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ソフトバンクGの動向に市場の関心が集まる【クロージング】

2019/11/6 16:18 FISCO
*16:18JST ソフトバンクGの動向に市場の関心が集まる【クロージング】 6日の日経平均は続伸。51.83円高の23303.82円(出来高概算13億8000万株)で取引を終えた。米株高の流れや為替市場での円安基調が材料視されるものの、日経平均は前日にギャップスタートで大幅高をみせていたこともあり、こう着感の強い相場展開となった。年初来高値を更新して始まった日経平均は、寄り付き直後に23352.56円まで上げ幅を広げた。しかし、その後は下げに転じる局面もみられるなど、前日終値を挟んでのこう着。大引けにかけては断続的なインデックス売買の影響もあり、23300円に乗せて取引を終えた。半導体株等これまで日経平均をけん引していたセクター等が上げ一服となった半面、出遅れ感のあるセクターや銘柄などに資金が向かっていた。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がり数が拮抗。セクターでは、パルプ紙、鉄鋼、海運、非鉄金属、鉱業、卸売が堅調な半面、食料品、情報通信、精密機器、サービス、その他製品が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテスト<6857>、ファミリーマート<8028>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>がしっかり。一方でアサヒ<2502>、富士フイルム<4901>、スズキ<7269>、セコム<9735>、東エレク<8035>が冴えない。 日経平均はこう着ながらも高値圏での推移が続いている。前日の大幅高の反動から一服は想定されていたほか、決算がピークを迎える中で、アサヒなど決算が嫌気される銘柄もみられており、基本的には決算がピークを通過するまでは手掛けづらい相場展開であったが、こう着とは言え強い相場展開であっただろう。 なお、市場の関心が集まっていたソフトバンクGの決算であるが、第2四半期の営業損益は155億円の赤字(前年同期比1.4兆円悪化)に転じた。ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの営業損失が5726億円。第2四半期末において保有する投資の未実現評価損失(純額)5379億円となった。同社株はPTS市場で4.5%程度下落する局面もみられており、明日の日経平均の重石となる可能性はありそうだ。しかし、前回安値を割り込まずに、4000円近辺での底堅さが意識されるようだと、アク抜け的な動きも意識されてくる。指数インパクトが大きく、センチメントにも影響を与えるため、明日の動向が注目されよう。 《CN》
関連銘柄 9件
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時価総額 2,441,221百万円
国内ビール大手のアサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品などを傘下に収める持株会社。欧州、オセアニア、東南アジアでも事業展開。日本は主力ブランドに経営資源投下。オセアニアは商品ポートフォリオを強化。 記:2024/09/01
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+43(%)
時価総額 4,061,258百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
6857 東証プライム
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SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
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+13(%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7269 東証プライム
1,638
11/22 15:30
-38(%)
時価総額 3,217,992百万円
四輪車、二輪車メーカー。1909年創業。静岡県浜松市に本社。軽自動車に強み。四輪車はインドでトップシェア。船外機なども手掛ける。日本、インド、欧州が主要事業地域。インドは四輪車の累計生産が3000万台超。 記:2024/10/10
2,287
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+2(%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
22,250
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時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9735 東証プライム
5,192
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+72(%)
時価総額 2,422,587百万円
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9983 東証プライム
49,020
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