マーケット
11/26 15:15
38,442.00
-338.14
44,736.57
+440.06
暗号資産
FISCO BTC Index
11/27 3:15:18
14,299,744
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~次第に強含みの相場展開が意識される

2019/6/28 8:41 FISCO
*08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント~次第に強含みの相場展開が意識される 28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:次第に強含みの相場展開が意識される ■前場の注目材料:スター精、欧州苦戦で2Q業績予想を下方修正、コンセンサスの範囲内 ■ローム、車載用ゲートドライバーIC増産 200億円投じ能力15倍 ■次第に強含みの相場展開が意識される 28日の日本株市場は、薄商いではあるが底堅い相場展開が期待される。27日の米国市場では、主要20カ国・地域(G20)首脳会議の開催を週末に控えて、様子見ムードからNYダウは小幅に下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円安の21210円となり、この流れからやや売りが先行する格好になろう。ただし、G20を控えて新規に売り込む流れにはならず、底堅さが意識される中で次第にG20通過後を意識した押し目拾いもありそうだ。 また、円相場は1ドル107円70銭台と落ち着いていることや、ナスダック指数の上昇といったハイテク株の底堅い値動きも買い戻しを誘いそうである。米国では前日に13%超の上昇をみせていたマイクロン・テクノロジーが2.7%超の上昇と強い値動きが持続していることも、安心感につながりそうである。 その他、中国は米中首脳会談において、貿易を巡る対立解消に向けた条件を提示する計画と伝えられている。また、その前提条件として、華為技術(ファーウェイ)に科している米国製品の禁輸措置の解除などを要求すると伝えられている。期待が高まる流れとまでは行かないにせよ、協議継続などへの思惑から、ハイテク株への買い戻しに向かわせる展開も意識しておきたいところであろう。 昨日の日経平均は底堅さが意識される中、後場一段高となったが、テクニカル面では25日線が支持線として機能する格好となり、上値抵抗の75日線を捉える格好となっている。G20での米中首脳会談での大きな進展は期待薄ではあろうが、協議進展といったアナウンスでも一先ずアク抜けといった流れに向かいやすいだろう。そのため、積極的なロングポジションは取りづらいものの、週明けのアク抜けムードが期待されてくる。 そのため、売り込まれている景気敏感セクターや中国関連などへはリスク許容範囲内でのポジションが積み上がる可能性もありそうだ。そのため、売り先行も、次第に強含みの相場展開が意識されそうだ。日経平均の75日線突破となれば、短期筋のショートカバーも強まりやすい。 ■スター精、欧州苦戦で2Q業績予想を下方修正、コンセンサスの範囲内 スター精<7718>は第2四半期業績予想の修正を発表。営業利益は従来の43億円から30億円に下方修正している。コンセンサス(33億円程度)を下回っているが、予想の範囲内であろう。工作機械事業において中国市場向けは通信や医療関連向けの販売が好調に推移している一方、主に欧州市場向けの販売が伸び悩んでいる。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(21338.17、+251.58) ・ナスダック総合指数は上昇(7967.76、+57.79) ・SOX指数は上昇(1456.90、+21.07) ・VIX指数は低下(15.82、-0.39) ・米原油先物は上昇(59.43、+0.05) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・日銀追加金融緩和への期待 ・米早期利下げ観測 ・株安局面での自社株買い ・米中通商協議進展への期待 ・ローム<6963>、車載用ゲートドライバーIC増産 200億円投じ能力15倍 ・村田製作所<6981>、稼働状況把握に5G活用 工場向けシステム、来年にも実証 ・キヤノン<7751>、デジカメ新製品で初クラウドファンディング 米サイトに出品 ・大林組<1802>、耐火被覆吹付ロボ開発 作業効率3割強向上 ・KDDI<9433>、JAL<9201>と提携 5G活用し航空サービス ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・G20大阪サミット(29日まで) ・08:30 5月失業率(予想:2.4%、4月:2.4%) ・08:30 5月有効求人倍率(予想:1.63倍、4月:1.63倍) ・08:30 6月東京都区部消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:+0.9%、5月:+1.1%) ・08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(6月19-20日分) ・08:50 5月鉱工業生産速報値(前月比予想:+0.7%、4月:+0.6%) <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 7件
1802 東証プライム
2,125
11/26 15:30
+3(%)
時価総額 1,533,209百万円
1892年創業の大手ゼネコン。国内建設事業を中心に、海外建設事業、エンジニアリング事業等を展開。東京スカイツリーなどで施工実績。グループ社数は140社超。建設バリューチェーンの強化などに取り組む。 記:2024/08/09
6963 東証プライム
1,430
11/26 15:30
-51.5(%)
時価総額 577,377百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。SiCなどパワーデバイスは生産能力増強進める。LSIの新商品開発で新規需要の獲得図る。 記:2024/10/20
6981 東証プライム
2,525.5
11/26 15:30
-38(%)
時価総額 5,027,293百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7718 東証プライム
1,816
11/26 15:30
-4(%)
時価総額 75,133百万円
CNC自動旋盤などの工作機械メーカー。小型プリンタや腕時計部品も。米国、欧州、アジア等グローバルに展開。欧米の需要は低調。中国は回復傾向。国内は自動車関連はじめ振るわず。総還元性向5割以上目安。 記:2024/07/27
7751 東証プライム
4,980
11/26 15:30
-76(%)
時価総額 6,642,140百万円
精密機器大手。1937年設立。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上比率は7割超。商業印刷、産業印刷分野はラインアップ強化図る。 記:2024/10/21
9201 東証プライム
2,445.5
11/26 15:30
+48(%)
時価総額 1,069,036百万円
大手航空会社。航空旅客事業や貨物郵便事業、マイル/金融・コマース事業などを展開。LCCのZIPAIR Tokyo、スプリング・ジャパンなどを傘下に持つ。スマホ決済「JAL Pay」のサービス拡充図る。 記:2024/08/30
9433 東証プライム
4,926
11/26 15:30
-36(%)
時価総額 10,797,033百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04