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ソフトバンクG、楽天、荏原製など

2020/8/12 16:48 FISCO
<9984> ソフトバンクG 6192 -169大幅続落。前日に第1四半期決算を発表、税引前利益は8330億円で前年同期比50.9%減となったが、純利益は1兆2557億円で同11.9%増だった。アリババ株のデリバティブ決済益一巡で税引前利益は大幅減益だが、純利益はスプリントの支配喪失益計上などで増益に。注目される投資ファンド事業が1296億円を確保しており、決算に対する悪影響は限定的。ただ、米主要ハイテク株の軟化などが本日は逆風になった。 <4755> 楽天 983 -83急反落。前日に上半期決算を発表、最終損益は275億円の赤字となり、前年同期実績1002億円の黒字から大幅に悪化、9年ぶりの赤字転落となった。4月サービス開始の携帯電話事業の赤字が響いた。物流施設への投資負担なども重しに。投資負担による収益の悪化は想定線であるが、モバイル事業の赤字幅は想定以上とみられ、コロナ禍におけるEC事業拡大への期待が高まっていたことからも、ネガティブな反応が先行している。 <6361> 荏原製 2912 +298急騰。前日に上半期決算を発表、営業利益は137億円で前年同期比5.3%増、第1四半期の同22.8%減に対して、4-6月期は同71.8%増と急回復し、市場予想を上回る水準になった。風水力事業における収益性改善が寄与した。いったん取り下げた通期見通しを公表、営業利益は300億円で前期比15.0%減とし、取り消し前の水準306億円に近い水準に。コロナ禍において想定以上に底堅い業績推移との動きが先行。 <7161> じもとHD 111 +15急伸。前日に第1四半期決算を発表、純利益は7.92億円で前年同期比54.2%の大幅増益となった。据え置きの通期計画17億円、前期比1.9%減に対する進捗率は46.6%に達し、上半期計画の6億円は大きく超過する形になった。貸出金利息や有価証券利息配当金の増加など資金運用収益が増加したことが好決算の要因。与信コスト増加の可能性などから業績予想は据え置いたものの、大幅な上振れが想定される状況に。 <5563> 新日本電工 189 +33急騰。前日に上半期決算を発表、営業利益は39.5億円で前年同期4.1億円の赤字から黒字に転換、前四半期比でも2ケタの増益になっている。また、いったん取り下げていた通期予想を公表、営業利益は50億円(前期は55.7億円の赤字)とし、取り消し前の水準30億円を上回っている。同様に未定としていた期末配当金は3円とし、復配の予想にもなっている。想定以上の収益拡大にポジティブなインパクトが先行。 <6728> アルバック 3890 +570急騰。前日に20年6月期の決算を発表、営業利益は160億円で前期比33.0%減益となり、5月14日に150億円から120億円に下方修正しているが、修正前の水準も上回る着地になっている。売上減少を想定より抑えられたほか、固定費の削減も進めたようだ。21年6月期は150億円で同6.0%減益の見通し。実績値が上振れした分、市場予想を20億円程度上回る水準になっている。 <9069> センコーHD 880 +71大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は42.3億円で前年同期比15.3%減益となった。一方、未定としていた業績見通しを公表、上半期は92億円で同11.1%減、通期では202億円で前期比2.2%減益と見込む。年間配当金も前期同様に26円とした。通期予想は市場予想を20億円程度上回り、ストレートにポジティブな評価に。同社はアパレル関連の物流に強みとされ、衣料品販売低迷の影響も懸念された。 <4541> 日医工 1224 -60大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、コア営業利益は7.3億円で前年同期比61.2%の大幅減益となっている。据え置きの通期予想は75億円で前期比6.5%減益であり、想定以上の低調な滑り出しと捉えられている。2度の薬価改定による薬価引き下げ、新型コロナ感染拡大の影響などが響いた。Sagentグループに関しても、新型コロナウイルス関連製品の売上伸長はあったが、引き続き赤字が残る形になっている。 <6175> ネットマーケ 542 -54大幅反落。前日に20年6月期の決算を発表、営業利益は7.3億円で前期比73.3%の大幅増益となり、6月8日に公表した水準を上回る着地になっている。一方、21年6月期は5-8億円のレンジ予想としている。「Omiai」のテレビCMの詳細が確定できず、投資効果なども予測できないことが背景。中心値は前期比2ケタの減益となっているため、収益急拡大局面は一服との見方が優勢になっている。 <3981> ビーグリー 2024 -266急落。マザーズ上場で漫画アプリを運営するAmazia<4424>がストップ安と急落しており、電子コミック配信「まんが王国」を運営している同社も連れ安する形になった。AMAZIAは前日に第3四半期の決算を発表、好決算だったものの材料出尽くし感が強まる状況に。同社は明後日に上半期決算発表を予定、好決算期待で足元の株価は一段高となっており、同様に決算が出尽くし材料につながるとの懸念が台頭した。 《US》
