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日経平均は三角持合いの下辺トレンドラインを下抜け、SMBC日興証券(花田浩菜)

2019/5/30 11:49 FISCO
*11:49JST 日経平均は三角持合いの下辺トレンドラインを下抜け、SMBC日興証券(花田浩菜) こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。 5/30付の「DailyOutlook」では、日経平均について考察しているのでご紹介します。 まず同レポートでは、『三角持合いを形成していた日経平均は、昨日29日に下辺トレンドラインを下抜けた。通常、三角持合いは現行トレンドの一時休止期間にあたり、三角持合いが終われば再び同じトレンドに回帰することを示す。今回のトレンドは下方傾向であり、理論通りであれば下落が示唆される』と伝えています。 続けて、ただし、足元の日経平均は21,000円を割り込むと買いが入るなど、バリュエーションでみて押し目買いのタイミングと考える投資家も多いとみられることを挙げ、『現時点では下落しても18年3月安値(ザラ場ベース)20,347円処までとみている。米国が対中輸入製品500億ドル(のちの制裁関税第1弾340億ドル、第2弾160億ドル)相当に25%の追加関税を表明したのが、18年3月22日。翌23日の日経平均は1,000円弱の下落を余儀なくされたが、週明け26日に上述の安値を付けて上昇。振り返れば、18年3月安値水準が米中摩擦の開始を一旦織り込んだ水準と言えるだろう』と分析しています。 さらに、『連日のように米中摩擦のニュースフローによって日本株の動向が左右される様相となっている。一方で、一段の景気減速などファンダメンタルズに大きな変化がなければ、日本株の下値は限定的と言えるだろう』とまとめています。 最後にレポートでは、『日経平均の推移』を紹介しています。詳しくは5/30付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。 また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。 花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。 フィスコリサーチレポーター花田浩菜 《ST》