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8日の香港市場概況:ハンセン0.4%高で続伸、インフラ建設関連に買い

2022/7/8 18:00 FISCO
*18:00JST 8日の香港市場概況:ハンセン0.4%高で続伸、インフラ建設関連に買い 8日の香港市場は、主要69銘柄で構成されるハンセン指数が前日比82.20ポイント(0.38%)高の21725.78ポイントと続伸し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が12.72ポイント(0.17%)高の7551.70ポイントと7日ぶりに反発した。売買代金は1058億5440万香港ドルと低水準が続いている(7日は1120億5830万香港ドル)。 中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。一部外電は7日、「景気対策の一環として、中国政府は専項債(公益事業向け資金調達を行う特別地方債)の前倒し発行を計画しているもよう」などと消息筋情報として伝えた。ただ、上値は重い。中国の新型コロナウイルス感染再拡大が警戒された。感染者が増加した地域では、行動抑制が強化されている。(亜州リサーチ編集部) ハンセン指数の構成銘柄では、医薬品メーカーの石薬集団(1093/HK)が5.9%高、中国Eコマース最大手の阿里巴巴集団HD(9988/HK)が3.7%高、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が3.3%高と上げが目立った。 セクター別では、ゼネコンや建機、建材などインフラ建設関連が高い。中国建築国際集団(3311/HK)が3.5%、中国中鉄(390/HK)が2.7%、中聯重科(1157/HK)が3.8%、中国龍工HD(3339/HK)が1.1%、華潤水泥HD(1313/HK)が3.4%、中国建材(3323/HK)が2.6%ずつ上昇した。 中国不動産セクターもしっかり。広州富力地産(2777/HK)が4.5%高、中国金茂(817/HK)が3.4%高、華潤置地(1109/HK)が2.7%高、中国海外発展(688/HK)が2.0%高で取引を終えた。 海運・空運セクターも物色される。東方海外(316/HK)が2.4%高、太平洋航運集団(2343/HK)が1.7%高、中遠海運HD(1919/HK)が1.4%高、中国南方航空(1055/HK)が3.1%高、中国東方航空(670/HK)が3.0%高、中国国際航空(753/HK)が2.9%高で引けた。 半面、中国自動車セクターはさえない。長城汽車(2333/HK)が2.8%、五菱汽車集団HD(305/HK)が1.6%、比亜迪(1211/HK)が1.3%、理想汽車(2015/HK)が1.2%ずつ下落した。 一方、本土市場は反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.25%安の3356.08ポイントで取引を終了した。自動車株が安い。電力設備・発電株、半導体株、非鉄・鉄鋼株、証券株、軍事関連株、エネルギー株の一角なども売られた。半面、ゼネコン株は高い。銀行・保険株、不動産株、医薬品株、運輸株、食品飲料株も買われた。 亜州リサーチ(株) 《FA》