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*15:35JST 日経VI概況：上昇ながらも依然として14.00pt台を維持 日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は5日、先週末比+0.40pt（上昇率2.80％）の14.67ptと上昇した。なお、高値は14.95pt、安値は14.45pt。前日までの米国市場は、市場予想を上回る雇用統計の結果や米中部分合意の署名場所に関するトランプ大統領の発言などでリスクオンとなり、NYダウなどは史上最高値を更新。こうした背景に加えて、日本時間5日早朝に米中協議の進展期待を高める追加報道があり、円安も追い風に本日の日経平均は23000円台を大きく回復。ただ、日経VIの方は、先週までの間に3ヵ月半ぶりの低水準に下がっていたこともあり、依然として14.00pt台を維持しながらも本日は上昇となった。 【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っています。 《YN》