マーケット
11/5 15:15
38,474.90
+421.23
41,794.60
-257.59
暗号資産
FISCO BTC Index
11/6 4:53:10
10,514,410
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

新興市場見通し:イベント通過も需給悪化で銘柄選別色、IPOはフィードフォース

2019/6/29 15:15 FISCO
*15:15JST 新興市場見通し:イベント通過も需給悪化で銘柄選別色、IPOはフィードフォース 先週の新興市場では、日経平均と同様にマザーズ指数、日経ジャスダック平均ももみ合いとなった。個人投資家のマインドや資金余力はやや低下しているとみられ、週末の米中首脳会談の結果を見極めたいとの思惑もあって、中小型株物色はさほど活発とはならなかった。6月末にかけIPOラッシュが続いたが、初値形成後に値を崩す銘柄が相次ぐなど、全般に資金の逃げ足は速い印象だった。なお、週間の騰落率は、日経平均が+0.1%であったのに対して、マザーズ指数は+0.4%、日経ジャスダック平均は+0.5%だった。 個別では、マザーズ時価総額トップのメルカリ<4385>が前の週末から変わらず。そーせいグループ<4565>は週間で8.9%高、サンバイオ<4592>は同4.8%高と堅調だった。しかし、業績予想の修正と新中期経営計画を発表したティーケーピー<3479>が材料出尽くし感から同12.7%安となり、ラクスル<4384>も同12.7%安と下げが目立った。売買代金上位ではモルフォ<3653>が自動運転関連などとして買われ、シェアリングテクノロジー<3989>が週間のマザーズ上昇率トップとなった。一方、インパクトHD<6067>などは売りに押され、上場廃止の猶予期間入りしたフルッタフルッタ<2586>が下落率トップだった。ジャスダック主力は日本マクドナルドHD<2702>が同1.2%安、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同2.0%高と高安まちまち。売買代金上位ではインドでの車載用スピーカー増産を発表したオンキヨー<6628>が活況となり、米社とのライセンス契約締結などを発表したカルナバイオサイエンス<4572>が連日のストップ高となった。反面、業績修正を発表したオプトエレクトロニクス<6664>が下落率トップだった。IPOでは5社が新規上場し、やや大型だった新日本製薬<4931>を含め、いずれも公開価格を上回る初値形成となった。インフォネット<4444>とリビン・テクノロジーズ<4445>は公開価格の2倍以上に初値を伸ばした。 今週の新興市場では、重要イベントを無難に通過し、安心感から買いが先行しそうだ。注目された米中首脳会談では、通商協議の再開で一致し、米国は新たな対中制裁関税を課さない方針を示したもよう。週明けはこれまで様子見姿勢だった個人投資家の資金流入が期待される。ただ、株式市場全体として不透明要因はなお多いため、個人投資家が積極姿勢に一気に傾くとも考えづらい。 マザーズ銘柄には、IPOラッシュだったここ2週間で値を崩したものも多い。これら銘柄は戻りがやや鈍く、需給面で銘柄選別する動きが強まる可能性がある。株価の上昇トレンドが続くそーせいグループなどは買いを集めやすいだろう。底入れ感から戻りを試すシェアリングテクノロジーなどにも注目したい。なお、今週は7月1日に地域新聞社<2164>、5日にイーサポートリンク<2493>などが決算発表を予定している。 IPO関連では、7月5日にフィードフォース<7068>がマザーズへ新規上場する。同社はデータフィード事業等を展開しており、インターネット関連のマザーズ上場案件として事前の期待は高いようだ。公開規模も比較的小さく、初値を飛ばしそうだ。なお、先週はブシロード<7803>(7月29日、マザーズ)とツクルバ<2978>(7月31日、マザーズ)の新規上場が発表されており、7月のIPOは5社となっている。 《FA》
関連銘柄 20件
2164 東証グロース
326
11/5 15:30
-1(%)
時価総額 870百万円
千葉県や茨城県で発行する地域フリー情報誌「ちいき新聞」の広告枠販売が柱。週間発行部数は約173万部。富裕層向け情報誌、子育て支援情報誌を発行。求人情報紙「Happiness」の需要が引き続き堅調。 記:2024/05/16
2493 東証スタンダード
920
11/5 14:57
-5(%)
時価総額 4,071百万円
流通システム会社。生鮮食品の生産者や卸、小売店向けに、受発注や決済等を一元管理するシステムを提供。りんご・国産青果物販売事業等も手掛ける。大手量販店向けの生鮮MDシステムなどで新規顧客獲得に注力。 記:2024/04/30
2586 東証グロース
247
11/5 15:30
+20(%)
時価総額 12,727百万円
アサイーなどのアマゾンフルーツ、原料の輸入・卸売を行う。自社ブランド製品の販売等も。ポルトガル語で果物を意味する「FRUTA」が社名の由来。リテール事業ではお家でアサイーボウルの新規販路開拓などに注力。 記:2024/08/23
6,450
11/5 15:30
+30(%)
時価総額 857,592百万円
国内最大のハンバーガーチェーン。1971年創業。2900店舗超。米マクドナルド・コーポレーションとライセンス契約を締結。時間帯に合わせたメニューラインアップを強化。デリバリーサービスの提供店舗拡大図る。 記:2024/07/29
