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前場に注目すべき3つのポイント~個人主体の材料株物色が中心に

2019/5/30 8:36 FISCO
*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~個人主体の材料株物色が中心に 30日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:個人主体の材料株物色が中心に ■前場の注目材料:アスカネット、19年4月期業績予想を上方修正 ■センコーHD、軽貨物運送を拡大、4年で8倍3000台 ■個人主体の材料株物色が中心に 30日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。29日の米国市場は、中国が米国への対抗措置としてレアアースの輸出制限を検討していることが報じられ、米中対立の長期化が世界経済に悪影響を与えるとの見方が強まった。これにより、NYダウは連日で200ドルを超える下落となっており、この流れから先物主導による売りが先行しよう。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円安の20875円。円相場は1ドル109円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好となろうが、前日の大引け直後にはNYダウ先物の下落を背景に225先物のナイトセッションでも弱い値動きをみせていたこともあり、過度な反応はなさそうであり、売り一巡後は底堅さが意識されよう。日経平均は21000円が上値抵抗として次第に意識されそうな気配ではあるが、5月半ばの安値である20750円処を割り込まなければ下へのバイアスは強まることはなさそうだ。 また、中国国務院傘下の国家発展改革委員会は、ホームページに資料を掲載し、レアアースの輸出を対米制裁カードに活用する考えを示唆したと報じられている。これについては直近で思惑も高まっていたこともあり、売りを誘うというよりは、大阪チタニウム<5726>や東邦チタニウム<5727>などのレアアース関連への個人主体の物色に向かわせそうである。 その他、本日はバルテス<4442>がマザーズに上場する。足元で直近IPO物色などもみられていることもあり、こちらも個人の資金を誘い込みそうである。また、人気化から値付かずの状況ともなれば、他の直近IPO銘柄のほか、同じく賑わいをみせている中小型のバイオ株などへの資金の波及も意識されるところである。 なお、主力処は手掛けづらい需給状況が続くことになろうが、半導体SOX指数は上昇している。前日に新CPUとGPUを発表して急伸したAMDは利食いから3%を超える下落となった。一方で、サイプレスセミコンダクタが12%を超える上昇。経営戦略上の選択肢として身売りを検討しているとの報道が材料視されている。ファーウェイ問題で揺れる中ではあるが、半導体関連へは再編機運も高まりやすく、押し目狙いのタイミングを探るところであろう。 ■アスカネット、19年4月期業績予想を上方修正 アスカネット<2438>は19年4月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の61.11億円から62.95億円、営業利益を同8.06億円から8.68億円へと、それぞれ上方修正した。パーソナルパブリッシングサービス事業において、OEM供給が好調であったことに加え、プロフェショナル写真家向け売上やマイブックブランドのコンシューマー向け売上も堅調に推移した。 ■前場の注目材料 ・1ドル109円50-60銭 ・SOX指数は上昇(1305.57、+5.27) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・追加金融緩和への期待 ・消費増税の延期観測 ・株安局面での自社株買い ・センコーHD<9069>軽貨物運送を拡大、4年で8倍3000台 ・日触媒<4114>三洋化成<4471>と統合、紙おむつ素材、シェア拡大 ・DMG森精<6141>リードタイム40%減、自社5軸MC導入で成果 ・大日印<7912>印刷物、AIで校正・校閲、SaaS型サービス、13社と検証 ・トヨタ<7203>、急加速抑制強化 踏み間違い対策 後付け搭載12車種に ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:30 桜井日銀審議員あいさつ(静岡) <海外> ・10:30 豪・4月住宅建設許可件数(前月比予想:0.0%、3月:-15.5%) ・10:30 豪・1-3月期民間設備投資(前期比予想:+0.5%、10-12月期:+2.0%) 《SF》
関連銘柄 10件
2438 東証グロース
521
10/4 15:00
+3(%)
時価総額 9,099百万円
ウェディング向け写真集等のフォトブック事業、葬儀社向け遺影写真加工等のフューネラル事業が柱。遺影写真作成で国内トップ。空中ディスプレイ事業も手掛ける。葬儀業界向けDXサービスは既存契約先の活用が順調。 記:2024/06/09
4114 東証プライム
1,793
10/4 15:00
+17.5(%)
時価総額 279,708百万円
化学品メーカー。酸化エチレンやアクリル酸等の基礎化学品と、高吸水性樹脂や医薬中間体等の機能性化学品等を製造、販売する。アクリル酸と高吸水性樹脂で高シェア。今期3Q累計は海外市況や原料価格の下落が影響した。 記:2024/04/14
399
10/4 15:00
±0(%)
時価総額 8,559百万円
ソフトウェアテストサービス事業が主力。Web/モバイルアプリ開発サービス事業、オフショアサービス事業も。案件は大型化。エンタープライズ系領域の売上は順調。中期経営計画では27.3期売上高157億円目標。 記:2024/06/24
4471 東証プライム
4,225
10/4 15:00
+10(%)
時価総額 99,435百万円
機能化学品メーカー。高吸水性樹脂、界面活性剤等が主要製品。永久帯電防止剤、アルミ電解コンデンサ用電解液など高シェア製品多数。配当性向30%以上目処。中期経営計画では26.3期営業利益150億円目標。 記:2024/06/09
2,633
10/4 15:00
-7(%)
時価総額 96,894百万円
スポンジチタンのトップメーカー。兵庫県尼崎市に本社。低酸素球状チタン粉末や高純度チタン等の高機能材料事業も展開。神戸製鋼所等が主要取引先。配当性向25%~35%目安。球状チタン合金粉末等の拡販図る。 記:2024/09/02
5727 東証プライム
1,191
10/4 15:00
+3(%)
時価総額 84,884百万円
チタンメーカー。スポンジチタンやチタンインゴッド、高純度チタンの提供に加え、プラスチック等の製造用触媒等を手掛ける。ENEOSホールディングスの連結子会社。金属チタンは航空機向け等の堅調も材料高重し。 記:2024/05/21
6141 東証プライム
2,886.5
10/4 15:00
-34.5(%)
時価総額 363,566百万円
工作機械メーカー大手。5軸・複合加工機やターニングセンタ、マシニングセンタ、超音波加工機等を手掛ける。海外売上高比率が高い。機械1台当たりの受注単価は上昇。民間航空機や宇宙、メディカル向け等が需要好調。 記:2024/06/28
7203 東証プライム
2,586
10/4 15:00
-15.5(%)
時価総額 42,190,556百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7912 東証プライム
2,719.5
10/4 15:00
+46.5(%)
時価総額 1,507,911百万円
大手総合印刷企業。1876年創業。出版関連ビジネスのほか、情報セキュア関連製品、ディスプレイ関連製品、電子デバイス等も。リチウムイオン電池用バッテリーパウチ等で世界トップシェア。BPO事業の拡大等に注力。 記:2024/06/17
1,299
10/4 15:00
-1(%)
時価総額 204,034百万円
総合物流大手。流通ロジスティクス、住宅物流、ケミカル物流が得意領域。貨物の保管・輸送業務を軸に貿易事業も手掛ける。料金改定などで物流事業は堅調。商事・貿易事業は増収。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13