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個人主体もIPOなどへの短期的な値幅取り狙いの商い【クロージング】

2019/12/24 15:59 FISCO
*15:59JST 個人主体もIPOなどへの短期的な値幅取り狙いの商い【クロージング】 24日の日経平均は小幅に続伸。9.47円高の23830.58円(出来高概算8億6000万株)で取引を終えた。中国財政省は、冷凍豚肉、医薬品、一部のハイテク部品など850品目の輸入関税を2020年1月1日から引き下げるとの発表を受けて、米中協議進展への期待から買いが先行となった。しかしながら海外投資家はクリスマス休暇に入っている状況であり、参加者が限られることもあり、こう着感の強い相場展開となった。日経平均は寄り付き直後に付けた23853.56円を高値に、その後23796.35円と23800円を下回る局面もみられた。しかし、下を売り込む流れにもならず、後場は23800円を挟んでの狭いレンジでの取引が続いた。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1000を超えているが、値上がり数と拮抗。セクターでは水産農林、ガラス土石、サービス、機械、石油石炭、鉱業が小じっかり。半面、保険、海運、その他金融、銀行、電力ガス、輸送用機器、証券、鉄鋼が小安い。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテスト<6857>、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>など、小幅ながらメイン処が堅調。一方で、テルモ<4543>、東エレク<8035>、KDDI<9433>が冴えない。 出来高は9億株を下回ったほか、売買代金については1.3兆円を下回り、今年最低となるなど、限られた参加者による取引だったことが窺える。24日の米国市場はクリスマスイブで短縮取引となるほか、欧州の海外市場は休場となる。翌25日はクリスマスで海外の殆どが休場となるため、海外勢のフローは限られることになる。そのため、物色としては閑散のなかで個人主体の中小型株が中心になるだろう。 しかしながら個人主体とは言っても、直近IPO銘柄を中心に短期的な値幅取り狙いの商いとなりやすく、資金の逃げ足も速い投資家層とみられる。一部の値動きの出やすい銘柄に集中するであろうが、インデックスに絡んだ資金流入は期待しづらいため、全体としてはこう着感の強い展開が続くことになろう。なお、今週は受け渡しベースの年内最終を迎えることから節税対策の換金売りなどが意識されており、長期スタンスでの押し目買いも入りづらいところ。 しかし、サンバイオ<4592>が下げ渋る動きのほか、サイバーダイン<7779>は足元でリバウンドをみせてきている。ソフトバンクG<9984>も底堅いところをみると、換金売りの影響も警戒するほど多くないとみられ、次第に押し目を意識した買いも期待されるところである。 《CN》
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世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
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国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
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