マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 15:54:43
15,208,969
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

弱気に傾いていたポジションの巻き戻しの流れは意外と長そう【クロージング】

2019/9/13 15:55 FISCO
*15:55JST 弱気に傾いていたポジションの巻き戻しの流れは意外と長そう【クロージング】 13日の日経平均は9営業日続伸。228.68円高の21988.29円(出来高概算18億株)で取引を終えている。大引け間際には22019.66円まで上げ幅を広げる局面をみせている。欧州中央銀行(ECB)は理事会で、量的緩和政策を再開した。マイナス金利も深掘りし、これを受けて欧州市場はほぼ全面高となり、この流れから買い先行で始まった。また、先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)となり、SQに絡んだ売買では予想通りに買い越しだった影響もあって、日経平均は21900円を回復して始まった。その後は短期的な過熱感などもあって上げ幅を縮める局面もみられたが、前場半ばにはSQ値を突破してくるなど、日中は狭いレンジながらも底堅い展開だった。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは不動産、繊維の上昇率が2%を超えたほか、水産農林、陸運、パルプ紙、電力ガス、サービス、医薬品が堅調。一方で、証券のみが小幅な下落となった。また、指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、バンナムHD<7832>、ファミリーマート<8028>、リクルートHD<6098>がけん引。半面、TDK<6762>、大日住薬<4506>、コムシスHD<1721>が冴えない。 日経平均は連日の上昇で、5月の急落前の水準まで回復してきた。8月の急落前のもち合いレンジだった21000-21700円を一気に突破してきており、センチメントを明るくさせている。来週は3連休明けからの4営業日となるが、翌週にも3連休を控えているため、手掛けづらさが意識されやすい。しかし、来週はFOMCなど各国の金融政策に関心が集まりやすく、これが通過材料となることで、足元で買い越し基調となっている海外勢の資金流入が意識されよう。商いが膨らみづらいところでの海外勢の資金流入となるようだと、もう一段のリバウンドの可能性もありそうだ。 今週はバリュー株への物色がセンチメントを明るくしたが、日経平均の22000円回復もあって一旦は達成感も意識される。また、バリュー株への物色は一時的とみる向きも多いだろうが、依然として割安感が目立つ水準でもある。楽観視はできないとはいえ、外部環境の落ち着きから弱気に傾いていたポジションの巻き戻しの流れは意外と長そうである。 《AK》
関連銘柄 8件
3,337
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 443,821百万円
電気通信工事大手。NTTグループを中心に、KDDIやソフトバンク、楽天モバイル向けの通信設備工事を展開。社会システム関連事業等も。受注高は堅調。ITソリューション事業や社会システム関連事業等が受注好調。 記:2024/07/16
4506 東証プライム
609
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 242,321百万円
住友化学傘下の製薬会社。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併して誕生。精神神経領域、がん領域が研究重点領域。非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が主力製品。2型糖尿病治療剤「エクア」などの販売拡大図る。 記:2024/06/11
9,824
11/22 15:30
+288(%)
時価総額 16,208,048百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6762 東証プライム
1,875.5
11/22 15:30
-6.5(%)
時価総額 3,645,709百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
3,142
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 2,073,720百万円
バンダイ、ナムコの経営統合で2005年に誕生した持株会社。トイホビー事業、デジタル事業が主力。IP活用に強み。アミューズメント施設の運営等も。総還元性向は50%以上目標。トイホビー事業は堅調続く見通し。 記:2024/06/25
2,287
11/11 15:00
+2(%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17