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ゲーム株に関心が集まるか【クロージング】

2019/6/7 15:59 FISCO
*15:59JST ゲーム株に関心が集まるか【クロージング】 7日の日経平均は上昇。110.67円高の20884.71円(出来高概算10億株)で取引を終えた。6日の米国市場ではNYダウが181ドル高と、上げ幅は縮めているものの、連日で3ケタの上昇。原油相場の上昇やトランプ政権がメキシコとの移民政策を巡る交渉を進めるため、同国への関税引き上げ延期を検討していることが伝わり材料視された。この流れを引き継ぐ格好から20800円を回復して始まった日経平均は、その後の狭いレンジでのこう着とはなったが、大引け間際には20907.77円と20900円を回復する局面もみられた。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1400を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは石油石炭、機械、証券、電気機器、その他製品が堅調。半面、パルプ紙、空運、電力ガス、海運、繊維が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>がけん引。 日経平均は、一時20900円を回復する局面もみられたが、日中値幅は90円程度と狭いレンジでの取引である。出来高は10億株を辛うじて上回ったほか、売買代金についても1.6兆円にとどまっている。参加者が限られている中でのリターン・リバーサルによる売買が中心とみられ、指数の上昇ほど楽観的にはなり難い状況であろう。 来週も外部要因に振らされやすい需給状況であろうが、米中協議も長期化するとの見方の中、改めて売り直す動きも出難いところである。一方で、G20に向けてポジションを圧縮する流れが出てくると考えられ、内需系の利益確定に対して、景気敏感株の買い戻しといったリターン・リバーサルの動きが強まりそうである。指数インパクトの大きい景気敏感株への買い戻しにより、結果的に日経平均の上昇につながろう。 その他、イベントとしてはゲーム見本市「E3」がロサンゼルスで開催されるほか、Googleのクラウドゲームサービス「Stadia」が11月からスタートするとも伝えられており、ゲーム関連への手掛かり材料にもなりそうである。また、決算ではサンバイオ<4592>、鎌倉新書<6184>、ラクスル<4384>といった個人ニーズの高い企業の決算発表が予定されており、個人主体の売買も活発化しやすいだろう。 《AK》
関連銘柄 6件
4384 東証プライム
995
7/5 15:00
-2(%)
時価総額 58,046百万円
印刷・集客支援のプラットフォーム「ラクスル」、テレビCM・動画広告のプラットフォーム「ノバセル」の運営等を行う。ラクスルの累計登録ユーザー数は252万人超。27.7期売上総利益300億円を目指す。 記:2024/05/10
4592 東証グロース
1,001
7/5 15:00
-79(%)
時価総額 68,698百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
6184 東証プライム
411
7/5 15:00
-8(%)
時価総額 16,020百万円
終活関連サイト運営会社。葬祭やお墓、仏壇、相続等のポータルサイトを運営。月刊「仏事」の出版等も行う。主力サイトが堅調。いい相続、いい介護事業等の順調な成長が寄与。提携自治体も拡大。 記:2024/05/21
6857 東証プライム
6,631
7/5 15:00
-145(%)
時価総額 5,080,467百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,515
7/5 15:00
+39(%)
時価総額 4,558,105百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
8035 東証プライム
36,370
7/5 15:00
+520(%)
時価総額 17,153,292百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24