関連銘柄 11件
3981 東証スタンダード
1,394
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-7(%)
時価総額 8,653百万円
コミック配信サービス「まんが王国」が主力。会員数は800万人超。単行本換算で累計DL数は21億冊。小説投稿サービス「ノベルバ」等も展開。日本テレビと資本業務提携。新規許諾、先行配信タイトルの獲得を推進。 記:2024/05/08
4424 東証グロース
344
11/1 15:00
-1(%)
時価総額 2,324百万円
国内最大級のマンガアプリ「マンガBANG!」を運営。女性向けマンガアプリ「マンガトート」、オリジナルマンガレーベル「マンガBANGコミックス」等も。オリジナル作品の制作強化、新規事業の創出等に注力。 記:2024/08/06
4541 東証プライム
35
3/28 15:00
±0(%)
時価総額 24,670百万円
ジェネリック医薬品大手。自社開発のジェネリック医薬品や先行医薬品を医療機関向けに供給。製造・品質管理体制の改善図る。日医工グループは損益改善。販売数量増や在庫適正化策等が寄与。23.3期3Qは増収。 記:2023/03/03
4755 東証プライム
903.6
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-19.1(%)
時価総額 1,862,329百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
5563 東証プライム
290
11/1 15:00
-4(%)
時価総額 42,610百万円
フェロマンガンの製造・販売を行う合金鉄事業が主力。1925年創業。日本製鉄系列。酸化ジルコニウム等の機能材料事業、焼却灰資源化事業等も。リチウムイオン電池正極材は順調。27.12期売上高950億円目標。 記:2024/06/18
6175 東証スタンダード
897
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-1(%)
時価総額 13,517百万円
日本最大級の恋愛マッチングアプリ「Omiai」を運営。アフィリエイト広告主体の広告事業も手掛け、広告主はエステ・人材・金融などが有力。1Qは利益足踏み。米ベインキャピタルがTOB、実現なら上場廃止へ。 記:2022/11/30
6361 東証プライム
2,274.5
11/1 15:00
-76(%)
時価総額 1,050,612百万円
1912年創業のポンプメーカー。標準ポンプや冷却塔、排水機場用ポンプで国内トップシェア。精密・電子、建築・産業、エネルギー分野の売上比率が高い。配当性向35%以上目標。成長分野中心に積極的な投資を行う。 記:2024/08/27
6728 東証プライム
7,038
11/1 15:00
-302(%)
時価総額 347,368百万円
真空機器メーカー。スパッタリング装置、CVD装置、エッチング装置等が主要製品。FPD用スパッタリング製造装置で世界トップシェア。表面分析装置等も。配当性向35%以上目途。26.6期売上高3000億円目標。 記:2024/10/10
7161 東証スタンダード
285
11/1 15:00
+1(%)
時価総額 50,977百万円
きらやか銀行、仙台銀行の経営統合で誕生した持株会社。リース業務やクレジットカード業務、M&A・事業承継等も行う。SBIHDと資本業務提携。有価証券ポートフォリオを見直し。地元企業の再生支援等に取り組む。 記:2024/07/04
1,400
11/1 15:00
-37(%)
時価総額 219,898百万円
総合物流のセンコーを中核とする持株会社。貨物自動車運送事業等の物流事業が主力。石油販売等の商事・貿易事業、総合卸売及び小売店事業等も手掛ける。既存事業領域の拡大、ライフサポート事業の成長などに注力。 記:2024/10/09
9984 東証プライム
8,964
11/1 15:00
-534(%)
時価総額 15,444,560百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17