3479 東証グロース
1,249
11/5 15:30
+36(%)
時価総額 52,928百万円
貸会議室事業が主力。リゾートホテルやビジネスホテル等のホテル・宿泊研修事業等も手掛ける。運営する貸会議室は230施設超。顧客基盤は3万社超。高いリピート率が強み。貸会議室事業では引き続き新規出店等を推進。 記:2024/06/03
3653 東証グロース
1,600
11/5 15:30
+18(%)
時価総額 8,662百万円
画像処理及びAI技術を用いたソフトウェア開発会社。スマホ、半導体、車載、産業IoT向けソフトウェア事業を手掛ける。デンソーなどが主要取引先。DX領域では近代書籍対応のAI-OCRソフトの営業活動に注力。 記:2024/05/10
780
11/5 15:30
-7(%)
時価総額 17,027百万円
暮らしのお困りごと事業を展開。日常生活の困りごとを解決するプラットフォームサイト「生活110番」、「電気工事110番」等を運営。約6700の加盟店と提携。集客力の向上、加盟店ネットワークの拡充等に注力。 記:2024/10/07
4384 東証プライム
1,280
11/5 15:30
-9(%)
時価総額 75,485百万円
印刷・集客支援のプラットフォーム「ラクスル」、テレビCM・動画広告のプラットフォーム「ノバセル」の運営等を行う。ラクスルの累計登録ユーザー数は252万人超。27.7期売上総利益300億円を目指す。 記:2024/05/10
4385 東証プライム
2,171.5
11/5 15:30
+66.5(%)
時価総額 349,331百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4444 東証グロース
829
11/5 9:00
+1(%)
時価総額 1,644百万円
商用Webサイトの構築・運用が柱。企画デザインからシステム開発、保守までの一貫展開に強み。Webサイトを構築し管理運用できる「infoCMS」主力。新規客の獲得が順調。ブランディング支援会社を買収。 記:2024/08/14
4445 東証グロース
1,762
11/5 0:00
-1,762(%)
時価総額 2,365百万円
不動産取引におけるマッチングサービスリ「ビンマッチ」等のプラットフォーム、SMSハンター等のDXクラウドを手掛ける。壁塗装DX「ぬりマッチ」などに積極投資。売却査定の新料金体系サービス開始。開発費等重し。 記:2024/10/01
4565 東証プライム
1,174
11/5 15:30
-39(%)
時価総額 105,546百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
4572 東証グロース
308
11/5 15:30
+4(%)
時価総額 5,034百万円
キナーゼ阻害薬等の研究開発を行うバイオベンチャー。がん、免疫炎症疾患が重点領域。キナーゼタンパク質の販売、受託サービス等を手掛ける創薬支援事業も。次世代非共有結合型BTK阻害剤AS-1763に注力。 記:2024/08/06
4592 東証グロース
1,034
11/5 15:30
+21(%)
時価総額 70,962百万円
再生細胞医薬品の開発・製造・販売を行う。中枢神経系疾患が主な対象。細胞治療薬「SB623」が主要開発品。ヒト体性幹細胞加工製品「アクーゴ脳内移植用注」は日本における条件及び期限付き製造販売承認を取得。 記:2024/10/11
4931 東証プライム
1,716
11/5 15:30
-4(%)
時価総額 37,503百万円
化粧品、ヘルスケア商品の開発、販売を行う。福岡県福岡市に本社。化粧品「PERFECT ONE」、機能性表示食品「Wの健康青汁」等を展開。販売チャネルは通信販売が軸。Wの健康青汁は定期顧客数が着実増。 記:2024/10/07
4,490
6/28 15:00
±0(%)
時価総額 30,105百万円
小売業やサービス業の店舗・店頭に特化したマーケティング支援を展開。覆面調査や営業支援、ASP提供も手掛ける。23.12期1Qは業績足踏み。MBO成立により、同社株は23年6月29日付けで上場廃止予定。 記:2023/06/03
2,654
11/5 15:30
-56(%)
時価総額 255,620百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
1
7/30 15:00
±0(%)
時価総額 383百万円
オーディオ機器メーカー。住宅向けインストールビジネスの販売、スピーカーシステム、イヤホン等の取扱いを強化。デジタルライフ事業はコラボ製品が堅調。21.3期通期は損益改善。21年8月1日付けで上場廃止予定。 記:2021/07/13
6664 東証スタンダード
249
11/5 15:30
+1(%)
時価総額 1,638百万円
自動認識装置メーカー。国内唯一、バーコード読み取りハネウェルの核となるモジュールエンジンを製造。レーザモジュールで国内トップシェア。海外が約半数。定置式スキャナ製品等が堅調。米特許訴訟は収束見込む。 記:2024/05/24
430
11/5 15:30
±0(%)
時価総額 11,248百万円
マーケティング支援会社。リスティング広告等の運用やデータフィールド管理、DX支援、マーケティングシステムの提供等を行う。ネット広告のアナグラム買収。ソーシャルPLUS等は受注額が増加。ネット広告も拡大。 記:2024/05/25