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22日の中国本土市場概況:上海総合0.5%安で3日ぶり反落、素材株に売り

2023/2/22 16:56 FISCO
*16:56JST 22日の中国本土市場概況:上海総合0.5%安で3日ぶり反落、素材株に売り 下記の通り修正します。 (誤) (正) 22日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比15.38ポイント(0.47%)安の3291.15ポイントと3日ぶりに反落した。 売り圧力が意識される流れ。上海総合指数は前日までの上昇で、昨年7月以来、約7カ月ぶりの高値水準を回復している。「インフレ高止まりで欧米が利上げを継続する」との見方が広がる中、世界経済が冷やされるとの懸念も重しだ。もっとも、中国経済対策の期待感は根強く、下値を叩くような売りはみられていない。中国では来週末の3月5日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕する予定だ。景気のテコ入れに向けて、各種方針が打ち出されると見込まれている。(亜州リサーチ編集部) 業種別では、素材の下げが目立つ。ポリウレタンの万華化学集団(600309/SH)が3.4%安、非鉄の中国アルミ(601600/SH)が1.6%安、鉄鋼の古包鋼鋼聯(600010/SH)が1.4%安、建材の安徽海螺セメント(600585/SH)が1.3%安、レアアースの中国北方稀土(600111/SH)が1.2%安で引けた。 消費関連株も総じてさえない。ホテルの上海錦江国際酒店発展(600754/SH)が2.5%安、自動車の安徽江淮汽車集団(600418/SH)が2.2%安、酒造の貴州茅台酒(600519/SH)が1.7%安、免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)が1.5%安、化粧品の上海家化聯合(600315/SH)と乳製品の内蒙古伊利実業集団(600887/SH)がそろって1.4%安と値を下げた。 通信株も安い。中国電信(601728/SH)が7.6%、中国聯通(600050/SH)が2.9%、中国移動(600941/SH)が2.3%ずつ下落している。金融株、ハイテク株、不動産株、公益株、エネルギー株、半導体なども売られた。 半面、軍事関連株は物色される。衛星開発・運用の中国衛星(600118/CH)がストップ(10.0%)高、軍用電子機器の中国海防(600764/SH)が4.4%高、衛生・ロケット用システムの航天時代電子(600879/SH)が2.5%高、航空製品の中国航発航空科技(600391/SH)が0.8%高で取引を終えた。 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.37ポイント(0.12%)安の298.94ポイント、深センB株指数が1.06ポイント(0.09%)高の1235.96ポイントで終了した。 亜州リサーチ(株) 《CS》