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概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は3日ぶりに反発、内需関連の上昇が指数をサポートした

2019/8/2 9:21 FISCO
*09:21JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は3日ぶりに反発、内需関連の上昇が指数をサポートした 【ブラジル】ボベスパ指数 101812.1 -1.09% 1日のブラジル市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比313.80ポイント高(+0.31%)の102125.94で取引を終えた。101818.9から104055.7まで上昇した。 終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。内需関連の上昇が指数をサポートした。業績の改善期待などが支援材料となったもようだ。一方、指数の上値は重い。米中貿易摩擦の再燃懸念が高まっていることが指数の上値を押さえた。トランプ米大統領は1日午後、「9月1日より中国からの輸入品3000億ドル相当への10%の関税を課す計画だ」と発表した。 【ロシア】MICEX指数 2729.42 -0.37% 1日のロシア株式市場は6日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比10.08ポイント安(-0.37%)の2729.42で取引を終了した。2737.91から2722.48まで下落した。 売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏で推移した。ブレント原油価格の下落を受け、資源の一角に売りが広がった。また、連日の上昇で足元では高値警戒感も強い。外部環境では、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表が嫌気された。米パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は「米利下げは予防的措置で、金融緩和サイクルの開始ではない」と発言した。 【インド】SENSEX指数 37018.32 -1.23% 1日のインドSENSEX指数は反落。前日比462.80ポイント安(-1.23%)の37018.32、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同138.00ポイント安(-1.24%)の10980.00で取引を終えた。 終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。弱い経済指標が嫌気された。6月主要8産業の生産高増加率(前年比)は0.2%にとどまり、5月の4.3%を大幅に下回ったほか、50カ月ぶりの低水準を記録した。また、4-6月期の歳入額について、2019年度全年度目標の14%にとどまったとも報告された。 【中国本土】上海総合指数 2908.77 -0.81% 1日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比23.74ポイント安(-0.81%)の2908.77ポイントと続落した。 米中貿易問題の不透明感が嫌気される。閣僚級の通商協議は、7月31日に2日間の協議を終えたものの、実質的な交渉時間は5時間にも満たなかった。次回は9月に米国で開く予定となっているが、双方の溝は深く、交渉合意の道筋は見えていない。また、国内景気の先行き不安がくすぶるなかで、当局が目新しい景気テコ入れ策を打ち出さないことも投資家を失望されている。 《CS》