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大幸薬品、チェンジ、パンパシHDなど

2020/8/13 16:29 FISCO
<4574> 大幸薬品 2581 +222急騰。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は27.6億円で前年同期1.8億円から急拡大している。また、決算期変更で9カ月の変則決算となる20年12月期見通しは、従来予想の37億円から55億円にまで上方修正している。消費者の衛生管理意識の高まりを背景に、感染管理事業の売上が大幅に増加しているもよう。業績上振れ期待は高かったものの、業績拡大ペースは想定以上と受けとめられている。 <3962> チェンジ 10400 +1500ストップ高。前日に第3四半期決算を発表。累計営業益は32.9億円で前年同期比4.1倍に急拡大。つれて、20年9月期通期見通しを従来の26.2億円から34.0億円に上方修正した。「ふるさとチョイス」の取扱寄付額が想定を上回って推移したほか、NEW-ITトランスフォーメーション事業において、商材の最適化などビジネス展開への転換がスピーディに進んだことが上振れの背景。8、9月見通しは保守的とも。 <6407> CKD 1908 -130急落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は12.8億円で前年同期比4.5倍と急拡大し、従来予想の9.6億円を上回る着地になった。一方、業績見通しを公表しており、上半期は15.3億円で同35.3%増益、通期では32.1億円で前期比38.6%減益の見通しとしている。年間配当金も12円を計画で、前期比6円の減配となる。通期の市場予想は70億円強と増益見通しであり、大幅に下回る状況となっている。 <7532> パンパシHD 2510 +188急伸。前日に20年6月期の決算を発表、営業利益は前期比20%増益の760億円となり、会社計画の710億円、先の観測報道720億円強も大きく上回っている。計画外の在庫評価損45億円もあり、実質的に上振れ幅はより大きくなっている。21年6月期は770億円で前期比1%増益を計画、市場予想はやや下回るが32期連続での増収増益見通しを打ち出したことで安心感が先行する形に。 <1911> 住友林 1579 +215急騰。前日に第1四半期決算を発表、経常利益は103億円で前年同期比2.1倍の水準となった。市場予想は収支均衡レベルであったとみられ、大幅な上振れ着地となっている。また、20年12月期通期見通しは従来の150億円から240億円にまで大幅上方修正、こちらも市場予想の200億円レベルを上回っている。国内・米国ともに、住宅受注、販売戸数計画を引き上げている。 <3677> システム情報 1299 -102急落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は11.2億円で前年同期比8.2%増益、通期計画14.8億円、前期比8.6%増に沿った進捗となっている。未定としていた配当計画も発表、今期年間配当金は15円で前期比1円の増配ともしている。ただ、上半期は8.3億円で前年同期比13.7%増と2ケタ増益であったため、4-6月期は減益に転じる形になっている。決算期待は高かったため、失望売りが優勢の展開に。 <5411> JFE 796 -31大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、税前損益は504億円の赤字、粗鋼生産の大幅な落ち込みを受けて業績も大きく落ち込んだ。また、通期見通しも公表、税前損益は1150億円の赤字を想定、市場予想は700億円程度の赤字であったとみられる。第2四半期は一段と悪化する見通しになっているようだ。厳しい決算は想定されていたものの、フリーキャッシュフロー悪化なども加わり、あらためて先行きへの警戒が増す形に。 <3853> アステリア 621 +100ストップ高。前日に第1四半期決算を発表している。営業損益は1.6億円の黒字となり、前年同期0.7億円の赤字から黒字転換を果たしている。海外における新型コロナ感染拡大のマイナス影響はあったようだが、主力製品である「ASTERIA Warp」の販売が大幅に伸張したほか、「Handbook」の販売も堅調に推移したようだ。上半期は赤字決算との見方もあったため、ポジティブなインパクトが先行している。 <2120> LIFULL 509 +52急騰。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は36.9億円で前年同期比9.0%増益となった。