庁や公共機関向け案件を含む「コミュニュケーションITセグメント」が大幅増収となったほか、金融機関向けのシステム開発も好調。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(24031.35、+166.79) ・ナスダック総合指数は上昇(9383.77、+12.96) ・SOX指数は上昇(1930.23、+15.23) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買い ・来期の業績回復期待 ・日産自<7201>中国CATLからEV用電池、来年度、新型車に搭載 ・いすゞ<7202>UDと車台共通化へ、片山社長「合理化したい」 ・松風<7979>ベトナムに歯科材工場、21年から生産 ・豊田通商<8015>アフリカで「地産地乗」、ノックダウン生産、ガーナ・コートジも視野 ・ホンダ<7267>ホンダ系サプライヤー、IoTで生産効率化 ・NTTドコモ<9437>「6G」100Gbps超え、技術概念を公開 ・大陽日酸<4091>10月に持ち株会社移行 ・楽天<4755>送料無料化、出店者、撤回求め署名提出 ・日揮HD<1963>レボ・日揮・石油資源開発、航空機燃料開発で連携 ・三井物産<8031>社長・安永竜夫氏、アジア重視で事業拡大 ・丸紅<8002>米産エチレンを初出荷 ・三菱自<7211>排ガス不正疑惑、独検察に協力 ・住友ゴム<5110>シンガポールに天然ゴム調達子会社を設立 ・オムロン<6645>都内に“FA体感”旗艦拠点、課題解決の技術提案 ・井関農機<6310>中国関連会社への出資下げ ・ミスミG<9962>神奈川の新物流拠点を本格稼働、倉庫面積2倍 ・日機装<6376>欧でポンプ事業拡大、販売・修理体制整う ・シャープ<6753>70型電子黒板、マイクロソフト認証取得 ・日立ハイテク<8036>藤田学園と協定、臨床検査の高度化研究 ・TDK<6762>6軸センサーの産業用慣性計測装置を投入、農機・建機などに ・島津製<7701>ベトナムに医用機器販社 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 12月貿易収支(予想:-1526億円、11月:-852億円) <海外> ・09:30 豪・12月失業率(予想:5.2%、11月:5.2%) ・09:30 豪・12月雇用者数増減(予想:+1.00万人、11月:+3.99万人) 《ST》
関連銘柄 23件
1963 東証プライム
1,278.5
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+14(%)
時価総額 331,923百万円
日揮、日揮グローバルなどを傘下に収める持株会社。独立系。総合エンジニアリング業界で国内トップ。LNGプラント建設に強み。機能材製造事業も展開。配当性向30%目途。機能材製造事業では機能性塗料材の拡販図る。 記:2024/08/05
4,200
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-2(%)
時価総額 1,818,991百万円
産業ガス国内最大手の大陽日酸を中核とする持株会社。1910年創業。魔法びんなどの製造・販売を行うサーモスも傘下に持つ。三菱ケミカルグループの連結子会社。産業ガス事業では食品・飲料、医療向けなどに注力。 記:2024/08/26
4755 東証プライム
893.6
1/15 15:30
-8.1(%)
時価総額 1,922,622百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。楽天市場は新規顧客獲得に注力。楽天カードは顧客基盤拡大続く。 記:2024/12/21
4812 東証プライム
5,520
1/15 15:30
+30(%)
時価総額 359,805百万円
SAPソリューションの導入等を行うコミュニケーションIT部門が主力。金融、製造業向けITソリューションの提供等も。電通グループ傘下。旧社名は電通国際情報サービス。無借金経営。事業領域の拡張等に取り組む。 記:2024/08/26
5110 東証プライム
1,725
1/15 15:30
-8(%)
時価総額 453,749百万円
1909年創業の大手タイヤメーカー。兵庫県神戸市に本社。「DUNLOP」ブランドなどを展開。ゴルフクラブ等のスポーツ用品、制振ダンパー等の産業品も手掛ける。高機能商品の開発・増販等で競争力の強化を図る。 記:2024/10/14
6310 東証プライム
908
1/15 15:30
+6(%)
時価総額 20,870百万円
老舗農業機械メーカー。1926年に愛媛県松山市で創業。トラクタ、耕うん機等の整地用機械が主力。田植機、コンバイン、芝刈機などの製造・販売も。国内では畑作市場などへ経営資源集中。海外は事業拡大の加速図る。 記:2024/08/09
6376 東証プライム
933
1/15 15:30
+11(%)
時価総額 64,541百万円
産業用ポンプ・システム等のインダストリアル事業、航空宇宙事業、メディカル事業等を展開。ジェットエンジンナセル部品「カスケード」で世界トップシェア。液化ガス・産業ガス関連機器・装置部門は収益性が改善。 記:2024/12/22
