マーケット
10/9 15:15
39,277.96
+340.42
42,080.37
+126.13
暗号資産
FISCO BTC Index
10/9 19:20:21
9,250,012
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~まずは、重要イベントの一つが通過

2019/12/12 8:42 FISCO
*08:42JST 前場に注目すべき3つのポイント~まずは、重要イベントの一つが通過 12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:まずは、重要イベントの一つが通過 ■前場の注目材料:コナカ、20/9期最終黒字に転換する見通し ■川重、世界初の液化水素運搬船、神戸工場で進水式 ■まずは、重要イベントの一つが通過 12日の日本株市場は、米株高の流れを受けて買いが先行するも、その後はこれまで同様、こう着感の強い相場展開が続きそうである。11日の米国市場は、NYダウが29ドル高だった。注目されていたFOMCでは、大方の予想通り政策金利が据え置かれた。経済活動の緩やかな拡大を理由に2020年中の政策金利据え置きを示唆したことから、先行き不透明感が払拭されたことが材料視されている。半導体株がけん引する格好での上昇により、指数インパクトの大きい値がさ株への波及が意識されよう。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円高の23445円。円相場は1ドル108円50銭台で推移している。 まずは、重要イベントの一つが通過したことになるが、英国総選挙のほか、15日に期限を迎える米国による対中関税発動の行方を見極めたいとする模様眺めムードが引き続き強まりやすいところ。また、明日の先物オプション特別清算指数算出(SQ)を控えていることも動きづらくさせそうだ。そのため、買い一巡後はオプション権利行使価格のレンジとなる23375-23500円処でのこう着といったところであろう。 物色としては先物主導で上昇した後は、リバランス中心の売買。その為、方向感は出難い状況でもあるため、次第に個人主体の中小型株や出遅れ感の強い個別材料株等へ値幅取り狙いの資金は向かいやすいと考えられる。直近のIPOも好スタートを切っていることもあり、個人の需給状況は良好であろう。換金売り等が他の中小型株物色に波及してくるようだと、より個人投資家のセンチメント改善にもつながろう。 なお、日経平均は狭いレンジ取引が続いており、テクニカル面では5日線や25日線レベルでの攻防をみせている。5日、25日線との短期デッドクロス示現をやや不安視する向きもあるが、基本的には重要イベントを控えているため、想定内のこう着といったところであろう。調整局面があるようだと、引き続き、押し目拾いのタイミングとなろう。 ■コナカ、20/9期最終黒字に転換する見通し コナカ<7494>は、2020年9月期の最終損益が1.1億円の黒字(前期は53億円の赤字)になる見通しだと発表。前期に採算が悪化した店舗などに関わる減損損失を計上した反動が出る。営業利益は11倍の8.3億円を計画。前期に在庫処分で値引き販売を積極化した反動で粗利率が改善する見込み。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(27911.30、+29.58) ・ナスダック総合指数は上昇(8654.05、+37.87) ・シカゴ日経225先物は上昇(23445、大阪比+75) ・SOX指数は上昇(1759.20、+38.30) ・VIX指数は下低下(14.99、-0.69) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買い ・三菱ケミHD<4188>DX加速、センシング・自動化技術を国内全工場に導入 ・川重<7012>世界初の液化水素運搬船、神戸工場で進水式 ・クボタ<6326>米VCプロに参加、農業の新事業を創出 ・エスケーエレク<6677>有機ELパネル向け設備増強、日台で ・三井化学<4183>素材の「感性」価値を数値化、自動車内装材など向け ・大阪ガス<9532>英イグルーに出資、家庭向けエネ小売り参入 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 10月機械受注(船舶・電力を除く民需)(前月比予想:+0.5%、9月:-2.9%) ・10:30 雨宮日銀副総裁あいさつ <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 7件
4183 東証プライム
3,721
10/9 15:00
-18(%)
時価総額 761,927百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4188 東証プライム
888.5
10/9 15:00
-12.3(%)
時価総額 1,338,337百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
6326 東証プライム
2,057
10/9 15:00
-6(%)
時価総額 2,468,908百万円
世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27
6677 東証スタンダード
2,321
10/9 15:00
-4(%)
時価総額 26,385百万円
フォトマスク大手。大型液晶パネル向けで世界首位級。有機EL用フォトマスクで高シェア。ウェアラブル医療機器等も。大型フォトマスク事業は液晶パネル用中心に足踏み。販管費は増加。24.9期1Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/16
7012 東証プライム
6,530
10/9 15:00
+217(%)
時価総額 1,096,531百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
7494 東証スタンダード
232
10/9 15:00
-4(%)
時価総額 7,226百万円
大手紳士服チェーン。首都圏や大都市圏を中心に、紳士服のコナカ、コナカ・フタタを展開。英語学童保育「KidsDuo」のFCも展開。バッグや小物を手掛けるサマンサタバサと経営統合。赤字店舗閉鎖等で採算向上。 記:2024/07/08
9532 東証プライム
3,273
10/9 15:00
-57(%)
時価総額 1,363,794百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス販売量は家庭用減少も業務用増加で補う。電力販売量は小売が増加。脱炭素へ投資拡大。 記:2024/07/13