上半期実績の同42.1%増から増益率は鈍化する形になっているが、通期予想の9.8億円、前期比76.7%減の水準は依然として大きく上回っている。会社側の通期見通しは極めて保守的との見方があらためて強まる状況にもなっているようだ。 <2181> パーソルHD 1739 +105急伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は91億円で前年同期比9.4%減益にとどまり、従来予想レンジの15-30億円を大きく上回り、市場予想の35億円程度も超過する形に。新型コロナの影響は想定以上に軽微との安心感が強まっているようだ。通期計画も公表、営業利益は180-220億円のレンジで前期比半減程度を想定しているが、6-7月受注の回復状況からみて、保守的な印象は強いと判断されているもよう。 《US》
関連銘柄 10件
1911 東証プライム
5,348
11/21 15:30
-78(%)
時価総額 1,102,046百万円
米国の戸建分譲住宅事業などの建築・不動産事業、戸建注文住宅やリフォーム等の住宅事業が柱。1691年創業。木材建材事業、資源環境事業等も展開。戸建注文住宅事業ではZEH仕様住宅の受注拡大、施工効率化を図る。 記:2024/10/07
2120 東証プライム
178
11/21 15:30
+14(%)
時価総額 23,895百万円
国内最大級の不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」を運営。老人ホーム・介護施設の検索サイトの運営、海外事業等も手掛ける。HOME'S関連事業ではクライアントネットワークの拡大・強化を図る。 記:2024/08/02
233.5
11/21 15:30
+0.8(%)
時価総額 544,522百万円
人材サービス大手。テンプスタッフ、ピープルスタッフが経営統合。人材派遣を軸に、人材紹介やBPO、製造・開発受託請負事業等も。配当性向は約50%目安。DX需要旺盛でIT・DXソリューション部門は堅調。 記:2024/06/25
3677 東証プライム
926
2/6 15:00
±0(%)
時価総額 21,920百万円
ソフトウェアの受託開発が主力。品質・開発管理に強み。昨年9月にMBO実施とTOB開始(TOB価格930円)を発表。非上場化で人材・組織基盤の強化などを遂行へ。TOB成立し、同社株は2月7日付で上場廃止に。 記:2024/01/14
3853 東証プライム
499
11/21 15:30
-4(%)
時価総額 8,728百万円
データ連携ツール「ASTERIA Warp」、モバイルアプリ作成ツール「Platio」などの提供を行う。Warpは1万社超の導入実績。Platioは受注社数が順調に拡大。サブスク売上高比率は上昇。 記:2024/07/01
1,364
11/21 15:30
+24(%)
時価総額 100,734百万円
企業や自治体のDX化支援ビジネスなどを手掛ける。IT人材の育成、ふるさとチョイスの運営等も行う。イー・ガーディアンなどを傘下に収める。LoGoチャット、LoGoフォームは有償自治体数が順調に増加。 記:2024/10/24
4574 東証プライム
363
11/21 15:30
+3(%)
時価総額 18,381百万円
正露丸、セイロガン糖衣Aなど一般用医薬品の製造・販売を行う医薬品事業が主力。「クレベリン」シリーズ等の感染管理事業も展開。1946年設立。医薬品事業は京都工場の医薬品ライン立ち上げなど増産施策に取り組む。 記:2024/09/01
5411 東証プライム
1,749.5
11/21 15:30
+2(%)
時価総額 1,118,697百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により発足。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。価格転嫁進める。高付加価値製品比率高まる。構造改革と海外拡大も進める。 記:2024/06/25
6407 東証プライム
2,515
11/21 15:30
-49(%)
時価総額 170,791百万円
空気圧機器、駆動機器、自動機械装置等を手掛ける機械メーカー。愛知県小牧市に本社。空気圧機器で国内シェアトップクラス。流体制御技術などが強み。配当性向40%目安。グローバル化の加速で海外市場の拡大図る。 記:2024/10/04
3,654
11/21 15:30
-79(%)
時価総額 2,320,604百万円
国内最大級の総合ディスカウントストアを展開するドン・キホーテ、総合スーパー「アピタ」等を展開するユニーなどを傘下に収める持株会社。グループ総店舗数は国内外で740店舗超。PB商品の商品数拡大を図る。 記:2024/08/22