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リバランス中心ながらも引き続き底堅さが期待されるところ【クロージング】

2019/8/20 15:55 FISCO
*15:55JST リバランス中心ながらも引き続き底堅さが期待されるところ【クロージング】 20日の日経平均は続伸。114.06円高の20677.22円(出来高概算9億2000万株)で取引を終えた。19日の米国市場は、ロス商務長官が中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)に対する制裁措置の一部猶予の期間をさらに90日間延長すると明らかにしたことが材料視され、ハイテク株主導で上昇。日本株市場もこの流れを受けてハイテク主導で買いが先行する格好となり、日経平均は20600円を回復して始まった。その後はこう着感の強い流れが続いていたが、寄り付き水準を上回っての推移が続いており、大引け間際には20684.06円まで上げ幅を広げていた。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1700を超えており、全体の8割を占めている。セクターでは不動産、金属製品、サービス、海運、倉庫運輸、電気機器、化学、機械が堅調。半面、電力ガス、空運の2セクターが小幅ながら下げている。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、花王<4452>、資生堂<4911>、ファナック<6954>が堅調。一方で、ユニファミマ<8028>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>が重石となった。 売買代金は連日で1.5兆円程度と薄商いではあるが、日経平均は連日で5日線を上回っての推移となり、7月下旬以来となる。また、これまではリバウンド局面でのギャップスタート後のこう着から、リバウンド局面では陰線形成が続いていた。本日は小幅ながらも断続的な買いが終日続いての陽線形成であり、参加者は限られているとは言え、センチメントを明るくさせる。 ファーウェイ問題など神経質にさせる要因は根強いが、今週はカンザスシティ連銀主催による定例の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)のほか、先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)等を控えており、市場の関心は金融政策へ集まりやすい。米追加利下げへの思惑から足元では催促相場的に下げていたこともあり、イベントを前にいったんは足元で傾いているポジションをニュートラルにする格好でのカバーが意識されやすいと考えられる。 米追加利下げの可能性が高いとは言え、目先的には為替の円高修正も意識されやすく、引き続き底堅さが期待されるところであろう。もっとも、買いの主体が見えない状況でもあり、物色についてはリバランス中心のほか、材料株についても日替わり的になりやすい。 《CN》
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時価総額 3,057,236百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
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時価総額 1,134,200百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
6954 東証プライム
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時価総額 4,158,861百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
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時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
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11/26 15:30
-485(%)
時価総額 10,682,487百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
51,450
11/26 15:30
+720(%)
時価総額 16,372,470百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,844
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時価総額 13,000,636百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17