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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、新規雇用の伸び鈍化が圧迫材料

2023/2/22 9:45 FISCO
*09:45JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、新規雇用の伸び鈍化が圧迫材料 【ブラジル】休場 【ロシア】MICEX指数 2212.42 +1.32% 21日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比28.85ポイント高(+1.32%)の2212.42で取引を終了した。2184.51から2227.82まで上昇した。 買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。景気対策への期待が高まっていることが指数をサポート。プーチン大統領は21日、ロシア経済が新たな成長モデルに転換する必要があると発言した。大統領の発言を受け、ニューモデルとなるセクターへの支援策が打ち出されるとの期待が高まった。また、通貨ルーブル高の進行もロシア株の支援材料。一方、海外株の下落などが指数の足かせとなった。 【インド】SENSEX指数 60672.72 -0.03% 21日のインドSENSEX指数は続落。前日比18.82ポイント安(-0.03%)の60672.72、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同17.90ポイント安(-0.10%)の17826.70で取引を終えた。 買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。新規雇用の伸び鈍化が圧迫材料。報告によると、直近3カ月の新規雇用者数はそろって100万人割り込んでいたという。昨年12月の新規雇用者数は前月比で14.5%減少したとも報告された。また、欧州市場が軟調な値動きを示していたことも終盤の売り圧力を強めた。 【中国本土】上海総合指数 3306.52 +0.49% 21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.19ポイント高(+0.49%)の3306.52ポイントと続伸した。昨年7月以来、約7カ月ぶりの高値水準を回復している。 中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)が資金供給を継続していることに加え、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開幕(3月5日)が視野に入ってきたことも意識された。景気テコ入れに向け、各種方針が打ち出されると見込まれている。ただ、上値は限定的。米金融引き締めの長期化や、米中関係の悪化などが不安材料としてくすぶっている。 《CS》