マーケット
11/1 15:15
38,053.67
-1,027.58
41,763.46
-378.08
暗号資産
FISCO BTC Index
11/2 3:29:02
10,641,640
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米テスラの反応次第でバリュー株へのシフトに変化も【クロージング】

2020/8/12 16:39 FISCO
*16:39JST 米テスラの反応次第でバリュー株へのシフトに変化も【クロージング】 12日の日経平均は続伸。93.72円高の22843.96円(出来高概算14億9000万株)で取引を終えた。米国市場はハイテク株への利益確定の流れが続いており、シカゴ先物清算値が大阪比で小安かったこともあり、朝方は利食い優勢の展開。しかし、米テスラの時間外の上昇等が材料視される中、底堅さが意識された。日経平均は前場半ばには下げに転じる場面もみられたが、その後は強含みの展開から前引け間際には22874.37円まで上げ幅を広げている。後場は80円程度の狭い値幅での推移となったが、本日の高値水準で取引を終えている。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1600を超えており、全体の7割を超えている。セクターでは鉄鋼、石油石炭、電力ガス、ゴム製品、機械、銀行、化学、陸運が堅調。一方で、非鉄金属が小幅ではあるが唯一下げている。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、ファナック<6954>、オリンパス<7733>が堅調。一方で、ソフトバンクG<9984>、エーザイ<4523>、TDK<6762>、エムスリー<2413>が冴えない。 日経平均の上昇率が0.41%に対してTOPIXの上昇率は1.23%となるなど、グロース株からバリュー株へのシフトが一段と強まってきている。NT倍率も大きく低下してきており、更なる低下を意識しておいた方が良さそうな流れである。ファーストリテのインパクトから日経平均の底堅さが意識されるが、ソフトバンクG、東エレク<8035>などの弱い値動きを見る限りにおいては、バリュー株へのシフトを意識させよう。 グローベックスのNYダウ先物は200ドルを超える上昇で推移しているほか、ナスダック100先物も強い値動きをみせている。テスラの上昇のインパクトからナスダックも反発も意識されやすく、グロース株への見直しに向かわせるかを見極めたいところであろう。ハイテク株を見直す流れが強まるようであれば、バリュー株へのシフトがいったん一巡とみられそうだが、テスラ効果も限られるようだと、バリュー株へのシフトをより強めさせる格好になりそうである。 《CN》
関連銘柄 9件
2413 東証プライム
1,551
11/1 15:00
-34.5(%)
時価総額 1,053,238百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4523 東証プライム
5,075
11/1 15:00
-103(%)
時価総額 1,505,078百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
6762 東証プライム
1,848
11/1 15:00
+5.5(%)
時価総額 3,592,253百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
4,044
11/1 15:00
-73(%)
時価総額 4,025,474百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7733 東証プライム
2,664.5
11/1 15:00
-46(%)
時価総額 3,426,259百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
8035 東証プライム
22,485
11/1 15:00
-915(%)
時価総額 10,604,668百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,760
11/1 15:00
-18(%)
時価総額 10,967,897百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
48,140
11/1 15:00
-1,380(%)
時価総額 15,319,159百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,964
11/1 15:00
-534(%)
時価総額 15,444,560百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17