6594 東証プライム
2,861.5
1/15 15:30
+3.5(%)
時価総額 3,412,536百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
6645 東証プライム
4,680
1/15 15:30
-75(%)
時価総額 965,227百万円
制御機器事業が主力。血圧計等のヘルスケア事業、駅務システム等の社会システム事業、電子部品事業等も手掛ける。1933年創業。京都府京都市に本社。構造改革プログラムで収益性改善。社会システム事業は堅調。 記:2024/11/26
6753 東証プライム
914.1
1/15 15:30
-9.5(%)
時価総額 594,537百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
6762 東証プライム
1,879.5
1/15 15:30
+29(%)
時価総額 3,653,485百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
7201 東証プライム
439.4
1/15 15:30
-0.5(%)
時価総額 1,854,582百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
7202 東証プライム
2,081.5
1/15 15:30
+9.5(%)
時価総額 1,562,942百万円
トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20
7211 東証プライム
478
1/15 15:30
-3.4(%)
時価総額 712,355百万円
SUV・4WD技術に強みを持つ自動車メーカー。仏ルノー及び日産自動車と提携。海外売上高比率は7割超。アセアンの販売台数比率が高い。26.3期営業利益率7%目標。オセアニアは販売シェアの維持・拡大に注力。 記:2024/11/26
7267 東証プライム
1,472.5
1/15 15:30
-6.5(%)
時価総額 7,774,800百万円
二輪・四輪車メーカー大手。1948年設立。二輪車は世界シェアトップ。除雪機や耕うん機、発電機などのパワープロダクツも手掛ける。エンジンなどに強み。EVラインナップ及び充電サービスの拡大などに取り組む。 記:2024/12/14
7701 東証プライム
4,286
1/15 15:30
+1(%)
時価総額 1,268,956百万円
クロマト分析システムなどの計測機器事業が主力。1875年創業。医用機器、産業機器、航空機器等も。産業用ターボ分子ポンプで世界シェアトップクラス。京都府京都市に本社。リカーリングビジネスの拡大等に注力。 記:2024/10/08
7979 東証プライム
2,100
1/15 15:30
-37(%)
時価総額 75,155百万円
歯科材料・歯科機器メーカー。1922年創業。京都府京都市に本社。人工歯類、研削材類で国内トップシェア。工業用研磨材、ネイル関連事業等も。デンタル関連事業ではアジア地域中心に海外で既存製品の拡販進む。 記:2024/12/22
8002 東証プライム
2,268.5
1/15 15:30
+23(%)
時価総額 3,802,866百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
8015 東証プライム
2,610
1/15 15:30
-45(%)
時価総額 2,772,264百万円
トヨタグループの総合商社。2006年にトーメンと合併。自動車関連、アフリカビジネスに強み。ラオス首都空港国際線ターミナルの運営等にも携わる。自動車鋼板事業の競争力強化、サイバーセキュリティ事業の拡大図る。 記:2024/11/12
8031 東証プライム
3,044
1/15 15:30
+2(%)
時価総額 9,215,366百万円
大手総合商社。金属資源、エネルギー、機械・インフラ、化学品、鉄鋼製品、生活産業など多角的に事業展開。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。LNG、モビリティ、ヘルスケアなどを成長ドライバーに位置付け。 記:2024/11/09
8036 東証1部
7,990
5/15 15:00
±0(%)
時価総額 1,100,535百万円
半導体製造装置や電子顕微鏡、医用分析装置の製造・販売等を手掛ける。測長SEMで世界トップシェア。日立製がTOB実施。成立なら上場廃止へ。ナノテクノロジー・ソリューションは堅調。20.3期3Qは最終増益。 記:2020/02/26
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
9962 東証プライム
2,274.5
1/15 15:30
-35.5(%)
時価総額 648,201百万円
FA・金型部品等を扱う商社「ミスミ」を中核とする持株会社。メーカー機能も持つ。顧客数は世界で32万社超。ECサイトの取り扱いメーカーは3000社超。流通事業では他社ブランドを含む商品領域の拡大を図る。 記:2024/11/09