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日経平均は7日続伸、「業績底打ち」期待は実態伴うか?

2019/10/29 12:30 FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)] 日経平均;22975.13;+107.86TOPIX;1662.91;+14.48 [後場の投資戦略]  米中協議の進展期待や良好な企業業績を背景に米国で株高と長期金利の低下、為替の円安進行が進み、これを追い風に日経平均はおよそ1年ぶりに23000円台を回復する場面があった。日本でも今週から企業決算の発表が本格化。輸出企業を中心に減益決算や業績下方修正は相次いでいるが、ファナックやキヤノンが朝安後に下げ渋ったことは安心感につながっているようだ。企業業績の底打ち期待、決算発表後のあく抜け期待はなお強いことが窺える。本日からの連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げが見込まれる米国を中心とした世界的な金融緩和の流れも景気の下支えとして期待されている。  ただ、設備投資関連として注目されるファナックの決算に対する市場評価を見ると、中国を中心に厳しい事業環境が続いており、業績底打ちとみる向きは少ない。キヤノンは既存事業の減速が続き、株価急反発した日東電すら先行きについて慎重な見方が多い。米中協議の進展期待や金融緩和の流れが足元の株価を支えているものの、決算を受け実態を慎重に見極める必要はありそうだ。なお、本日は富士通<6702>、HOYA<7741>、NTTドコモ<9437>などが決算発表を予定している。(小林大純) 《HI》
関連銘柄 3件
6702 東証プライム
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国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
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9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
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時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03