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*08:08JST マザーズ先物見通し：リスク回避の動きが鮮明か 本日のマザーズ先物は、中東情勢に対する緊迫感からリスク回避の動きが強まりそうだ。国内の年末年始休暇中の2日夜、米国防総省がイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したと発表。これに対し、イランが報復を宣言するなど中東情勢が緊迫化したため、3日の米国市場は一時370ドルの急落を演じた。円相場も1ドル＝107円台後半までの円高が進行しており、シカゴの日経225先物も大幅安となっただけに、日経平均は大幅な続落スタートとなりそうで、個人投資家マインドは大きく委縮するだろう。このため、指数寄与度の高い時価総額上位銘柄の下落が鮮明となれば、マザーズ先物にもヘッジ売りが膨らみそうで、警戒が必要だ。また、7日に12月の米ISM非製造業景気指数、10日に12月の米雇用統計の発表などが予定されている。中東リスクがくすぶるなか、米経済成長に不安感が強まる結果が明らかになれば、市場センチメントは一層悪化する可能性があるだけに、これらの経済指標の結果を見極めたいとの思惑が広がりそうだ。一方、幕間繋ぎ的な形で、昨年12月のIPOラッシュのなか新規上場した直近IPO銘柄群には物色が入る可能性がある。上値のメドは870.0pt、下値のメドは855.0ptとする。 《YN》