マーケット
10/4 15:15
38,635.62
+83.56
42,011.59
-184.93
暗号資産
FISCO BTC Index
10/6 15:28:24
9,228,128
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

原油価格の現状と見通し、SMBC日興証券動画レポート(花田浩菜)

2017/7/31 16:14 FISCO
*16:14JST 原油価格の現状と見通し、SMBC日興証券動画レポート(花田浩菜) こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になる動画レポート」です。 今回は、国内外の投資環境や日本株・為替の見通しについて、わかりやすく解説する動画「Marketアウトルック」に、新たに追加されたコンテンツをご紹介したいと思います。 7月27日に配信されたコンテンツは「原油価格の現状と見通し」というタイトルで、SMBC日興証券 投資情報部の上西晃さんが解説されています。 動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=BxHjhVFROls 本動画では、原油需給を中心に原油価格の見通しについて言及しています。動画ではまず、足元の原油相場の値動きを振り返って、6月に入ってから今年2月につけた高値より20%以上下落していることから弱気相場に入っていると指摘しています。上西さんは世界的な供給過剰に対する懸念が弱気相場の背景にあるとし、リビアやナイジェリアの生産回復なども寄与していると伝えています。 こうした弱気相場にある一方で、WTI原油先物価格が40ドル/バレルを割り込む可能性は低いと指摘しています。損益分岐点が40ドル~45ドルにあることや生産性が低下していることから生産が絞られるのではないかと分析されています。さらに、投機筋の売りが一巡し、売りポジションを手仕舞う可能性が高いことも要因になると見ています。 また、歴史的に40~60ドルのレンジで推移してきていることや、1980年代半ばに新たな石油資源の出現したことで価格が低迷し長期停滞期に入ったことにも言及しています。OPECが市場支配力を失うことが価格低迷の原因だったことから、今回も同様にシェールオイルの登場や米国の生産能力の増大によってOPECが市場支配力を失うのではないかと考察されています。 最後に、上西さんは、夏場には季節的な需要の拡大から50ドルを上回る局面もあるとする一方で、秋口以降は40ドル後半を中心に横ばいで推移するのではないかとまとめています。 詳しい内容は、動画「Marketアウトルック」をご覧いただければと思います。この動画はSMBC日興証券のウェブサイトはもちろん、youtubeでも見ることができますので、ぜひチェックしてみてください。 また、面白い動画を発見したらご紹介しますね。 花田浩菜の「気になる動画レポート」は公開された各種動画を花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。動画の発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人の動画を御確認くださいませ。 フィスコリサーチレポーター花田浩菜 《FA》