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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は値下がり、米中通商協議の不透明感が重し

2019/8/1 9:50 FISCO
*09:50JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は値下がり、米中通商協議の不透明感が重し 【ブラジル】ボベスパ指数 101812.1 -1.09% 31日のブラジル市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1120.7ポイント安(-1.09%)の101812.1で取引を終えた。103128.7から100950.4まで下落した。 買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果では、市場予想通り利下げが実施された。ただ、パウエルFRB議長は、今回の利下げは下方リスクに対応したもので、長期にわたる利下げの開始ではないとの認識を示した。また、原油価格の下落や国内の景気低迷なども圧迫材料となった。 【ロシア】MICEX指数 2739.50 +0.18% 31日のロシア株式市場は5日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比4.82ポイント高(+0.18%)の2739.50で取引を終了した。2723.54から2750.06まで上昇した。 売りが先行した後は買い戻され、引けまでプラス圏で推移した。成長加速観測が引き続き指数をサポート。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、慎重ムードが強い。 【インド】SENSEX指数 37481.12 +0.22% 31日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比83.88ポイント高(+0.22%)の37481.12、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同32.60ポイント高(+0.29%)の11118.00で取引を終えた。 売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジで推移した。最近の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発になった。また、外資の流入拡大なども支援材料。報告によると、2018年度の直接海外投資(FDI)は643億7000万米ドル(約6兆9520億円)に上り、過去最大を記録したという。 【中国本土】上海総合指数 2932.51 -0.67% 31日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比19.83ポイント安(-0.67%)の2932.51ポイントと反落した。 米中通商協議の不透明感が重し。31日が本番となる閣僚級協議を前に、トランプ米大統領は自身のツイッターに中国批判を相次ぎ投稿した。市場では、「協議は難航する」との不安が強まっている。朝方公表された今年7月の製造業PMI(国家統計局などが集計・発表)は49.7という結果。前月実績(49.4)と市場予想(49.6)は上回ったものの、節目の50を3カ月連続で下回るなど、国内景気の先行き不安が依然としてくすぶっている。 《CS》