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決算を材料視した個別の値動きに振らされやすい【クロージング】

2019/11/1 15:58 FISCO
*15:58JST 決算を材料視した個別の値動きに振らされやすい【クロージング】 1日の日経平均は反落。76.27円安の22850.77円(出来高概算12億5000万株)で取引を終えた。中国が米国との通商協議において包括的かつ長期的な合意に達することは困難であると考えていることが伝わったほか、米国の弱い経済指標などを受けて売り先行で始まり、日経平均は寄り付き直後には22705.60円まで下げる局面もみられた。しかし、その後は個別で決算評価の流れが見られる中、じりじりと下げ幅を縮めるなど底堅い展開に。中国市場の上昇等も安心感につながり、反落ながらも本日の高値圏で取引を終えている。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の6割近くを占めている。セクターでは任天堂<7974>の決算評価から、その他製品が3%を超える上昇。電気機器、陸運、その他金融、証券、不動産がしっかり。半面、鉱業、非鉄金属、精密機器、卸売、パルプ紙、医薬品が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>、コナミHD<9766>、KDDI<9433>が堅調。一方で、ファナック<6954>、京セラ<6971>、第一三共<4568>が冴えなかった。 日経平均は23000円到達でいったんは達成感が意識されるとの見方となる一方で、リバウンド基調が継続するとの見方が大勢であり、押し目買い意欲は強いだろう。連休中の米経済指標の発表についても、弱い内容は織り込まれているところである。もっとも、3連休明けからは決算ピークとなることもあり、決算を材料視した個別の値動きに振らされやすい相場展開になりそうである。日経平均の方向性よりは、個別での決算反応に市場の関心が集まりやすいとみられる。 また、5日からは東証の株式売買基幹システム「アローヘッド」が約4年ぶりに刷新(注文処理速度が1.5倍に)される予定である。また、引けの売買ニーズが高い状況において終値約定を成立しやすくするために、大引けに限り更新値幅が2倍に拡大される。ファンド等のVWAP商いなどにより引けでの乱高下なども意識されやすく、短期筋の仕掛け的な売買には注意する必要などもありそうだ。そのほか、8日にはMSCIの定期入替えが発表される予定であるため、イベントドリブン的な商いなども意識されやすいだろう。 《AK》
関連銘柄 8件
4568 東証プライム
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大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
6857 東証プライム
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時価総額 6,176,088百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
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CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,717.5
10/15 15:00
+5.5(%)
時価総額 2,594,239百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
7974 東証プライム
7,944
10/15 15:00
+66(%)
時価総額 10,316,793百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9433 東証プライム
4,798
10/15 15:00
+83(%)
時価総額 11,055,456百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9766 東証プライム
14,430
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-355(%)
時価総額 2,070,705百万円
モバイルゲーム、家庭用ゲーム等を手掛けるデジタルエンタテインメント事業が主力。スロットマシンやアミューズメントマシンの製造・販売等も行う。配当性向30%以上目処。パワフルプロ野球2024-2025を発売。 記:2024/08/12
9983 東証プライム
53,520
10/15 15:00
-970(%)
時価総額 17,031,188百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10