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米中首脳の電話会議による安心感も主要な参加者はクリスマス休暇に

2019/12/23 8:37 FISCO
*08:37JST 米中首脳の電話会議による安心感も主要な参加者はクリスマス休暇に  23日の日本株市場は先週末の米株高の流れを引き継ぐ格好となろうが、買い一巡後は次第にこう着感の強い相場展開になりそうだ。20日の米国市場では、NYダウが78ドル高、ナスダックが37ポイント高と、いずれも上昇。米中両国が来年1月に貿易合意に署名する可能性に言及し、投資家心理の改善により買いが先行。7-9月期GDP確定値も予想に一致し堅調な内容となり、終日堅調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円高の23810円。円相場は1ドル109円40銭台で推移している。  また、米中首脳が20日夜に、電話協議したと伝えられている。米中が13日に第1段階合意を発表した後、両首脳が協議したのは初めてとなる。合意文書の正式署名はまだ調整中ではあるが、トランプ大統領は既に中国が農産物の大量購入を始めたと、言及したと伝えられていることもあり、相場の支援材料になりそうである。  しかし、主要な国内外の機関投資家においては、クリスマス休暇入りとなる中、商いは盛り上がりに欠けるであろう。参加者が限られる中で、短期筋による先物主導での仕掛け的な売買に伴う指数押し上げは意識されやすいだろうが、終日堅調地合いが続くとも考えづらいところではある。北朝鮮が長距離ミサイルを発射するとの警戒も、クリスマスに向けて意識されやすいだろう。また、今週は月内最終ということもあり、節税対策の売りなども意識されやすく、個人主体の中小型株などへの売り圧力も警戒されている。  とは言え、年を跨ぐポジションは避けたいところであろうが、特に信用売りで逆日歩が発生している銘柄などは、買い戻しを誘う流れになることも考えておきたいところである。そのため、出遅れ感のある銘柄を拾うという投資行動よりも、足元で強い動きをみせている銘柄へ、ショートカバー狙いも加わっての一段高狙いの掉尾の一振を意識したスタンスになりそうである。  また、IPOではカクヤス<7686>、global bridge HOLDINGS<6557>の2社が上場する。先週はIPOラッシュで概ね好スタートとなったほか、さらに初値形成後も資金が向かう活況であった。上場以降は値を下げる銘柄も少なくはないが、需給が軽い分、押し目狙いの動きも活発である。個人投資家の買い疲れ感もさほど感じられず、本日の2銘柄についても良好なスタートが期待されるところである。 《AK》
関連銘柄 2件
6557 東証グロース
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7686 東証スタンダード
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時価総額 14,669百万円
酒類量販チェーン「なんでも酒やカクヤス」などを運営するカクヤスが中核の持株会社。飲食店向け売上構成比率が高い。配達サービスなどに強み。PB商材の提案強化などにより、個人飲食店を中心に販売拡大を図る。 記:2024/07/28