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前場に注目すべき3つのポイント~米中首脳の電話会議による安心感も主要な参加者はクリスマス休暇に

2019/12/23 8:44 FISCO
*08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~米中首脳の電話会議による安心感も主要な参加者はクリスマス休暇に 23日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:米中首脳の電話会議による安心感も主要な参加者はクリスマス休暇に ■前場の注目材料:日本オラクル、2Q営業利益8.2%増 300憶円、コンセンサス範囲内 ■三菱商事、NTTとDX化推進で提携、まず食品・産業素材流通 ■米中首脳の電話会議による安心感も主要な参加者はクリスマス休暇に 23日の日本株市場は先週末の米株高の流れを引き継ぐ格好となろうが、買い一巡後は次第にこう着感の強い相場展開になりそうだ。20日の米国市場では、NYダウが78ドル高、ナスダックが37ポイント高と、いずれも上昇。米中両国が来年1月に貿易合意に署名する可能性に言及し、投資家心理の改善により買いが先行。7-9月期GDP確定値も予想に一致し堅調な内容となり、終日堅調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円高の23810円。円相場は1ドル109円40銭台で推移している。 また、米中首脳が20日夜に、電話協議したと伝えられている。米中が13日に第1段階合意を発表した後、両首脳が協議したのは初めてとなる。合意文書の正式署名はまだ調整中ではあるが、トランプ大統領は既に中国が農産物の大量購入を始めたと、言及したと伝えられていることもあり、相場の支援材料になりそうである。 しかし、主要な国内外の機関投資家においては、クリスマス休暇入りとなる中、商いは盛り上がりに欠けるであろう。参加者が限られる中で、短期筋による先物主導での仕掛け的な売買に伴う指数押し上げは意識されやすいだろうが、終日堅調地合いが続くとも考えづらいところではある。北朝鮮が長距離ミサイルを発射するとの警戒も、クリスマスに向けて意識されやすいだろう。また、今週は月内最終ということもあり、節税対策の売りなども意識されやすく、個人主体の中小型株などへの売り圧力も警戒されている。 とは言え、年を跨ぐポジションは避けたいところであろうが、特に信用売りで逆日歩が発生している銘柄などは、買い戻しを誘う流れになることも考えておきたいところである。そのため、出遅れ感のある銘柄を拾うという投資行動よりも、足元で強い動きをみせている銘柄へ、ショートカバー狙いも加わっての一段高狙いの掉尾の一振を意識したスタンスになりそうである。 また、IPOではカクヤス<7686>、global bridge HOLDINGS<6557>の2社が上場する。先週はIPOラッシュで概ね好スタートとなったほか、さらに初値形成後も資金が向かう活況であった。上場以降は値を下げる銘柄も少なくはないが、需給が軽い分、押し目狙いの動きも活発である。個人投資家の買い疲れ感もさほど感じられず、本日の2銘柄についても良好なスタートが期待されるところである。 ■日本オラクル、2Q営業利益8.2%増 300憶円、コンセンサス範囲内 日本オラクル<4716>が発表した第2四半期決算は、売上高が前年同期比6.8%増の974.85億円、営業利益は同8.2%増の300.52億円だった。コンセンサス(295億円程度)の範囲内だろう。企業のビッグデータ活用の需要が強く、データベース関連ソフトのライセンス契約が伸びた。また、製造業ではIoT機器の普及で大量のデータを管理する需要が旺盛。小売業では顧客の属性や購入履歴を分析し、マーケティングなどへの活用が増えている。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(28455.09、+78.13) ・ナスダック総合指数は上昇(8924.96、+37.74) ・シカゴ日経225先物は上昇(23810、大阪比+90) ・1ドル109円40-50銭 ・SOX指数は上昇(1853.87、+18.90) ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買い ・三菱商事<8058>NTTとDX化推進で提携、まず食品・産業素材流通 ・曙ブレーキ<7238>米2工場を閉鎖、来年8—9月 ・シチズン<7762>LED製品数3分の2に縮小、光の質・省エネ追求 ・NEC<6701>「量子」本格参入、スパコン活用で顧客に最適提案 ・シャープ<6753>ベトナムに太陽光発電の合弁 ・NTTドコモ<9437>5G機器実証、タイ・シンガポール共同 ・カネカ<4118>高砂のプラント完成、生分解性プラ増産 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 10件
4118 東証プライム
3,885
10/7 15:00
+34(%)
時価総額 264,180百万円
苛性ソーダ・塩ビから発砲樹脂、電子材料、医療機器、食品素材等を手掛ける。液状樹脂は建築用シーリング材として国内トップシェア。26.3期売上高9000億円目標。コエンザイムQ10の能力増強等に取り組む。 記:2024/06/11
4716 東証スタンダード
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10/7 15:00
+565(%)
時価総額 1,938,695百万円
米オラクル社の日本法人。クラウドサービス、ライセンスサポートが柱。データベース管理システムなどに強み。ライセンスサポートは高い契約更新率を維持。OCIは引き合い強く、東京データセンター等の利用量は順調増。 記:2024/05/17
6557 東証グロース
1,705
10/7 15:00
+29(%)
時価総額 11,176百万円
認可保育所「AIAI NURSERY」、児童発達支援や放課後等デイサービス等を提供する多機能型事業所「AIAI PLUS」の運営を行う。施設数は順調増。保育所等訪問支援「AIAI VISIT」の拡大図る。 記:2024/07/28
6701 東証プライム
13,925
10/7 15:00
-145(%)
時価総額 3,799,436百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6753 東証プライム
1,019.5
10/7 15:00
+6(%)
時価総額 663,090百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
7238 東証プライム
128
10/7 15:00
-2(%)
時価総額 17,407百万円
ブレーキ、ブレーキ用摩擦材の開発・生産・販売等を行う。1929年創業。自動車用ディスクブレーキ等が主要製品。トヨタ自動車などが主要取引先。中国系完成車メーカー向けに高付加価値製品の拡販などに取り組む。 記:2024/07/04
7686 東証スタンダード
536
10/7 15:00
+6(%)
時価総額 15,539百万円
酒類量販チェーン「なんでも酒やカクヤス」などを運営するカクヤスが中核の持株会社。飲食店向け売上構成比率が高い。配達サービスなどに強み。PB商材の提案強化などにより、個人飲食店を中心に販売拡大を図る。 記:2024/07/28
7762 東証プライム
948
10/7 15:00
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時価総額 233,208百万円
国内大手の時計メーカー。工作機械や電子部品も。配当性向5割目安。国内はインバウンド需要の回復等でCITIZENブランドは売上堅調。海外も高価格帯を中心に拡販、出店強化。工作機械事業は低調。 記:2024/06/18
8058 東証プライム
3,086
10/7 15:00
+4(%)
時価総額 13,308,319百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
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時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03